七瀬さんの進め!オトメ大作戦!!(第3話) 投稿者: 将木我流
<注意!>
今回は第2・3話を同時に公開しています。
この話は第3話なので、先に第2話をご覧になってから、この第3
話をお読みになってください。

<前回のあらすじ>

オトメになるための修行をする決意をした七瀬さん。
そしてそれにつきあわされる事になった浩平。
果して二人の行く先は!?
…って、前と同じ説明文じゃ〜ん(^^;;

Operation3『オトメの受難!』

…結局、今日も浩平と瑞佳は走っていた。
走る!少年と少女である。
…わざわざこんな表記する必要もない気がするかも…
ま、とにかく今日も浩平と瑞佳は走っていた。

…しばらく早送り。きゅるるる(笑)

キーン、コーン、カーン、コーン。

放課後のチャイムが校舎に鳴り響く。

さて、ここは屋上である。
浩平と七瀬は再びこの場所にやってきていた。
この場所を選んだ理由は、やはりこの時期だと人気(ひとけ)が無
い事である。とはいえこんな時期でもやってくる川名みさき先輩が
いるが、今日は3年生は進路の話とかで放課後から体育館で集会を
行っているらしい。

「ところで、七瀬。お前に聞きたい事がある。お前にとって『オト
メ』というのはどういうイメージだ?」
「えっ?ええっと…やっぱり品行方正で頭脳明晰で…」
「なるほど…な。でもな七瀬、世の中にそこまで完璧な奴っている
と思うか?」
「それこそが私が目指すものよ」
さらりと言ってのける七瀬。だが浩平はふっ、と笑って
「…ほう、俺に英語の訳や漢字テストを手伝わせるような奴が頭脳
明晰ねえ…」
「う、うっさいわね!これから勉強して…」
「人の頭ってのはそんなに急によくなるものじゃあないと思うぞ」
「そ、そりゃそうだけど…」
「まあ、まずは無難に『品行方正』から特訓だな」
無難かどうかは不明だがな、と付け加えて。
「う〜ん、そうね…でも、どうやって鍛えるわけ?」
「…そうだなぁ、こればっかりは身につけるまでやるしかないから
なぁ…」
「私は普段からうまくやってるつもりだけど?」
「嘘つけ、俺には全然そんな風に感じだ事はないぞ」
「あんたなんかに礼儀正しくしても無駄だしね。それにそんな事し
たらすぐ突け上がるし」
「…ふっ、茶道部の部室のドアを開けるなり暴言を吐くような奴に
言われたくはないね」
「なっ…!あれはあんたが悪いんでしょーが!大体わかってんでし
ょーね!あれは絶対あんたのせいだからね!!」
「ふっ、それだっ!」 
びしぃっ、と七瀬を指さす浩平。
「…えっ!?な、何が…!?」
「お前の悪い所はそれだ…すぐにボロを出すんだよお前は。それと
言うのも七瀬が本来の自分でない自分を演じてるからだ!」
「…どういうこと?」
「つまり、お前の場合は品行方正を『演じている』だけなんだ。本
当のオトメになるにはそれを『身につける』事が必要なのだ!」
「…な、なるほど。確かに一理あるわね」
「しかも、お前の場合は『演じる』ことすらもうまくいかないでボ
ロを連発しているしな」
「…大半はあんたのせいなんだけどね」
七瀬のツッコミに浩平は聞こえないフリをした。
「とにかくだな…まずは『完全に演じきる』事を目指すべきじゃな
いかと思うんだ。それはつまり自分の身につく事と等しいと思うか
らな」
「へえ、あんたにしては随分マトモな意見ね」
「まあな。で、特訓の方法だが、これからしばらく俺がお前をいじ
め続ける」
「はぁぁ!?」
「勘違いするなよ!単にお前が嫌がるような事をするだけだ。そん
な俺の嫌がらせにもお前は動じずに、ずっと『オトメ』を演じ続け
るようにすればいいんだ。もちろん、俺以外の奴に接する時もな」
「なるほどね…でも、あんたの事だからとんでもない事をしでかし
そうな気がするけどね…」
「…おい、それはかなり失礼な発言だと思うぞ…」
「あら?これでも抑えたつもりだったんだけどね」
「言ってろ!とにかく…明日からは覚悟しとくんだぞ!」

…と言って別れて、翌日。

「くっくっく…さぁて、何をしてやろうかな、くっくっく…」
多少浩平のキャラが変わっているような気がするが、気にしないで
くださいね(笑)

授業中…
「まずは定番の髪の毛くくりつけ…っと」
定番、というのは多少語弊があるかもしれないが、すでに熟練の域
にまで達している浩平の技(もちろん、被害者は全て七瀬だが)に
て七瀬の長い髪の数本が椅子の背もたれの部分に結ばれる。あとは
七瀬が立ち上がるのを待つのみ…

「じゃあここを…七瀬、読んでくれ」
「はい」

七瀬が椅子を下げて立ち上がる…もちろん、次に起こる事は想像す
るに容易い。
ぷちぷちっ、という音が微かに聞こえた。
「…つっ!!」
七瀬が声を上げ、後ろの浩平の方に非難の視線を向けた。
だが浩平は、
「ほらほら、ちゃんと保てよ。修行なんだからな」
「……う〜っ…」
「おい、七瀬どうした。早く読め」
「はっ、はい…えーっと…」
痛みをこらえながら古文の教科書を読む七瀬。その後ろで浩平はに
やり、と笑みを浮かべた。


…昼休みの食事中。

「お、うまそーな唐揚げだな、いただきっ!」
「えっ!?あ、ちょっと…!」
七瀬が反応するよりも早く浩平は七瀬の弁当箱から唐揚げをひょい
とつまみあげた。
「ちょっと折原!何を…するのよ。欲しいなら欲しいって言ってく
れればいいのに」
最初のところが少しばかり気になるが、すぐに修正できただけまあ
いいだろう。65点と言ったところかな?
「じゃあ、ほしい」
「何を?」
「きみ」
「…はぁぁぁぁぁ!?」
思わず声をあげる七瀬。だが浩平はしれっ、としたまま
「きみがほしい」
「なっ…ちょっと何を言ってるのよ折原!!」
「だからきみが欲しいんだぁぁぁ〜!!」
と言って浩平は七瀬に向かって手を伸ばす。
「ちょっ、ちょっと折原!あんたいい加減に…!!」
無意識のうちに七瀬は右手に拳を作っていた。
これ以上近付いたらぶっとばす!!…と思ってたら、
「…あれっ?」
浩平の伸ばした手はかくっ、と角度を変えた。その先にあるのは七
瀬の弁当箱だった。そして…そこにあったのは…

…さあ、よいこのみんなはもうわかったね?じゃあ「せーの」のか
け声の後にいっしょに答えてね。『せ〜のっ!!』

「ああ、欲しかったんだ、きみが…」
そう。そこにあったのは…ゆで玉子だった。作者、寒っ!!(^^;;


…教室移動中。

「うわぁぁぁっ!」
浩平はわざとらしい声をあげて七瀬にぶつかる。
「えっ!?…きゃっ!!」

ガッシャーン!

七瀬の教科書とノート、筆箱のカンペンケースが廊下に落ちた。
「いやぁ〜、悪い悪い。急に長森の奴が押しやがってさ〜」
「えっ!?わ、私!?私は何もしてないよ!」
「嘘つけ!お前がいきなり『浩平カタパルト〜♪』って…」
「カタパルトって何だよ〜?私知らないよぉ〜」
そんな浩平と瑞佳の会話に対して七瀬が一言、

「気をつけてよね、折原くん」
周りにクラスメイトがいる事をちゃんと理解していた七瀬は、溢れ
出しそうな『嘘つけっ!』の言葉を抑えながら、廊下に散らばった
教科書とノートと筆箱を拾った。その直後…

「おおっと、またもや、うわぁぁぁっ!!」
「えっ…!?えぇぇぇぇ!?」

ガッシャーン!!

再び教科書とノートと筆箱の中身が散乱する。
「いやあ悪い悪い。今度は茜が…」
「…嘘です」
丁度二人の近くにいた茜が素早く否定した。
「わかってるって、どー考えても浩平の仕業だってね」
「なっ…何!どうして俺だと言い切れる!ひいきだ!」
「…どうしてそんな事が言えるわけ?」
はぁ、とため息をつく七瀬だった。


…放課後。

「おう七瀬、帰ろうぜ〜」
下駄箱の手前で浩平は七瀬に声をかけた。
「あれ浩平?あんた部活は?」
「…何で知ってるんだ、お前…」
「瑞佳から聞いたよ。ついでに幽霊部員だってのもね」
とか会話をしつつ七瀬が自分の下駄箱を開けた瞬間、
「………?」
七瀬は声を失った。そして、その後ろで浩平がにやり、とほくそ笑
んでいた。してやったり、と言わんばかりに。
「おっ、すごいなー七瀬。お前ってそんなに足があったんだ」
そう。その中にあったのは大量の靴だった。しかも登校靴と上履き
のコンビネーションである。その数はざっと10は超えてた。
「………ふぅ」
溜め息をつくと、七瀬は自分の靴じゃない靴はひょい、ひょい、と
地面に捨て始めた。そして自分の靴を発見してそれに履きかえた。
そして浩平に向かって、
「あんたがやったんでしょ、責任もって元に戻しなさいよね」
と告げると、すたすたと出て行った。
「…う〜ん、反応薄かったなぁ〜」
もうちょっと何か面白い反応してくれるかな、と期待していたが意
外と冷静だったのがちょっと心残りだった。
「しかし…」
つぶやいて、床をみる。そこにあったのは散乱している靴。
「…俺が片付けるのか?」


…こんな生活が3日続いた。
しかし…よくもまあ続いたものである…
ちなみに、上で書いたものはその中の一部分であり、実際はさらに
色々な事があったのである。それは都合により省略する(^^;;

そうそう。そんな3日間の間にこんな事もあったのだ。

「ねえ瑞佳、あの2人どう思う?」
瑞佳がお弁当を食べていた時に、佐織が瑞佳にそう尋ねた。
「えっ?何が?」
「あれよ…折原くんと七瀬さん」
佐織が指さした先には、何だかよくわかんないが七瀬の弁当を巡っ
てはしゃいでる(佐織にはそう見えている)浩平と七瀬の姿が。
「浩平と七瀬さんがどうしたの?」
「どうしたの…って、瑞佳、あんた何とも思わないの?」
「えっ?う〜ん、なんだか仲よさそうだね」
「仲よさそうだね…って、あんた、それでいいの!?」
「佐織…一体どうしたの?」
「…はぁ、もういいよ」
ため息をついて再びお弁当をつつき始めた佐織に瑞佳は首をかしげ
るのだった。
(瑞佳…あんた、それでいいの?このままじゃ折原くんは…)

そんな会話があった事など、もちろん浩平と七瀬が知る由はない。

修行4日目。
今日は七瀬の親が色々あったらしく弁当を持って来てないという事
だったので、浩平と七瀬は共に学食に来ていた。さすがに生徒の数
は多かったが、幸運にも浩平と七瀬は横並びの2つの席を確保する
ことに成功していた。
「そういえば七瀬、お前の評判が上がってるらしいぞ」
「えっ、そうなの?」
「住井のヤツがそう言ってたからな。もう一度人気投票したら長森
の首位も危ういかも、って言ってたな。まあこの前実施したばかり
だからしばらくは出来ないとか言ってたけどな」
「ふぅん。でも、評判上がったんだぁ。やっぱしみんな私の日頃の
振舞いを見てるんだね」
男子の評判が上がった、と聞いて七瀬は本当に喜んでるみたいだっ
た。どうして七瀬はそこまでして…?と思ったが、どうせ聞いても
『オトメは…』としか言わないと思ったら、やめた。
「それもこれも俺のおかげだぞ。感謝するんだな」
「ま、補佐らしい仕事は殆どしてないけどね」
「…何だよ、その言い方は。失礼だな」
とは言ったものの、今まで浩平がやってきたのは『修行』という名
のストレス発散であったような気がしないでもなかった。確かにち
ょっと悪かったかな、なんていう気が起きたりもした。
「色々と疲れてるのよ、私…」
「だったら、お茶を汲んできましょうか、七瀬様」
「…あんた、一体何を企んでるの?気持ち悪い…」
「補佐らしい事やってないとか言いつつ、言ったらこれかよ…」
「え?何?まさか本気だったの?」
「…お前、俺を一体何だと思ってるんだ…」
「折原浩平。違った?」
「…いらないならそう言え。俺のだけ持って来るから」
「じゃあ、ありがたく貰う事にするわ」
「…かしこまりました」
そう言うと浩平は席を引いて立ち上がった。

…だが、これが悲劇の始まりだというのを誰も知らない…

湯気が出る程の熱いお茶を2つ持って来ていた浩平。自分の席に帰
ろうとしていた時に丁度浩平の右隣の生徒達が食事を終えて立ち上
がろうとしていた所だった。その生徒は隣にいた友人とのおしゃべ
りに夢中になったいたせいか、後ろに浩平が通りかかっていたのに
も気付かずに一気に席を引いた。
「う…うわっ!?」
足に衝撃を受けた時、すでに浩平のバランスは崩れていた。そして
何とも運の悪い事に浩平の左手に持っていたお茶が浩平の左手の拘
束から解かれていた。そしてそのお茶は、何かを狙ったかのように
浩平の左隣に座っていた少女に向かっていた。狙いは彼女の右腕の
ようだ…

…そして、次の瞬間。

「あっ、あちぃぃぃぃぃぃっ!!」
その少女の声は、学食にいた全員の視線を注目させるに十分な声量
であった。
「…やばっ」
いくら不可抗力とはいえ、これはかなりマズイ。
その時、瞬間的に浩平が願った事…それは、
(頼む七瀬!お前はオトメなんだ、耐えてくれ!)
何とも都合のいい考えだという事はわかっていた。だが、それでも
浩平は願った。しかし…現実はそううまく行くものではない。
…ぷちっ、という音が聞こえたような気がした。そして浩平に向か
って鋭い視線を向けた。
「こ…こんのボケがぁぁぁ!!一体何しでかすんじゃぁぁい!」
今までの溜ったうっぷんを全て吐き出すかのような声だった。
「ま、待て七瀬!別にわざとやったわけじゃ…!」
「わざとじゃなかったらお茶を浴びせていいんかい!!」
浩平の弁明も聞かずに七瀬は浩平に罵声を浴びせた。
まあ無理もない。湯気がもうもうと出ていた熱いお茶をかけられて
は誰でもそんな事を言いたくもなるだろう…だが、タイミングが悪
かったとしか言いようがなかった。

「…はっ!」
その時、七瀬と浩平は目が合った。
クラスメイトだった…浩平の知合いの南だ。
やばい!と2人とも直感していた。
「な、七瀬さんが…」
普段の(南の中での)七瀬の姿からは想像もできない姿に南は驚き
の色を隠せなかった。
そして南は、七瀬がこっちを見ている事に気付いてそそくさと学食
から出て行った。
「…どう思う?」
七瀬が浩平に尋ねる。声は元のトーンに戻っていた。だが、そう尋
ねられても浩平は返答に困った。だからこう答えた。
「わからん」

昼休みが終わりに近付いた時、浩平と七瀬は教室に戻って来た。
そして七瀬が教室に入った瞬間…男子の視線が七瀬に集中した!
「えっ…な、何!?」
驚きの表情を見せる七瀬。すると、今度は男子の視線が一斉に外れ
て今度はヒソヒソ話が始まった。

「…おい、七瀬さんが本当にそんな事したのかよ…」
「ああ、そうだって言ってたぜ。すごい剣幕だったらしいぜ」
「うわぁ…本当かよ。なんか七瀬さんのイメージが崩れたなぁ…」
「ホント、幻滅だぜ…」

「…遅かったか」
はぁ、とためいきをつく浩平。
おそらくこの原因はわかっている。南が学食での出来事を喋ったの
だろう。だからと言って南を非難する事も出来ない…
「仕方ないか…」
そうつぶやいた俺の横で、七瀬は呆然と立ちつくしていた。

キーンコーンカーンコーン。

時は過ぎて放課後。場所は再び屋上。
「ダメだったか…」
「ダメだったね…」
二人ともフェンスにもたれかかって、はぁ、とため息をついた。
すでに七瀬の評価は暴落気味。
評判を上げるのは難しいが、落とすのは簡単…という事か。
「何だったんだ。今までの4日間は…」
「それもこれも折原が…」
「待て!何度も言ってるがあれは事故なんだ!」
「…はぁ、折原が『お茶くんできてやる』なんて優しい事言うから
なんかあるんだろうなとは思ってたけど…」
「だけど…まあいいや」
言おうとしたが、どうせ不毛な言葉の応酬になる、と思った浩平は
素直に言葉を引いた。
「でも、お前だってあの時完全に自分の本性をさらけだしてたぞ」
「誰だってあんな事されれば、ああなるわよ」
「でも、言い換えればそれはまだお前が『オトメの演技』を会得し
ていないという事になるな」
「…私にはへりくつにしか聞こえないけどね」
「あ、そ…」
「第一あんな熱いお茶かけられたら演技も何もあったもんじゃない
わよ」
「違う!演じるんじゃないんだ。自然と出て来なきゃいけないんだ
よ。自分で演じているってわかんない程に完璧にな」
「…そんなの無茶よ」
「そうかもしれないけど、オトメになるんだろ?」
「ま、まぁそれは…」
七瀬が浩平の意見を渋々認めようとした時だった。
浩平の頭の中で何かが閃いた。きら〜ん、と。
「そうだ!お前がオトメを完璧に演じられるようにする為の修行の
場があるじゃないか!」
「えっ?修行の場?」
「まあその表現はあまり適切じゃないが、とにかくお前の演技力が
向上する為の特訓の場だ」
「…なんか予想がつくんだけどな…」
「う…うっさい!俺を補佐にしたのはお前なんだからな!それが嫌
なら自分で修行を考えろよな」
「わかったわよ…で、何処なの?」
「わかればよろしい。じゃあ、行くぞ」

そんなこんなで浩平と七瀬は校舎内に戻って来ていた。
歩くこと少し。浩平と七瀬は一つの部屋の前に立った。
その部屋の前のプレートには、こう書かれていた。

『演劇部』と。



"次回予告!"

演劇部…その前に立つ2人。
扉を開ける二人。そこで出会った人とは…!?
果して、演劇部で2人が見たものは何か!?
浩平と七瀬の運命は如何に!?

作者の遅筆にもめげずに読んで下さるみなさまに感謝しつつお送り
する、次回『七瀬さんの進め!オトメ大作戦!!』
Operation4『オトメの挑戦』に進め!七瀬さんっ!!


<追伸>
あにきぃ〜!う〜っす!!ふんっ!!!…じゃなくって(爆)
#ああ、時事ネタ…(^^;;『カレカノ』なかなか好きです。

諸処の事情により内容が予告と異なる場合がありますので、その点
につきましてはあらかじめご了承下さいね。
----------------------------------------------------------

どもども。研究室から失礼、の将木我流です。
間髪を入れずに第3話の公開です。
…いや、正しくはこちらが第2話のような気がするけど(^^;;

僕の頭の中の構想の第2話は、前回『オトメの戦い!』の夢のお話
と今回のお話の2つで一話の予定だったんですけど…書いてたらな
んか文章量が増えちゃったので、ちょっと構成を変えました。
そのおかげで第2話は全然違う作品になっちゃった気がします。最
後の部分さえなければ別作品(^^;

で、それはマズイという事で今回の第3話『オトメの受難』との同
時公開とさせていただきました。でも色々と忙しかったので随分間
が空いちゃったのがちょっと…

しかも、その第3話すらも本当なら今回のエピソードともう一つ
(次回第4話の前半部分)の予定だったんですけど、これも文章量
が多くなっちゃったんで分割しました。ああ、本来なら4話完結の
予定だったのに…このままじゃ間違いなく第6話まで…なんてこっ
たい!

そうそう。よろしければ叱咤激励下さい。
メアドないので不便だとは思いますが…。

それではこれで失礼します。
次回は出来るだけ早めに…でも今週末は学祭だしなぁ…(^^;;

<追伸>
自由な時間はどうやったら手に入るのでしょうか…ふぅ(^^;;;;;

<追伸その2>
SS2作同時公開…
って事は、次は目指せ『SSの○ルク○ン○エル』?(^^;;