即席演劇部ONE〜2〜 投稿者: ももも
第2幕
ナレ  『眠りから城が覚めてから年月がたった・・・
     前王、王妃は亡き者となり、王子、姫が即位し、国を治めていた』

      ビィ〜〜!
      シャ〜・・・    幕が開く。

兵士A 「王、大変です!」
浩平  「誰だ?お前」
兵士A 「兵士Aです!」
浩平  (まあいいか・・・住井のする事だし)
    「で、何が大変なんだ」
兵士A 「城の外から異生物が侵略してきました!」
浩平  「この世界にそんなSF的な事起こるわけが・・・」
長森  「あ、でもホントみたいだよ」
浩平  「え・・・」
長森  「あ、ホラ今城壁が破壊されたみたいだよ」
浩平  「落ち着いて話すな〜!討伐隊を作るぞ!」
長森  「じゃ、みんなを呼ぶね」

    ボォ〜〜〜

浩平  「・・・何だソレは?」
長森  「ほら貝だけど?」
浩平  「それが収集の合図か?」
長森  「戦いの基本だよ」
    タタタタ・・・バタン!
一同  『参上しました』
浩平  「本当に来やがった・・・」
長森  「当たり前だよ」
浩平  「まあいい・・・人員の確認をする」
一同  『はっ!』
浩平  「剣士 七瀬、魔導士 茜、二人は異生物討伐に向かってくれ」
七瀬  「わかったわ」
茜   「・・・はい」
浩平  「雪見先輩とみさき先輩は後援部隊を頼む」
みさき 「わかったよ〜」
雪見  「それはやばいんじゃ・・・」
浩平  「では、早速向かってくれ!」
長森  「出撃〜!」

    ボォ〜〜〜

浩平  「やめろって・・・」

南   「うが〜!なんでこんな役なんだ〜!」

    ド〜ン!

南   「里村さんとの愛の日々はどうなったんだ〜!」

    ド〜ン!

茜   「・・・そんなものはありません」
南   「里村さん!会いに来てくれたんですね!」
茜   「・・・異生物に知り合いはいません」

    ガ〜〜ン・・・

南   「そ・・・そんな・・・」
七瀬  「容赦ないわね・・・」
茜   「・・・はい」
七瀬  「とりあえず、南君!成敗さしてもらうわよって…」
南   「そんな・・・そんな・・・」
茜   「・・・戦意喪失してます」
七瀬  「里村さん・・・もう一度お願い」
茜   「・・・南さん」
南   「里村さん!オレの名前を呼んでくれるんですね!」
茜   「・・・嫌です」
南   「・・・」
茜   「・・・嫌です」
南   「うわ〜〜〜!」
    ダダダダダッ!
七瀬  「むなしい勝利だったわ・・・」

みさき 「おいしいよ〜」
    パク パク
雪見  「あっまた食べてる!」
みさき 「おいしいよ〜」
    パク パク
雪見  「後方支援が食料食べてどうするの!」
みさき 「でも、もうないよ〜」
雪見  「あ・・・」
兵士  「追加の食料届きました」
みさき 「わ〜い、うれしいよ〜」
    パク パク
雪見  「まだ食うかこの娘は!」

詩子  「でもまだ私達がいるし」
澪   『そうなの』
繭   「みゅ〜」
七瀬  「第2の敵ってわけね」
詩子  「そういうこと。住井君になにやってもいいって言われたし」
茜   「・・・たしか消耗品は本物だって言ってましたね」
七瀬  「言ってたけど?」
茜   「・・・ではこれを使ってみましょう」
    ガチャ
七瀬  「それは?」
茜   「レーザーガンです」
    カチ!
     キュン!
詩子  「ちょっと茜!痛いじゃないの!」
七瀬  「うぁ・・・本物だ・・・」
茜   「・・・すごいです」
七瀬  「そういえば、あんた達は戦わないの?」
澪   『妖精なの』
繭   「みゅ〜」
澪   『妖精は歌を歌うの』
繭   「みゅ〜」
    みゅ〜・・・みゅ〜・・・
    (ラ〜ラ〜ラ〜ラ〜ラ〜)と歌っているつもりらしい・・・
詩子  「何だかよくわからないけど力が出てきたわ!」
七瀬  「これじゃまるでモ○ラね」
茜   「・・・じゃあ南さんはゴ○ラですか?」
七瀬  「情け無いゴ○ラね・・・」
詩子  「いくわよ!」
    カッ!

    ドドドドッ!

七瀬  「怪光線・・・」
茜   「・・・すごいです」
澪   『すごいの』
繭   「みゅ〜」
詩子  「ていっ!」

    ドーン!

七瀬  「きゃ!」
茜   「・・・勝ち目が無いですね」
詩子  「茜は戦わないの?」
茜   「・・・最終手段を使います」
詩子  「最終手段?」
茜   「・・・はい」

    フッ・・・

詩子  「うわっ!茜が消えた・・・」
澪   『さすがなの』
繭   「みゅ〜」
詩子  「なれてるわね、この子達・・・」

浩平  「どうなってるんだ?」
長森  「新しい異生物のほうは強いみたいだよ」
浩平  「で?」
長森  「こっちに向かって来てるみたいだよ」
浩平  「仕方ない・・・瑞佳先に逃げろ」
長森  「わっ!名前で呼んでくれた」
浩平  「いいから、逃げろ!」
長森  「でも浩平は?」
浩平  「オレも後で行く・・・」
長森  「約束だよ・・・」
    タッタッタッタッ・・・

   フッ・・・

茜   「・・・着いたようですね」
浩平  「茜っ!?」
茜   「・・・詩子は止められませんでした」
浩平  「どうする?」
茜   「・・・この城で戦います」
浩平  「この城で?」
茜   「・・・はい」
浩平  「?」
茜   「・・・氷上さん、出番です」
シュン 「わかったよ」
    ズ・・・ン
浩平  「うわっ!ハリボテの城が動いてる!?」
茜   「・・・さすがですね」
浩平  「どうやってるんだ!?」
シュン 「根性だよ、根性」

    ズンッ ズン!

シュン 「ちょっとバランスが難しいかな・・・」
詩子  「なんか理不尽だわ」
浩平  「お前も人の事言えないぞ」
詩子  「ま、やるだけやってみましょ」
     カッ!
      ドン!
シュン 「やるねぇ。でも、まだまだだね」
    ガガガガッ!
詩子  「強い!」
浩平  「凄い・・・」
茜   「・・・今のうちに私達も逃げましょう」
浩平  「そうだな」
シュン 「けっこう薄情だね」
詩子  「スキありっ!」
    カッ!
     ドーン!!!
シュン 「しくじったかな・・・」
    ゴゴゴゴ・・・
浩平  「うわ――っ!」
茜   「・・・浩平っ!」
    ド―――ン!!!
浩平  「っ痛〜〜っ!とりあえず生きてるようだな」
茜   「・・・・・・」
浩平  「おいっ!茜、大丈夫か!?」
茜   「・・・少し力を使いすぎました」
浩平  「茜・・・オレなんか守らなくったって」
茜   「・・・私は浩平が好きですから」
浩平  「オレも茜の事が・・・」
茜   「・・・浩平には長森さんがいます」
浩平  「茜・・・」
茜   「・・・私は今のままで満足してます」
浩平  「茜、どっかで二人で暮らそう」
茜   「・・・でも長森さんは?」
浩平  「あいつとは、魔女に無理やり結婚させられたようなもんだ」
茜   「・・・でも」
浩平  「茜・・・オレはお前が好きなんだ」
茜   「・・・浩平」
浩平  「さ、茜。二人でどこか遠くへ行こう」
茜   「・・・はい」

兵士  「追加の食料届きました」
みさき 「わ〜こんなに食べられるかな〜」
    パク パク
雪見  「一体どれだけ食料があるのかしら・・・」
      シャ〜・・・
      幕が閉じる。

長森  「あ〜っなんか納得いかないよ〜」
住井  「皆まで言うな、まだ最終章が残ってるんだ」
長森  「う〜・・・」
雪見  「ところで、どれくらい食料用意したの」
住井  「みさき先輩が2、3日で食べるくらいの量」
雪見  「そんなに・・・」
住井  「だけど、予想以上だな・・・このペースだと全部無くなりそうだ」
みさき 「そんなに食べてないよ」
一同  『食べてるって』

           <第三幕に続く>

ももも「はい。2つ目UPです」
ちびみさき「うん。いいペースだね」
ももも「うみゅ。この調子だとあと2日ってとこかな・・・(多分)」
ちびみさき「浩平無用!の次の作品はどうなったの?」
ももも「これの後、スレイヤーズのパロやって、季節モノやて、その後だな」
ちびみさき「がんばろーね」
ももも「じゃ、感想」

偽善者Z様>浩平〜
ももも「感想はいいやってことなので、激励だけ」
ちびみさき「長い連載って大変だと思うけどがんばってね〜」

いけだもの様>
ももも「・・・ちゃんと仕事しましょう」
ちびみさき「間違えてSSを課長に提出しないようにね〜」

加龍魔様>第四章〜
ももも「ああっ!なんかストーリーがあっちの方向に〜!」
ちびみさき「ねえねえ。また新しい永遠の世界の定義ができたね」
ももも「うみゅ。さて、浩平はどう決断するのかな?」
ちびみさき「楽しみだね」

天王寺澪様>
ももも「ああっ!こっちもストーリーがあっちの方向に〜!」
ちびみさき「はやってるのかな?」
ももも「う〜みゅ・・・ま、面白いからなんでもいいや」
ちびみさき「そうだね」

偽善者Z様>SS農場〜
ももも「ハムスターですか。いいですね〜」
ちびみさき「もももはシマリス飼ってたよね。確かオス」
ももも「うみゅ。でも、大きくなってからだったから、あんまりなついてくれないんだ・・・」
ちびみさき「たいへんだね〜」

加龍魔様>第爆章〜
ももも「おおっ!ちゃんとSSとSSがつながってたんですね!」
ちびみさき「すごいね〜」
ももも「うむ。しかし、呼ばれてないと言うことは高槻は出ないのかな?」
ちびみさき「まあ、読んでればわかるよ」

加龍魔様>あるいは〜
ももも「おもしろいですね〜これ」
ちびみさき「うん」
ももも「できれば続き書いてくれたらうれしいです」
ちびみさき「無理言っちゃいけないよ〜」

吉田  樹様>
ももも「ここにも南救済SSが・・・」
ちびみさき「罪悪感ある?」
ももも「そりゃぁ・・・いじめまくってたから・・・」
ちびみさき「吉田さん、南君を救ってあげてね〜」

ももも「うみゅ。こんなもんだ」
ちびみさき「今日はちゃんと全員の感想書けたね」
ももも「最近、みんなのペース速いからな」
ちびみさき「負けないようにがんばろうね」
ももも「うみゅ。では」
ちびみさき「じゃ〜ね〜」
ももも「アデュ〜」