ブレイカーズ2 投稿者: もももZ
<前回のあらすじ>
  光の戦士としての力を受け継いだ郁美の前に、遊び人の晴香が現れる。二人は、善良な市民を殺しながら王都へ。
    そこの一室に隠れているところに、謎の生命体が舞い降りた。
        注>実際のストーリーと多少違うところがあります。


第2話『さあ壊せ!邪魔するものはみな壊せ』


謎の男 「君達と話がしたいだけだよ」
晴香  「・・・どう思う?」
郁美  「・・・よく分からないけど、悪い人じゃないと思う」
晴香  「OK。入っていいわよ」

   ガチャ

   なかなかの好青年が入ってくる
少年  「とりあえずありがとう」
晴香  「長話をする気はないわ。用件だけ言って」
少年  「いきなりだけど、ま、それもいいか」
郁美  「このSSは長くなりそうなのよ」
少年  「分かった、用件は、君達に教団の戦闘員になってほしいんだ」
晴香  「嫌」
郁美  「私も」
少年  「う〜ん・・・取り付く島もなしって感じだね」
晴香  「あたりまえよ。私達は教団から逃げてるのよ」
郁美  「その教団に組みする気はないわ」
少年  「交渉決裂だね。今日はこのままで帰るけど・・・」
晴香  「明日からは分からないってわけね」
少年  「仲間じゃない君達の力は脅威なんだ。じゃ・・・」

   ガチャ・・・
                     バタン

郁美  「変わった人ね・・・」
晴香  「そうね。さ、私達ももう眠りましょ」
郁美  「あいつら襲ってくるんじゃ?」
晴香  「大丈夫、あいつは約束を守るわ」
郁美  「どうして?」
晴香  「あなたが、悪い人じゃない気がするって言ったのよ」
郁美  「晴香・・・」
晴香  「さ、眠るわよ」
郁美  「うん」


  〜次の朝〜

郁美  「おはよう」
晴香  「おはよう。早速お客さんよ」
郁美  「えっ?」
少年  「早速、来させてもらったよ」
   少年の後ろには、警備員と、友里、そして・・・
晴香  「良佑・・・」
良佑  「運命とは、過酷なものだな」
郁美    「誰?」
晴香    「兄さんよ」
郁美  「お兄さん?」
晴香  「そうよ。私と一緒に、エビフライ食べた仲なのに・・・」
郁美  「つまみ食い?」
晴香  「当たり前でしょ」
少年  「戦闘員となることで、許されたんだよ」
良佑  「そういうことだ」
少年  「かかれ!」
   バッ!
   監視員が襲ってくる!
晴香  「覚悟しなさい!」
   ガチャ!
   晴香は、マシンガンを取り出す。
郁美  「晴香、それ・・・」
晴香  「はっ!」
   ガガガガガガッ
      ぎゃ!
          ぐあっ!
     ぐっ!
   監視員は次々と倒れていく
晴香  「死んじゃいなさい!」
郁美  「私も・・・!」
   不可視の力を集中する
郁美  「はっ!」
   少年に向かって放つ
少年  「甘いね。ここには、僕の足枷はないんだよ!」

   ギン!

郁美  「止められた・・・」
少年  「行くよ」

   ウォン!

郁美  「くっ・・・!」
      ギン!
   ガガッ!
           キィン!
少年  「まだまだ甘いね」
郁美  「くっ・・・強い・・・!」
良佑  「晴香!」
   良助が、晴香に斬りかかる!
晴香  「くっ・・・!」
   ピン!
   晴香は手榴弾のピンを抜き、投げる!
良佑  「しまっ・・・!」

   ドーーーン!!!!!!!!

良佑  「・・・・・・・」
晴香  「まあ、これくらいじゃ死なないわよね・・・多分」

   ガシ!

   晴香は後ろから羽交締めにされる
晴香    「なっ!?」
友里  「ここまでのようね」
晴香  「油断した・・・!」
友里  「とりあえず眠っててね」
   パシュ!
   麻酔銃を撃たれる
晴香  「うっ・・・!」
   ガクッ
郁美  「晴香!」
少年  「隙を作ったらダメだよ」
   ドン!
   力の塊を打ち込まれる
郁美  「ぐっ!」
   郁美の意識が遠のいていく・・・
少年  「じゃ・・・この人達を『精練の間』に・・・」
友里  「わかりました」


                                             <続く>


もももZ「このSSも、なんか無茶苦茶やってるなぁ・・・」
ちびいくみ「そうね。で、そのネームのあとのZってのは何?」
もももZ「ゾンビの略。さっき死んだところだからな」
ちびいくみ「簡単な身体の構造してるのね」
もももZ「そうかな?ま、とりあえず復活の儀式にはもう少し時間が・・・」
ちびいくみ「できるの?」
もももZ「我に不可能なし!!」
ちびいくみ「そう」
もももZ「いや・・・もう少し驚いてくれても・・・」
ちびいくみ「どうして?」
もももZ「いや・・・その・・・場のノリと言うか・・・」
ちびいくみ「関係ないわ」
もももZ「いいさ、いいさ・・・(いじいじ)」
ちびいくみ「じゃ、わたしは帰るわね」
もももZ「もう?」
ちびいくみ「私は忙しいの」
もももZ「しゃーないな。では。アデュー!」
ちびいくみ「じゃあね」