ブレイカーズ4 投稿者: ももも
<前回のあらすじ>
     ついに高槻の手によって、赤い月が復活しようとしていた!
     ああ〜〜〜っ!めんどいっ!!下を読んでね。
晴香「ちゃんとやれっ!!!」
     ごすっ。


第4話『大ピンチ! ついに復活 赤い月』


    ドクン・・・ ドクン・・・

    赤い月が脈打っている・・・

郁美  「あれが・・・赤い月・・・」
少年  「そう・・・この教団で神とされるモノだよ」
晴香  「意外と小さいわね」
    確かに、赤い月は直径が170cmぐらいしかない
良佑  「いや、これから大きくなるんだ。そのための三万人の信者だからな」
郁美  「えっ?」

    キュン!

    赤い月の姿が消える.

友里  「しまった!逃がしたわ!」
少年  「まずい!追いかけないと!」
郁美  「そうね!」
晴香  「久しぶりに、武器が使えるわ・・・ふっふっふ・・・」
友里  「そうね・・・ふっふっふ・・・」
良佑  「こいつらなんとかしてくれ・・・」


信者A 「何だお前は!?」
信者B 「おい!これ、レッドム−ン様じゃ・・・?」<赤い月の事ね
赤い月 「汝ラノ血ヲ我ニ捧ゲヨ・・・」
信者A 「?」
赤い月 「捧ゲヨ・・・!」

    ブシャ

信者A 「なっ!?」
    信者Bの体から血が噴き出している
赤い月 「血ヨ知トナリテ我ノ元ヘ・・・」
    赤い月に、信者Bの血が吸い取られる・・・

    ドクン!

    赤い月が少し大きくなる・・・

信者A 「あ・・・お・・・お前は・・・何なんだ・・・?」
赤い月 「血ヲ捧ゲヨ」
信者A 「嫌だ・・・死にたくな・・・」

    ブシャ!

    信者Aの体が裂ける
赤い月 「血ヨ力トナリ我ノ元ヘ・・・」

    ドクン!

    信者Aの血を吸い、さらに大きくなる・・・

    ガタッ!
信者C 「ん・・・え・・・あっ!なんだお前はっ!?」
赤い月 「マダイタカ・・・」
    赤い月は、信者Cに近づいていく。
信者C 「く・・・来るな・・来るな!」
赤い月 「オ前ノ血ヲモラウゾ・・・」
信者C 「ウアーーーーーーッ!!!!!!!!」


郁美  「酷い有様ね・・・」
少年  「全員・・・血を抜かれてる・・・」
晴香  「まあ、迷わないからいいじゃないの」

    ウアーーーーーーッ!!!!!!!!・・・・・・

友里  「今の声!」
少年  「けっこう近い」
郁美  「どっちから!?」
良佑  「あっちだ!」

    ダダダダ・・・!


少年  「遅かったみたいだね・・・」
晴香  「ここは一本道よ。一体どうやって・・・」
良佑  「多分赤い月は、空間を渡れるんだろう」
晴香  「空間を渡る?」
友里  「まあ、簡単に言えば瞬間移動ね」
晴香  「そんな力を持っているとなると・・・かなり不利ね・・・」
少年  「しかし赤い月はどこへ行ったんだ?」
郁美  「赤い月が復活するには信者が三万人必要なのよね・・・」
少年  「そうだけど?」
郁美  「じゃあ、この教団で、今、一番人が集まっているのはどこ?」
少年  「そうか!・・・今の時間なら・・・」
良佑  「礼拝堂だ!」


    礼拝堂〜〜〜

赤い月 「アト二人・・・アト二人ダ・・・」

    バタン!

    礼拝堂の扉が開く!
郁美  「見つけたわよ・・・赤い月!」
少年  「うわ〜、ひどいもんだ」
    赤い月の周りには、血を抜かれた信者の山が出来ている
晴香  「それにしても、ずいぶん大きくなったわね」
友里  「血を吸ったぶんだけ大きくなるのよ」
良佑  「あの大きさなら、かなりの血を吸ってるはずだ」
    良佑がブレードを持って赤い月に斬りかかる!
赤い月 「オロカモノメガ・・・!」

    バシュ!

    良佑の体が砕ける
    血が、赤い月に吸い込まれる。
赤い月 「アト一人・・・」
晴香  「良佑!」
友里  「赤い月ぃ!」
    ブワッ
    友里の髪が舞い上がる
郁美  「不可視の力!」
友里  「はっ!」
赤い月 「・・・・・・」
    ドン!!
     ドドン!!!
郁美  「無理よ!力が違いすぎる・・・」
赤い月 「ホウ・・・」
    ドン!!
     ドドン!!!
友里  「そ・・・そんな・・・効いてないの・・・?」
赤い月 「ナカナカダガ・・・マダ甘イ・・・!」

    ドシュ!

    友里の腹部に穴があく。
友里  「かはっ・・・!」
郁美  「友里さん!」
晴香  「強すぎる・・・!」
赤い月 「最後ノ・・・採血ダ・・・」

    シュォォォ・・・

    友里の血が赤い月に吸い取られていく
少年  「赤い月が・・・」

    ドクン

    赤い月の表面が波打つ・・・

赤い月 「我、三万人ノ血ヲ手ニ入レタ・・・」
郁美  「そんな・・・」
赤い月 「サア・・・パーティーヲ始ヨウ・・・」
少年  「くらえ!」
    ドガーーーーーーン!!!!!!!
晴香  「死になさい!」
    ガガガガガガッ!
    少年が力を、晴香がハンドガンを打つ!
赤い月 「キカヌナ・・・マアイイ・・・マズオ前達ト遊ンデヤロウ・・・!」
郁美  「二人共!ひとまず逃げるわよ!」
少年  「そうだね!」
晴香  「賛成」
赤い月 「・・・・・・」



                                                  <続く>


ももも「まだまだ〜〜〜っ!!!」
ちびゆい「ねえねえ・・・」
ももも「ん?なんだ?」
ちびゆい「3万人の信者って・・・」
ももも「元ネタはkeyだぞ」
ちびゆい「keyって・・・知ってる人いない気が・・・」
ももも「マニアなら知ってる!次、行くぞ!!」
ちびゆい「そんな、無茶苦茶な・・・って、出番これだけですかっ!?」
ももも「おうっ!!」
ちびゆい「ひどいですぅ・・・」