いつも……わたしがからまわりする。
そして、あなたにいつも迷惑をかけちゃうね……




３日前…‥浩平とケンカした……
理由はとてもささいな……けれど、大切なことだった……
浩平が仕事ですごく疲れていることは知ってた。
でもね、どうしても伝えたいことがあったの……
あなたのふとしたつれないしぐさが……わたしには我慢できなかったの……
あの夜以来、あなたは……わたしに一言も声をかけてくれないね……


言葉の壁……って、そんなに厚いモノだったの？
わたし……あなたとなら、全てを分かち合えると思っていたのにな……
きっと壊してしまうのは……とても簡単なんだろうけど……
わたしたちなら……それを修復するのも簡単なはずだよ？
もう２人でしか見えないものは、何もないの？
わたしたち……本当にこれで、おしまいなの……？

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いくら疲れて……機嫌が良くなかったとは言え、澪にはひどいことをしてしまった……
５年前のあの日……あいつの全てのことを受け止めてやろうと決意したのに……
これじゃ……とんでもない大ウソじゃないか……バカだな……俺……
もう、俺たち……ダメなのか……？
２人でやり直すことは……もう、無理なのか？
……違うはずだ……

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後悔と闘う夜に……もう、さよならしたいから……
今より……以前より……
ずっとずっと……わかりあえるように……
『もっと、ケンカしようよ』
「み…お……」
『わたしの心にあなたの気持ちを……投げつけて。まっすぐ、力一杯に……、本気でケンカしようよ。くだらなくてもいいから』


もっと心をぶつけ合おう……
わたしたちのあいだには……言葉以上のモノがあるはずだよ……




わたしたちは
もう１度……いいえ、何度でも……
わかりあえるはずだから……

あなたのこと……
世界で１番好きだから……




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あとがき
澪ＳＳ完成！
これで瑞佳以外のヒロインが主役の話が書けたな……
瑞佳もそのうちトライするかも……

原画集、昨日、残り１冊の所をなんとかゲットしました……
危ない危ない……
見ながら、思い出し泣きをしたのは……わたしだけではないはずだぁぁぁぁ……


今週も結局３日連続書いてるまてつやでした〜