浩平無用! 投稿者: ももも
第一話  『七瀬復活』

髭「んぁ〜、転校生の七瀬留美くんだ」
七瀬「よろしくおねがいします」
     今日、たった今、オレの人生は変わったんだ。

     1時間目〜
浩平(よし、このおさげを椅子にくくって・・・)
     起立!  ガタッ!  ゴキ!
七瀬「ぐぁ・・・!」
浩平(今・・・すごい音がしたような・・・)

     2時間目〜
浩平(よし、このおさげを切って・・・)
     起立!  礼!
女生徒A「あれ?七瀬さん、そんな髪型だっけ?」
七瀬「えっ?」
     さわ    さわ
七瀬「おさげが全部なくなってる〜!」
浩平(・・・気づけよ)

     3時間目〜
浩平(椅子に画鋲をしかけて・・・)
     ぷすっ
七瀬「痛っ〜」

     4時間目〜
     ・・・・・・

     4時間目終了のチャイムが鳴る。

浩平「ん〜、終わった〜」
七瀬「・・・折原君、ちょっと来てくれるかな」
浩平「んっ?なんだ七瀬。オレに惚れたか?」
     ギン!
浩平(おー、睨んでる睨んでる・・・)
七瀬「・・・とにかくちょっと来て」
浩平(逆らうと死にそうだな・・・これは・・・)

     七瀬に連れられ屋上へ・・・

七瀬「で、どういうつもり?」
浩平「何のことだ?」
七瀬「あんたが午前中にあたしにしたことよっ!」
浩平「あー、あー」
     ぽんっ
浩平「そのことか」
七瀬「そのことか、じゃないわよ!髪はくくる、おさげは切る、画鋲は仕掛ける・・・」
浩平「いやぁ・・・おもしろそうだったんでつい・・・」
七瀬「ついでここまでやるなーっ!おまけに4時間目なんか・・・」
浩平「あれはやりすぎたな、さすがに・・・なんせ・・・」
七瀬「言わなくていいわよっ!」

      注>4時間目に何があったかは秘密です。思うように想像してください(笑)

浩平「で、何の用だ?」
七瀬「だから何であんなことしたのっ!?」
浩平「さっき言っただろ。おもしろそうだったんだって」
     プチッ!
七瀬「・・・・・・」
浩平「どうした?」
七瀬「・・・わかったわ・・・」
     風が七瀬を中心に渦を作りはじめる!
浩平「なんだ!?」
     七瀬の瞳が金色に変わる!
七瀬「・・・そんなに楽しいことがしたいなら、あたしが遊んであげるわ!」
     ドン!
                    メキッ!
          ドガッ!
     不可視の力が乱射される!
浩平「うわ〜〜〜っ!」
     完全に七瀬はドッペル化していた
浩平(とりあえず校内に逃げよう!)
     タタタタタッ!
     半壊した階段を駆け降りる!
七瀬「・・・逃がしはしないわ・・・」
     シュン
     七瀬の姿が掻き消える

     注>これも不可視の力の一環である

浩平「・・・ふう・・・とりあえず学食についたか・・・」
     学食は屋上での出来事にもかかわらず生徒でにぎわっていた
浩平「これだけ人がいれば簡単には見つからないだろう・・・」
七瀬「・・・見〜つけた・・・」
浩平(・・・ん?上から声がしたような・・・)
     上を見上げてみる・・・
     そこには天井から首だけ出した七瀬の姿があった
七瀬「ハロ〜♪」
浩平「・・・・・・」
七瀬「・・・死になさい・・・!」
浩平「うわ〜〜〜〜っ!」
     ダダダダッ!         「かはっ!」
  「なんだっ!」                 ドーン!
        ガラガラ!   「キャーーッ!」
           「死ぬ〜〜〜!」        ガガガガッ!
浩平「・・・すまない、罪無き生徒たちよ・・・君たちの死は無駄にしないぞ・・・」
七瀬「ひどいわね・・・自分だけ逃げるなんて・・・」
浩平「ああ・・・君たちの死は無駄になりそうだ・・・怨むなら七瀬を怨めよ・・・」
七瀬「・・・他に言い残すことは?」
浩平「七瀬・・・もう少しおしとやかにしたほうがいいぞ」
七瀬「・・・死を覚悟したようね・・・!」
     キュンッ!    キュキュンッ!
     不可視の力がほとばしる!
浩平「おおっ!見えないはずなのに何故か避けれるぞっ!」
七瀬「ま・・・まさか、ニュー*イプ!?」

     注>そんなことはない。これがギャグ系だからである

浩平(しかし・・・危険なことに違いはない・・・どうすれば・・・)
七瀬「・・・いいわ・・・当たるまで撃ったげる・・・!」
     キュキュキュキュキュンッ!!
浩平「うわー!死ぬー!」
     キ・・・・・ン
浩平「ん?・・・当たらないぞ?」
     見ると目の前に光る剣が浮いている・・・
浩平「こ・・・これはまさかっ!ビー*・サーベル!?」
七瀬「ずるいわよ!折原!」
浩平「この剣が勝手に出てきたんだよ!」
     そう言いながらも剣を掴む
     そのとたん、浩平の身体が勝手に動きはじめる!
浩平「うわっ!」
     ヒュン!  ヒュヒュン!
     剣は確実に七瀬をねらう!
     ザンッ!
七瀬「・・・くっ!」
浩平「・・・やった・・・か?」
七瀬「・・・・・・」
     七瀬の身体が消えてゆく・・・
浩平「ふう・・・なんだったんだ?」
     ウ〜〜〜   ウ〜〜〜
               ピ〜〜ポ〜〜   ピ〜〜ポ〜〜
浩平「ここにいたらまずいな・・・とりあえず家に帰ろう」
     ビー*・サーベルもどきをしまって、浩平は家に向かって歩いていった・・・

浩平「ただいま〜・・・と言っても誰もいるわけないか・・・」

     注>この作品では浩平は完全な一人暮らしである。由起子さんは別の役。

     タン タン タン
     階段を上がる
浩平「ふ〜、酷い目にあったな・・・」
     ガチャッ!    ドアを開ける
浩平「なんだったんだ、あいつは?」
     ボフッ    ムニュッ
     ベッドに身を倒す・・・
浩平「ムニュッ!?」       
七瀬「う・・・ん・・・」
     そこには七瀬がいた・・・目は緑色に戻っている・・・
七瀬「あ・・・おはよ・・・あたし、しばらくここに居候することにしたから。よろしくね♪」
浩平「あああぁぁぁ・・・」
     オレはその時神に祈っていた・・・一筋の涙を流しながら・・・

     次回予告
          何故かオレの家に居候することになった七瀬
          そこに七瀬を倒しに来た(ピ〜ッ!)がやってくる
          そして(ピ〜ッ!)の船に乗っていた(ピ〜ッ!)とオレとの出会い
          次回『(ピ〜ッ!)が来た』
          新たな出会いが浩平を待つ・・・

ももも「ついにSSpart2だ〜!」
ちびみさき「ということで記念ゲストを呼んだよ〜」
ちびななせ「・・・・・・」
ももも「どうした、ちびななせ?」
ちびみさき「?」
ちびななせ「なんであたしがこんな役なのよっ〜!」
     ガシャ〜ン!
ももも「こ、これは伝説の○ゃぶ台がえし!?」
ちびみさき「さすがだね」
ちびななせ「いいから質問に答えてよ」
ももも「そうだな、僕はこのSSの配役を決めるのに外見を第一にした」
ちびみさき「おかげで性格に違いが出過ぎたひともいるけどね」
ちびななせ「で?」
ももも「そこで七瀬さんを魎呼役にしたわけ
        1・ドッペル化すると目が金色
        2・ONEのキャラの中で一番性格が似ている
        と、この二点になる」
ちびみさき「七瀬さんはきれいに役にはまった数少ないキャラだね」
ちびななせ「納得いかないわよっ!」
ももも「ちびみさきさん・・・ちびななせをゲストにしたのは間違っていたのでは?」
     ユ〜ラ    ユ〜ラ    ユ〜ラ
     ちびみさきの前で5円玉を揺らす
ちびみさき「・・・何かそんな気がしてきたよ」
ももも(ふっ・・・たわいも無い・・・)
ちびななせ「あっ!洗脳するなんて卑怯よ!」
ももも「はっはっは。世の中は非情なのだよ、ちびななせ君。さあ、ちびみさきさん」
ちびみさき「なに?」
ももも「好きな様にやっちゃってください」
ちびみさき「わ〜い、うれしよ〜」
     トテ    トテ    トテ
ちびななせ「嫌〜っ」
     ガシッ!    パカッ
     ちびみさきはちびななせの腕を掴み、仮眠用別荘−永遠−の入り口を開ける
ちびななせ「ちょっと!何をするつもりっ!?」
ちびみさき「それはね・・・えいっ!」
     ドンッ!
     ちびななせを−永遠−に向かって押す
ちびななせ「嫌あああぁぁぁ・・・・」
     ひゅぅぅぅぅ・・・・・     
ちびみさき「戸締まり戸締まり・・・」
     パタンッ
ももも「よくやったぞ、ちびみさきさん」
     パチンッ
ちびみさき「あれ?私今まで何してたのかな?あ、ちびななせさんいなくなってる」
ももも「気にしない気にしない(笑)感想行くぞ」
ちびみさき「そうだね(なんかへんだよ〜)」

いちごうさん>
ももも「麗しき友情ってやつだな」
ちびみさき「いいもんだね、友情って」
ももも「雨が降って地が固まる・・・こうして繭とみあの仲が深まるわけだ」

偽善者Zさん>浩平犯科帳ば〜じょん
ももも「まさか供え物の饅頭と半日ぐらいにらめっことはな・・・」
ちびみさき「すごいね〜」
ももも「君だよ・・・」
ちびみさき「あ・・・」

将木我流さん>第2話ば〜じょん
ももも「なんか、餓伝入ってるような・・・」
ちびみさき「オーフェンも・・・」
ももも「Gガンもあったな・・・たしか」
ちびみさき「しかも最後おもいっきり熱血してる・・・」
ももも「結構、いい人かも(なにが!?)」

将木我流さん>第3話ば〜じょん
ももも「なんか、茶をかけられたときの七瀬の台詞って・・・」
ちびみさき「なに?」
ももも「極道の妻って感じだったな・・・」
ちびみさき「・・・・・・」

偽善者Zさん>遠い蛍火ば〜じょん
ももも「なぜか由依が・・・」
ちびみさき「郁美さんや晴香さんもでるのかな?」
ももも「今後の展開を楽しみにしてよう」

スライムベスさん>
ももも「あ、浩平と瑞佳がだぶってるような」
ちびみさき「ほんとだね」
ももも「しかし、ここまで七瀬が乙女化するとは・・・」
ちびみさき「救済は成功してるようだね」
ももも「うみゅ。これなら僕が何をしても大丈夫そうだな(笑)」

秀さん>
ももも「結果はどうなるんだろう?」
ちびみさき「約束忘れちゃだめだよ〜」
ももも「忘れてはいないが、君の目は見えるはずだが?」
ちびみさき「え?あ、ほんとだ。なんで?」
ももも「あの時決めただけだからな〜」
ちびみさき「なんかひどいよ〜」
ももも「分かる人いるかな・・・このネタ」
ちびみさき「どうかな」

アルルさん>
ももも「ちょっと雫さんと同意見。音符はちょっとつらいかも・・・」
ちびみさき「でも、マナー違反になるよ?」
ももも「う〜みゅ・・・まあ、なるべく使う機会控えますのでなにとぞご勘弁を・・・」
ちびみさき「ごめんね」

雫さん>
ももも「おぅ!?予想に反して雪ちゃんかっ!」
ちびみさき「意外だったよ〜」
ももも「しかし、資料室で君が事故を起こしたときに雪ちゃんもいたんだな」
ちびみさき「そうみたいだね〜」
ももも「これは雪ちゃんのSSなのだろうか?」
ちびみさき「全員主人公って感じだね」

ももも「さ、今日は長くなったから早めにきりあげるか」
ちびみさき「そうだね。でもこれからどんどん長くなるよ」
ももも「どうしてもパロをやるとな・・・」
ちびみさき「あ、こんなことしてたらまた長くなるよ〜」
ももも「む、そうだな。ではみなさん、アデュ〜」
ちびみさき「じゃ〜ね〜」

     そのころ・・・

ちびななせ「やっと出られたわ・・・」
     チュ〜    チュ〜
     ちびななせはネズミの案内によって−永遠−内を脱出していた
ちびななせ「ネズミを使って脱出する・・・乙女にしか為せない技ねっ!」
ももも「出てきてももう出番無いって・・・」
ちびななせ「ひん・・・」