「繭。おまえって、何歳なんだ?」 「ほえ? う〜んと、う〜んと……」 と、繭は指を一つづつ折り曲げながら数えている。 「うー。……14」 何ヵ月もたって、次の歳の繭の誕生日。 俺は椎名家で繭の誕生日会をしていた。 華穂さんが手作りのケーキを焼いてくれてた。 俺はそのケーキにロウソクを立てていった。 今年で15歳のはずだから15本だよな。 「あら? 浩平くん、ロウソクの数、違うわよ?」 と、華穂さんは3本ロウソクをとった。 「え? そうなんですか? 以前、繭に聞いたときには……」 「みゅー。あのときは数え間違えたんだもぅん」 その年齢(とし)で数え間違うのかっ!? 「繭。12の誕生日おめでとう」 華穂さんはのんきに笑っていたが、俺は笑えなかった。 小学生とヤっちゃったのか俺はぁぁぁぁぁぁぁあああああああああっ!!! ==================================== あとがき 小学生なのに詩子と同じバストサイズの繭ちゃん。 成長が楽しみですねぇ(爆死) 繭、中学生説と小学生説、みなさんはどっちですか〜? http:///www.geocities.co.jp/Playtown/1331/