居候一人増えたら大変かも? 投稿者: もうちゃん@
パフパフ!
ん?なにかが俺を叩いているような感じがするな・・・まぁいいや
パフパフ!
ああ しつこいいい加減にしろ!瑞佳。俺は目を覚ました。時計を見ると9時半・・・

浩平「休みの時くらい静かに寝かせろよ!」
繭「みゅ〜〜(起きないからだもん)」
浩平「ま・・・繭か?」
繭「うん」
なんで、繭がここに・・・う〜〜ん そうだ そう言えば・・・

昨日の夜
浩平「お前な〜〜いっつも殺人的な道具で、俺を起こすのやめてくれないか?」
長森「だって浩平、ちょっと前から寝起きがすごく悪くなったんだもん」
浩平「俺は昔からこんな感じだっただろ」
長森「ううん、悪かったのは悪かったけどここまでじゃないよ」
って事は、ここにはここの俺がいた訳か・・

長森「そうだ!明日私は、ちょっと出かけなくちゃならないんだ」
浩平「いいんじゃないか?明日は休みだし」
長森「でも、不安だから繭を呼んでおくね」
浩平「繭?ほんとに大丈夫か?」
長森「大丈夫 大丈夫起こしかたとか教えといたから」
笑いながら言う瑞佳・・・起こし方だけはいらんのだがな・・・
んで、今に到る

浩平「おおそうだった!思い出したぞ」
繭「みゅ〜〜みゅみゅみゅ〜〜」
繭はなにかを用意している・・・酸素の簡易ボンベにライターを持っている

浩平「なあ それは何に使うんだ?」
繭「教えてもらったの」
浩平「瑞佳にか?」
繭「うん」
嫌な予感がする・・・
ライターに火が点く。ガスボンベのキャップを取りこちらに向ける・・・

浩平「おい・・・まさかそれを俺に使うのか?」
繭「みゅ〜〜〜♪」
浩平「ま・・待て早まるな!」
俺の言葉を無視しとうとう俺にそれを向けて発射した。

繭「ボォ〜〜〜ボォ〜〜〜♪」
浩平「ばか!家が燃えちまうぞ!ああ・・・」
シーツに火が点いたな・・・このまま燃えたらニュースの一面かざれるだろう・・・いやだぁ〜〜
俺は、まだ元の世界に帰ってエンディングを向かえてない!

俺は繭からそれをやめさせ(取り上げ)シーツの火を必死こいて消した・・・

浩平「あぁ〜〜朝からこんな運動するはめになるとはな・・・」
繭「みゅ〜〜〜〜♪」
そういえば、繭の格好を見てみると瑞佳に似ているようだ。違うとこと言えば・・・耳の代わりに
リボンが付いてるだけのようだ・・・

浩平「今日はな 休みなんだよ。分かるか?」
繭「うん」
浩平「だから起こさなくてもいいんだ。」
繭「だって・・・起こしといてっていってたもん・・・」
浩平「まぁ今日はもう良いよ。次回からは、気を付けてくれよ」
繭「みゅ〜〜〜〜♪」
浩平「そういえば腹減ったな・・・」
繭「みゅ〜〜〜・・・」
浩平「瑞佳は何も言って無かったか?」
繭「ううん これ読んでっていってた」
俺は手紙の中を見る。中身はこうだ!!

『浩平へ、今日は何か作り置きしようかなって思ったけどな〜〜んにも無かったので、作れません
でしただから商店街でなにか買って食べてて』

浩平「うう・・・無責任な・・・瑞佳らしくない」
繭「テリヤキバーガ テリヤキバーガ♪」
浩平「そうだな・・・そうするか」
俺達は、家を出て食事に出かけた。

浩平「はぁ〜それにしても、布団どうしようかな・・・」
繭「みゅ〜〜〜!!」
浩平「あっちょっと待てって!」
トテトテ誰かに向かいはしって行く。

繭「みゅ〜〜〜♪」
七瀬「ぎゃ〜〜〜〜!痛い痛い」
浩平「よう!今日も元気だな相変わらずはしゃいで」
七瀬「これが、はしゃいでるように見えるあんたの精神が知りたいわ!痛い!」
ブンブン首を引き千切れんばかりに振るが、繭の体が縦横斜めに揺さぶられるだけでまるで
効果がない。まるで歌舞伎だな

浩平「ほら 繭そんな俗物相手にしてないでとっとといく・・・」
七瀬「誰が俗物よ!!」
俺は、塀をぶち壊し倒れながら思った・・・最近どんどん力が上がってないか?

それから20分・・・・・

七瀬「いたた・・・髪の毛がどれくらい抜けたのかしら・・・乙女の命が・・・」
浩平「その前にその物騒な力を何とかしろよ」
七瀬「あんたなんかにいわれたくないわよ!その性格前の性格に戻しなさいよ」
浩平「前の性格?」
七瀬「あんた最近前より生意気になったからよ」
浩平「そ・・そうか」
七瀬「あんたなんかに新しいゲームやらせないから ベーーーだ!」
浩平「それじゃ〜〜な」
繭「みゅ〜〜〜・・・」
浩平「そう 残念がるなすぐに又会えるさ」
繭「うん」

又歩いてると繭がなにかにきずいたらしい

繭「みゅ〜〜〜♪」
浩平「ん?今度はなんだ?先輩か よう!先輩」
みさき「ああ 浩平君おはよう 今日は、珍しくはやいね」
浩平「ん・・まっまあな 先輩はここで何してるんだ?」
焼き殺されそうになって起きたなんて言えない

繭「みゅ〜〜〜〜?(何してるの?)」
みさき「んっちょっとね」
どこからともなく声が聞こえる・・・先輩の名前を呼んでるようだ

浩平「なぁ 先輩声が聞こえるのは、気のせいか?」
みさき「うん 目の錯覚だよ」
女の声「みさき〜〜どこにいるの〜〜?」
浩平「いや この際目の錯覚は関係ないと思うんだが・・・」
みさき「気のせいだよ」
声はどんどんちかずいてくる

女の声「こらぁ〜〜 お店の番しなくちゃ駄目でしょ 怒られるわよ!」
浩平「完璧に先輩じゃないのか?」
みさき「そこの家の塀に隠れてるから言っちゃ駄目だよ」
そそくさと隠れる先輩

雪「ねえ 浩平君 みさき姉(ねえ)しらない?」
浩平「いや 知らないが?」
繭「みゅ〜〜〜あっち」
雪「えっほんとうなの?」
繭「うん」
雪「じゃ 探すわよ」
先輩の方へ行く

雪「こら!なんで、サボってるのよ、怒られるの私なんだよ」
みさき「ふぇ〜ん ごめんなさ〜い」
雪「それにしても、私の役が妹役なんて納得いかないわ・・・」
みさき「雪ちゃん?誰に言ってるの?」
浩平「んじゃ 忙しいみたいだから俺達行くわ」
みさき「じゃ〜〜ね」
雪「なんで、私がこんな役・・・」
繭「みゅ〜〜〜〜」

浩平「はぁ・・・どっと疲れたな。もう障害物になるようなキャラはいないはず・・・」
繭「みゅ〜〜〜♪」
今度はなんだ?スケッチブックの入ったリュックサック姿の澪だ

澪『おはようなの』
浩平「よ・・よう おはよう」
繭「みゅ〜〜〜!」
ピョン!
いきなり澪が俺の背中に飛びついた

澪『商店街までお願いなの』
浩平「ああ いいけど背中に飛びつく癖直さないか?(お化け屋敷参照)」
澪『いやなの』
澪の持っていたリュックサックを預かる

繭「みゅ〜〜(私も)」
ピョン!

浩平「ぐわぁ・・・・重い・・・」
澪『繭ちゃんが乗ってるの』
繭「みゅ〜〜〜〜♪」
浩平「どっちか落ちてくれないか?これじゃつくのに時間が掛かるぞ」
澪『男の子だから我慢するの』
繭「みゅ〜〜〜♪」
まるで、いまの姿は、まさしく亀だろうな。俺はよろよろする足で、
商店街に向かった・・・

浩平「ぜぇぜぇ〜〜 後どれくらいだ?」
澪『200キロくらいなの』
浩平「うぞ」
澪『冗談なの』
浩平「・・・・・・・・ほんとは、どうなんだ?」
澪『200メートルくらいなの」
繭はと言うと、みゅ〜〜みゅ〜〜言いながら楽しんでいる。世話をしにきたと言うより
おせっかいをしに来たと言う感じだ・・・

浩平「ぜぇぜぇぜぇぜぇ・・・・・つ・・・ついたぞ」
澪『ご苦労様なの』
繭「みゅ〜〜みゅみゅみゅ〜〜〜」
・・・・・・・・・・・・・・・・・沈黙・・・・・・・・・・・・・・・・・・

浩平「なあ 降りてくれないか?」
澪『繭ちゃんが上だからおりれないの』
浩平「なぁ 降りてくれないか?繭」
繭「やだ」
浩平「んじゃ 何所に着いたら降りてくれるんだ?」
繭「ハンバーガ屋さん」
うう・・・一番商店街の端っこじゃないか・・・

澪『がんばるの』
笑顔で言われてもなぁ〜

浩平「ゼェゼェゼェゼェゼェゼェゼェ・・・・・・ほ・・ほら降りろ」
澪『ごくろうさまなの』
繭「みゅ〜〜みゅみゅみゅみゅみゅ〜〜〜」
・・・・・・・・・・・・・・・・・

浩平「なぁ降りてくれないか?」
澪『繭ちゃんが降りてくれないから降りれないの』
繭「うう・・・やだもん」
浩平「仕方ない・・・このままはいるか・・・いいのか澪は?」
澪『平気なの』
そこで、『だめなの』、とか言ってくれなきゃ降りてくれないじゃないか・・・

店の中

浩平「なぁ 繭はどうするんだ?」
繭「テリヤキバーガ」
澪『フィッシュバーガなの』
浩平「澪にはまだ聞いてなかったんだけどな・・・」

浩平「すいませ〜ん、テリヤキバーガとフィッシュバーガください」
澪『オレンジジュース忘れてるの』
繭「アップルージュース」
浩平「と、オレンジジュースとアップルジュースもお願いします」
澪『浩平ちゃんはいいの?』
浩平「俺は、食欲がなくなった」
俺はそのままトレイを持って席に行く

浩平「なぁ いい加減降りなきゃ食べれないぞ」
繭「いいもん、このままたべるもん・・・」
澪『平気なの』
澪お前は先生だろ?ここで、ビシっと言ってくれよ。この状態で食べるのはそりゃ君たちは
平気だろうが、俺はこのままだと『ハンバーガ屋に出現!亀御一行様』と言う。それも親亀
と言う・・・って違う違う・・・この状態で立ちつづけるのか?
澪は、俺からトレイを取り上げると繭にテリヤキバーガーとアップルジュースを渡して本当に
食べ始めた。

澪『おいしいの』
繭「みゅ〜〜♪」
浩平「うぐぐぐ・・・・・重い・・・」
澪『重い重い失礼なの』
浩平「・・・・・・・・・・・ごめんなさい」

かれこれ30分

澪『おいしかったの』
繭「お腹いっぱい」
なんで、女の子って食べるのに時間が掛かるのだろう・・・

浩平「んじゃ とっとと帰るか・・・」
時計を見ると3時半になるちょっと前だった・・・・ここまでの時間は一体何してたんだろう・・・
店を後にする。

浩平「・・・・・いい加減降りてくれないか?」
俺の顔の目の前にまで持ってきて

澪『いやなの』
浩平「じゃあ いつになったら降りてくれるんだ?」
澪『繭ちゃんが退くまでなの』
繭「おりないもぉん・・・」
みさき先輩の店の前までやっと着いた。

浩平「はぁはぁはぁはぁ・・・・後少しで、家だな」
みさき「あれ?浩平君?」
見てみると、ダンボール箱を被って深山先輩から逃げるみさき先輩がいた

澪『こんばんわなの』
繭「みゅ〜〜」
みさき「今帰りなんだ?ん、先生もいるの?」
浩平「なんで分かるんだ?」
みさき「なんとなくだよ」
雪「あんたがしっかりしないと私は、妹役なんて納得いかないのよ!」
みさき「ふえ〜ん そんなの無理だよ〜」
雪「私が、一から教えてあげるわ!」
みさき「雪ちゃん 役とかなんとか何なのかわかんないよ〜」
雪「いいから まずは待ちなさ〜い」
みさき「わ〜ん いやだよ〜」
浩平「なんか 忙しいみたいだからそれじゃ」
澪『バイバイなの』

やっと家に着いた

浩平「はぁはぁはぁ・・・着いたぞ」
繭がピョン!と降りる
澪も続けてピョン!と降りる
ああ・・・重力ってこんなにも軽いものだったんだな〜〜

澪『じゃあ 学校で またなの』
繭「バイバーーイ」
浩平「じゃあな」
ガチャン!ドアを開けるとそこには瑞佳がいた

長森「あっおかえり繭?今日は楽しかった?」
繭「うん」
浩平「なんだか、逆に疲れたぞ」
長森「だって寂しくない様にって思ったんだもん それにね」
浩平「それに?なんだ」
長森「明日から椎名さんの家にいくんだよ。経験を積む為にね」
はぁ〜 こっちの世界では、こんな感じなのかやっぱり強引だな・・・

浩平「じゃ 今日は、繭の為に俺とあそばせた訳か?」
長森「うん そういう事だね。一番なついてたのが浩平だったしね」
長森「そうだ!あのシーツは一体どうしたの?お布団も水でグチャグチャだったよ」
浩平「あれはだな お前が、余計な事を吹き込んだせいでああなったんだ」
繭「みゅ〜〜みゅ〜〜〜」
俺のすそをグイグイと引っ張る

浩平「ん?遊んでほしいのか?」
繭「うん」
浩平「んじゃ 何して遊ぶんだ?」
ピョン!

繭「今日はこのままでずーーーっといるの」
浩平「ああ 分かったよ今日は寝るまでこうしてような」
長森「やっぱり浩平なんだよ・・・ね」
浩平「なんだ?意味深なセリフを言って?」
長森「ううん なんでもない気にしないで」
まぁ いいか今は繭のこの亀遊びからいつ脱出するか考えねば・・・そんな事を考えてたら
いつのまにか寝ていた。疲れからだろうな

朝起きると繭はいなかった。もう行っちゃったんだろうな・・・こうなるとこれはこれで寂しいな
パフパフ!
ん?なんか前回もこんな感じで起こされたような・・・まさかな
俺は、目を開けると

繭「みゅ〜〜〜〜」
いきなり繭が抱き着いてきた

浩平「うわ!一体どうしたんだ?」
長森「え〜〜言って無かったけ?お世話になりに行くっ言ってもここの町内だよ」
浩平「そんな大事な事は早く言えよ。全く・・・ん?お前何しようとしてた?」
手を見ると前回の繭同様の装備で俺に向けていた。こいつ俺をいつか殺す日が来るであろう。それとは
別になぜか少しホッとした。
続く・・・・・・・・・・・・
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浩平「題名通りに話が進んだ事ないよな。」
私「いいじゃないか。幸せに終わってさ。」
浩平「いやーそれにしても、キャラそのままだよな」
私「この際やけくそですな。殺人兵器だけでがんばりましょう」
浩平「なんだかなぁ〜そういえば質問あったぞ。みさき先輩の魔球の名前おしえろだと」
私「ええっ!名前ですか?みさき心眼ハイテンションボールですよ」
浩平「お前・・・なめてるだろ?」
私「いえ 私は到ってまじめです」
浩平「まぁ いいや・・・で次回がどうするんだ?」
私「今回 七瀬との絡みが比較的少なかったんで、又繭ですね」
浩平「ふ〜ん 何するんだ?」
私「考え中です。題名は『鬼ごっこ!七瀬を捕らえよ』ですけどねぇ〜」
浩平「ふぅ〜 俺は関係なさそうだな」
私「だから言ってるじゃないですか。題名はあんまり効果ないって」
浩平「・・・・・・・・・・・」
私「HPのリニューアルおめでとうございます」
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次回のSSかいた時に一気に書きます ゆるしてなぁ〜〜