大海原で遠泳を〜1〜 投稿者: ももも
第一回  『入場』
詩子「さ〜、今年も(?)やって来ました!この季節が!」
茜「・・・はい」
詩子「恒例の寒中水泳大会!今年は特別に遠泳となりました!」
茜「・・・優勝者にはなんでも望む商品がひとつ授与されます」
詩子「遠泳世界記録目指してガンガン泳いでもらいましょう!」
茜「・・・遠泳で永遠の世界に行かないように注意してください」
詩子「茜・・・それ、シャレになってないって・・・」
     
     ジャラララ!

詩子「エントリーNo1!巳間  晴香選手です!」
茜「・・・ちなみに優勝候補です」
晴香「私は誰にも負けないわ!」
詩子「力強いコメントを残してくれました!」
茜「・・・頑張ってもらいましょう」

詩子「エントリーNo2!何故この人が?高槻選手です!」
茜「・・・嫌です」
高槻「オレはこの世界の支配者になるんだ〜!」
詩子「この人だけは優勝させてはいけない気がします!」
茜「・・・大丈夫です。この手の人は一発ギャグで消えますから」
詩子「身も蓋もないような・・・ま、いいか」

詩子「エントリーNo3!やはりこの人!七瀬  留美選手です!」
茜「・・・この人も優勝候補です」
七瀬「あたしは乙女の心のために戦うわ!」
詩子「こんなことしている時点で乙女じゃないような・・・」
茜「・・・晴香選手との対決が楽しみです」

詩子「エントリーNo4!住井  護選手です!」
茜「・・・どんな手を使ってでも優勝しそうです」
住井「よっしゃ!ついにオレが主役になれるチャンスだ〜!」
詩子「ま、無理でしょうね〜」
茜「・・・はい」

詩子「エントリーNo5!深山  雪見選手です!」
みさき「雪ちゃん、頑張ってね〜」
茜「・・・みさき先輩は応援だそうです」
雪見「優勝すれば部の設備が・・・ふっふっふ・・・」
詩子「なんか鬼気迫るモノがあります!」
茜「・・・よほど追いつめられているのでしょう」

詩子「エントリーNo6!南選手!」
茜「・・・・・・」
南「オレは里村さんの心をGET!するために戦う!」
詩子「茜、なんかコメントは?」
茜「・・・絶対嫌です」

詩子「エントリーNo7!水の抵抗が小さそうです!名倉  由依選手です!」
茜「・・・貧乳って言いたいんですね」
由依「貧乳じゃないです!これに優勝して巨乳になるんです!」
晴香「無理ね」
詩子「え〜、喧騒が繰り広げられています」
茜「・・・あ、由依選手が負けたようです」

詩子「エントリーNo8!折原  浩平選手です!」
茜「・・・何故参加したのでしょう?」
浩平「オレは茜に無理やぐっ・・・!」
詩子「どうしたのでしょう?折原選手がいきなり倒れましたが・・・」
茜「・・・足でも滑らしたのでしょう」

詩子「エントリーNo9!最後の選手です!長森  瑞佳選手です!」
茜「・・・意外に何かやってくれそうです」
長森「浩平がでるなら私もでるんだもん」
詩子「ラブラブですね〜」
茜「・・・はい(少しムッとしている)」

詩子「以上、9名のエントリーで開催したいと思います!」
茜「・・・もちろん、一番遠くまで泳いだ人が優勝です」
詩子「ルールはありません!何でもやっちゃってください!」
茜「・・・生死は問いません」
詩子「なお、商品を守るためのハンターも4人参加します!」
茜「・・・気をつけてください」
詩子「会場は、公平に行うために永遠の世界の海を使います!」
茜「・・・なにがあっても帰れなくなるだけです」
詩子「さあ、いよいよスタートです!」


                                        <続く!>


ももも「すみません!季節モノが先に出てしまいました!」
ちびみさき「駄目だよ〜約束は守らなきゃ」
ももも「うぅ〜・・・でも出来ちゃったし・・・」
ちびみさき「仕方ないな〜」
ももも「許してくれるんだね!」
ちびみさき「ゲストが許してくれたらね」
ももも「ゲスト?」
ちびみさき「うん。この人だよ」
つっこみ茜ちゃん「・・・許しません」
ももも「ああっ!許してくれないのか〜!」
つっこみ茜ちゃん「・・・はい」
ももも「嫌や〜!僕は悪くないんや〜!」
つっこみ茜ちゃん「・・・うるさいです」
     
     ざく。

ちびみさき「・・・うわ・・・」
ももも「・・・・・・」
     ピュ〜〜〜・・・
ももも「血が・・・血が〜〜〜!」
つっこみ茜ちゃん「・・・スコップの先は良く刺さります」
ちびみさき「痛そうだよ〜」
つっこみ茜ちゃん「・・・それでこそ制裁です」
ちびみさき「とりあえず感想に行くよ」


天王寺澪様>
ももも「どっかのマフィアの抗争?」
ちびみさき「なんか住井君がいっちゃってるよ〜」
ももも「しかし、あと12話か。大変そうだな〜」
ちびみさき「がんばってね」

まてつや様>
ももも「みさき宛のラブレターの内容が気になるな・・・」
ちびみさき「何が書かれてたのかな?」
ももも「ちびみさき君。教えて」
ちびみさき「私は読めないんだよ〜」

偽善者Z様>
ももも「詩子がやけに目立ってるな〜」
ちびみさき「やっぱり敵は、赤い月?」
ももも「どうだろう・・・謎の多いSSだからな」
ちびみさき「でも、それがまたいいんだよね」

バル様>
ももも「浩平の言ったことをそのまま信じてる澪の素直さがいいな」
ちびみさき「猫のことを肉食の獣って言った浩平君が悪いんだけどね」
ももも「ちょっと浩平に制裁を加えないとな・・・」
ちびみさき「だめだよ〜」


ももも「う〜・・・酷い目にあった・・・」
ちびみさき「大丈夫?」
ももも「うみゅ。とりあえずなんとか・・・」
ちびみさき「あれ?つっこみ茜ちゃん、なにしてるの?」
つっこみ茜ちゃん「・・・・・・(感想を読んでいるらしい)」
ももも「どうした?間違ってたか?」
つっこみ茜ちゃん「・・・根本的に感想がなっていません」
ももも「うわ〜!!仕方ないんや〜!!苦手なんや〜!!」
つっこみ茜ちゃん「・・・言い訳は聞きません」

     ざす。

ももも「・・・・・・」
ちびみさき「・・・うわ。また・・・」
ももも「ピッケルが〜〜〜ピッケルが〜〜〜!!!」
つっこみ茜ちゃん「・・では、私は帰ります」
ちびみさき「あ、うん。じゃ〜ね〜」
つっこみ茜ちゃん「・・・はい」
ちびみさき「じゃ、私も帰ろうっと・・・」
     がちゃ   ばたん。
ももも「だれか〜〜〜!せ・・・せめて、救急車を〜〜〜!!」
     
     ばたっ・・・

(いけだもの様。つっこみ茜ちゃん、お借りしました)