変わりゆく存在 投稿者: ももも
生徒A「やあ沢口」
生徒B「あ、沢口君久しぶり」
南「あ、うん、おはよ」
(オレは南なんだよ・・・・)

【 第三日目 】

南「住井、おはよ」
住井「おう、沢口。おはよ」
南(えっ・・・?住井まで?)
長森「あ、おはよ、沢口くん」
七瀬「沢口君、おはよ。早いわね」
浩平「よう、沢口」
南(そ・・そんな・・・全員がオレのこと沢口って・・・?全員?里村さんは?)
茜「・・・?」
南「里村さん・・・。オレ、誰に見える?」
(これで沢口っていわれたら・・・うぅ・・)
茜「・・・知りません」
南(そうか・・・知らないか・・・ん?)
「しりませ・・ん?」
茜「・・・はい」
南(そ・・そんな・・里村さんの中にオレの存在そのものがないなんてっ!)
茜「・・・どうしたんですか?頭なんか抱えて?」
南「い・・いえ、なんでもないです」
茜「・・・そうですか」
すた すた すた
南「ちょっ・・里村さん!待って!」
茜「・・・何ですか?」
南「オレ、南っていうんだ」
茜「・・・?」
南「できれば覚えていてほしいな、と思って・・」
茜「・・・嫌です」
南(が〜〜〜ん)
「いや・・そこをなんとか・・」
茜「・・・嫌です」
南(くっ・・負けるもんか)
「・・山葉堂のワッフル・・・」
茜「・・・わかりました」
南(よし・・これで里村さんは大丈夫だ・・と思う)

放課後−−−
南(しかし、なんでまたみんなオレのこと沢口って言うようになったんだろ?)

折原?いや、悪いが人違いだ
ん、君は誰だったかな?沢口君だったか?

南(思えばあれが始まりだったのかもな)
家に着いた・・・か
その家には『南』の表札がかかっている。
南「・・・オレは・・南なんだ・・」
がちゃっ
南「ただいま〜」
南ママ「あら、おかえりなさい」
南「ただいま」
南ママ「ごはんできてるから、いつでも食べれるわよ」
南「わかった」
プルルル・・・・ プルルル・・・・
南ママ「あ、電話だわ」
パタ パタ パタ
南(ふぅ・・ここでは南でいられる)
ガチャ
南ママ「はい、沢口です」
南(なっ・・・!)
南ママ「はい・・いえいえ」
ガチャ
南ママ「間違い電話だったわ」
南「い・・今・・・沢口・・・って}
沢口(南)ママ「何言ってるの。家の名字は沢口じゃないの」
南「でも、表の表札は・・・・」
沢口ママ「表の表札も『沢口』よ。前から」
南「そんなばかな!そういえば敬称も変わってる!」
ダダダダッ・・・ ガチャ!
そこには『沢口』の表札がかかっていた。
南「そ・・そんな」
沢口ママ「どうしたの?そんなに慌てて」
南「・・みなみなんだ・・南なんだよ!オレの、いや家の名字は『南』なんだよ!!」
沢口ママ「でも・・沢口・・いえ・・みなみ?・・」
南「・・?」
プツン
沢口ママ「ふふ・・どっちだっていいじゃないの・・」
南「母さん・・?」
ドッペル沢口ママ「みんないなくなればどっちだって一緒よ!!」
ドンッ!
家の壁に穴が開く。
南「あ・・あ・・」
ドッペル沢口ママ「みんな消えてしまえ〜〜!!]
ドンッ! ドンッ! ドンッ!
家に穴が開いていく
南「う・・うわ〜〜〜〜っ!!」
ビー ビー
南「なっ・・なんだ!」
『非常事態発生!!沢口家よりロスト体が出現!!ただちに捕獲せよ!!』
南「何なんだよ!!いったい!!」
ダッダッダッダッ
そして夜の闇の中に南の背中は消えていった。

ハァ ハァ ハァ
南は商店街を歩いていた。この時間帯だと人一人いない。
南「くそっ!このままじゃオレが沢口になっちまう!」
(でも、どうすればいいんだ・・・)
しかし、時間は刻々と経ってゆく。
南(そうだ・・・里村さんだ・・・里村さんならきっとわかってくれる・・・)
「・・行こう。里村さんの家に」
ピタッ
南「家・・どこだっけ?」
オレはその時、里村さんの家を探すべきだったんだ。自分を見つけるために。
しかし、オレの行きついた先は公園のベンチの上だった・・・・

PS 南改め沢口ママは、どっかの怪しい宗教団体に捕獲され消息不明。
南改め沢口家は、不可視の力の直撃を受け全壊。
しかしこの事実が世に出ることはなかった・・・

<第四日目に続く>

ももも「ども、もももです」
ちびみさき「ちびみさきだよ〜」
ももも「やっとここまで来って感じだな」
ちびみさき「やっと長めのSS書いたね」
ももも「うみゅ。しかしこれも後残すところ2回だからな(たぶん)」
ちびみさき「みんな読んでくれてるといいね」
ももも「一人でも読んでくれるならそのために書こう」
ちびみさき「わ〜(パチパチ)」

ももも「とりあえず二作目の制作を始めました」
ちびみさき「こっちに私の出番はないんだよね」
ももも「悪いな」
ちびみさき「じゃあそっちには?」
ももも「みんなでてる」
ちびみさき「うれしいよ〜」
ももも「でも、詩子、広瀬、みあ、佐織、MOON.の方々は出ない予定」
ちびみさき「住井君と南君とシュン君は?」
ももも「出さないと男の頭数が足んないんだ」
ちびみさき「なるほどね〜」
ももも「うみゅ。あ、そうそう、ジオブリのパロは自信がなくて止めたんだ」
ちびみさき「たしか案はあったんだよね。題名が『ドッペル・バスターズ』とかいって」
ももも「うみゅ。でも、もしかしたら暇見て書くかもしんない」
ちびみさき「エクセルのパロは?」
ももも「難しいだろ、さすがにそれは。おもしろそうだけど」
ちびみさき「じゃあ次のはなに?」
ももも「某天○無用!のパロ」
ちびみさき「あんまり『某』をつけてる意味無いよ〜」
ももも「実はもう三話まで終わってる。OVA元にしてるからとりあえず後三話」
ちびみさき「一気に書くの?」
ももも「そこまで根性無いですよ。さすがに」
ちびみさき「第二期の七話以降は?」
ももも「しっくりくるキャラが足らないんだな」
ちびみずか「じゃあ、Kanonにでる人たち次第なのかな?」
ももも「頭数そろえば書くかもしんない」
ちびみさき「あ、そろそろ感想書かないと」
ももも「お、もうそんな時間か」
ちびみさき「今日はGOMIMUSIさんの分も書かないとね」
ももも「すみませ〜ん、ちゃんと読んだんですけど書き忘れてたんですぅ〜」
ちびみさき(美○入ってる・・さっきまでSS書いてたから・・・)
ももも「感想ですぅ〜」
ちびみさき「なんか恐いよ〜」

>メタルスライムさん
ももも「う〜ん、真実はいつも奇なものだな」
ちびみさき「私ってすごい記憶力あったんだ」
ももも「ちびみさき君、何か謎はあるかな」
ちびみさき「そうだね・・瑞佳ちゃんのお父さんかな」
ももも「ふむ・・・瑞佳ちゃんに限らず、キャラ全員の家族構成なんか気になるな」

>WILYOUさん
ももも「世界が狂い始めている・・・」
ちびみさき「私が食べたらどうなるかな?」
ももも「たぶん、家が全部おかしの家になるだろう」
ちびみさき「それを私が全部食べるんだね」
ももも「キャラ攻略中にちびみさきが、背景を食べてくわけだな」
ちびみさき「それはそれで面白いと思うよ」

>もうちゃん@さん(『さん』つけてもいいのかな?)
ももも「みゅ〜がかわいすぎる!」
ちびみさき「ふわふわしたのももも好きだからね〜・・男の癖に」
ももも「ぐっ・・いいじゃないか」
ちびみさき「でも、みゅ〜がかわいそうだね」
ももも「苦しみながらもがんばるみゅ〜・・そこがまたいいじゃないか」
ちびみさき「そっちに趣味あるの?」
ももも「いんや。ほとんどない」
ちびみさき(すこしはあるんだね)

>偽善者Zさん
ももも「シリアス・・とことんシリアス・・この中に多少のギャグが混じってもシリアスに見えるだろう・・」
ちびみさき「友里さんが死んじゃったよ〜」
ももも「人が死ぬのもシリアスな証拠・・泣くんじゃない・・」
ちびみさき「何か感想までシリアスだよ〜」

>GOMIMUSIさん
ももも「・・・・・」
ちびみさき「・・・・・」
ももも「・・なんか・・な」
ちびみさき「浩平君が、また消えちゃったよ〜」
ももも「そうだな・・まあ、帰ってくるらしいし」
ちびみさき「きっと瑞佳ちゃんは浩平君がいるだけで幸せだとおもうけどな〜」
ももも「・・だな。結末が楽しみだ」

>その他感想をくれた皆さん+読んでくれた皆さん
ももも「こんなSSを読んでいただいてうれしい限りです」
ちびみさき「まだまだ頑張らないといけないね」
ももも「そうだな。少しずつテンション高めてこう」
ちびみさき「捕まらないようにね」
ももも「だれに?」
ちびみさき「変な人」

ももも「う〜ん、今日のカキコもこれで終了〜」
ちびみさき「なんかね、SS本文の長さの割に座談会が長いような気がするのは気のせいかな?」
ももも「僕自信こういうの好きだからね」
ちびみさき「そうなんだ」
ももも「そうなんだよ」
ちびみさき「ところで、明日はどうするの?」
ももも「う〜ん、とりあえず4時半まで友達とモンコレしてると思うからな〜」
ちびみさき「おもしろい?」
ももも「結構ね」
ちびみさき「じゃあ、それから来るんだ」
ももも「そうなるね」
ちびみさき「じゃ、また明日だね」
ももも「ではっ]
ちびみさき「ばいば〜い」