終わらない休日 第15話 投稿者: ひさ
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★これまでのあらすじ
 おっす! 俺、折原浩平。
 …この作者の阿呆が遅筆なせいで、また前の話から間が開いちまったなぁ。
 ちょっと長くなって悪いけど、また最初っから駆け足であらすじいくぞ。
 それじゃ……俺はニ連休の一日目にひょんなことから『プー』という名の猫
を拾う羽目になっちまったんだ。それからが大変で、家に帰ろうとすればいき
なりプーに逃げられるし、元飼い主という少女と偶然出会って成り行きでプー
を一時預かる約束をしちまったんだ。
 家には珍しく叔母の由起子さんが先に帰っていて、俺とプーと由起子さんで
夕食を取って久々に家族の団欒を感じる事ができた。
 そして連休二日目……出会ったばかりのプーと夢の中で別れてしまうという
最悪の夢で最悪の朝を迎えた。それは、幼馴染みの長森瑞佳からの電話で、朝
っぱらからこいつ家の猫の世話を押し付けられてしまったからだ。
 それから長森の家に行ってちょっと妙な騒ぎがあったが、猫どもの世話をし
て商店街に向かった俺とプーは、なんと昨日偶然出会ったプーの元飼い主の少
女『音子(ねこ)』とまた出会ってしまったんだ。
 俺と音子とプーは、それから行動を共にして長森の家でやり残した事を済ま
せ、両手一杯の荷物でプーを持てない俺の代わりに音子が抱えて、俺の家へと
向かった。
 そして……家の前に着いた時、俺が放った言葉で音子の膨れ上がったどうし
ようもない気持ちが爆発してしまったんだ。俺の体にすがって泣きじゃくる音
子……その気持ちを和らげたのは、プーの大きな大きなひと鳴きだった。
 気が付けば、空は今にも雨が降り出してきそうなくらい鉛色に染まっていた。
 俺には、まるでそれがプーとの行く末を暗示しているように思えてならなか
った……。
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 この、自分に体を寄せているひとりの少女と、その少女に抱かれている一匹
の猫と……果たして出会いは偶然の事だったのだろうか?
 浩平は鉛色の空を見上げながらぼんやりとそんな事を考えていた。
 さっきまで浩平に身を寄せて泣きじゃくっていた少女――音子は、まだその
ままの態勢ではいるものの、プーが元気付ける為に鳴いた一声によって大分落
ち着きを取り戻してきたようで、もう嗚咽は聞こえなくなっていた。
「……浩平おにいちゃん」
 しばらくして、音子が浩平の身体に顔を埋めたまま小さな声で話しかけてき
た。
「ん、なんだ?」
「もうちょっと……このままでいていい?」
「ああ。だけど雨が降って来そうだから、いくらでもって訳にもいかなさそう
だけどな」
「……うん、じゃあ雨が降るまで」
「おう。しっかし、出来ればこういう台詞は好きな相手にでも言ってもらいた
いもんだよな……」 
「浩平おにいちゃん、好きな人……いるの?」
「へっ!? あ、ああ……その、何だ……」
 浩平は自分から話を振ったにもかかわらず、音子の問い掛けにあっさり取り
乱してしまっていた。それは図星だったからなのか、それとも会話だけを聞い
ていると何となく告白しているような錯覚に陥ってしまったからなのか……冷
静になってくると、こんな小さな少女の言葉に対してどぎまぎしてしまった事
が恥ずかしく思えてきた。
「今の所は、いないかなぁ……多分」
 一瞬、何故か自分のよく知る幼馴染みの表情が頭をよぎったが、浩平がそれ
を認識する前に消え去っていた。
「じゃあ、あたしが浩平おにいちゃんの恋人になってあげようか?」
 直接顔を合わせてないので臆面もなくそういう事が言えるのか、音子は多少
くぐもった声で突然そんな事を言い出した。
 しかし、浩平は音子の口からそんな言葉が自分に向けられるかもしれないと
いう事を何となく予感していた。
「そうだな……もう20年経って音子が成長したらな」
「え〜っ! そういう時って普通10年ぐらいって言うもんじゃないのぉ!?」
 そう言いながら、音子は今までずっとプーを抱いたまま浩平の胸に埋めてい
た顔を急にガバッと上げていた。
 浩平は、久し振りに――といっても実際にはほんの数分なのだが――目が合
ったその少女の瞳を真っ直ぐに見つめていた。泣き腫らした瞳は多少痛々しか
ったが、表情はいつもの元気な音子のものだった。
「元気、出たか?」
「え!? ……うん。ありがと、浩平おにいちゃん」
(俺が泣かせといて元気が出たかもなにも無いもんだよな……)
 浩平はそんな自分自身の言葉に呆れてしまったが、音子はありったけの笑顔
を浮かべて、また浩平の身体にちょこんと顔を埋めた。
 だが先程そうされた時に、自分の言葉のせいで泣かせてしまって感じた苦々
しさはもう無く、今は音子の温もりがとても優しく心に染み入ってくるようだ
った。
「ひゃっ!」
 と、急に抱き付いていた音子が身をよじって短い悲鳴を上げた。
「どうした!?」
「なんか、冷たいものがポトって落ちて来て……」 
 音子にそう言われて浩平は頭上を見上げてみると、確かに僅かずつだが水滴
が顔に落ちてくるのを感じた。
「雨か……どうやらここまでみたいだな」
「うん。名残惜しいけど……ね」
 音子はその浩平の言葉を聞いて察したようで、本当に残念そうな表情を浮か
べながらゆっくりと浩平の体から離れた。
「泣きたくなったらいつでもおにいちゃんの胸に飛び込んで来ていいんだぞ」
「もうっ! 浩平おにいちゃんのいじわるぅ〜」
 冗談混じりの浩平の言葉に、音子は恥ずかしさを隠すためか怒ったように頬
を膨らませていた。
 浩平はそんな音子の表情を見ていると、たまらなく懐かしい気持ちが蘇って
くるかのようだった。過去に葬り去った記憶……妹の事を。
 ただ、以前にも何かのきっかけで何度か今と同じ気持ちになった事があって、
そういった時は必ず『痛み』を伴っていたのだが、今回だけは不思議な事に全
く『痛み』というものは感じなかった。
 ずっとこうしてここで音子と、そして出会いをもたらしてくれたプーと語り
合っていたい……しかし、いくらそう望んでも今日限られた時間はあと僅かだ
という事は浩平自身よく分かっていた。
「よし、荷物置いてくるからちょっとここ……だと雨が降ってくるか……。玄
関の前でプーと待っててくれるか?」
「最初っからそのつもりだよぉ。だって浩平おにいちゃん、その荷物じゃさっ
きみたいに玄関のドアあけられないもんね」
「……そういえばそうだったな。それじゃあ、またドアの鍵開けてくれるか?」
「うんっ」 
 笑顔で頷いた音子は、長森家に着いた時と同じく浩平のポケットから鍵を取
りだし、プーを地面に下ろしてドアの鍵を開けに掛かっていた。
 ただ長森家の時と状況が違うのは、鍵を間違えているという心配が無い事と
疲れたのだろうか……プーが下ろされても玄関前で眠りこけている事、そして
両手の荷物を重いと感じなくなっていた事だろうか。
 これは腕の感覚が無くなったという訳ではなく、ずっと音子に掛かりっきり
だったので荷物の存在を忘れてしまっていたからか、それとも長い事持ち続け
ていたせいなのか、荷物の重さにすっかり慣れきってしまっていたからだった。
「疲れたのかな、プーのやつ……通りで静かなわけだ」
 音子が泣きじゃくってる時に元気付けた一声を最後に、もう今の自分の役目
は終わったと思って安心したのだろうか、プーはそれ以来一度も鳴き声を発せ
ずに眠っていたようだ。
「浩平おにいちゃん、開いたよぉ」
「おうっ」
 音子は荷物で両手が塞がっているのを見たからか、わざわざドアも開け放っ
てくれていたので、浩平は難なく玄関まで辿り着く事ができた。
「ただいまっと。……ふぅ〜ようやく帰って来れたなぁ」
 無人の家に一言お決まりの挨拶をして、浩平は両手の荷物を全て玄関に投げ
出していた。そしてようやく体が荷物の重さから開放された安堵からか、疲れ
と共に大きな溜息を吐き出した。
「由起子さん、まだ帰ってないみないだな……」
 叔母の由起子は今日は休日出勤だったので、浩平は家に辿り着いた時にもし
かしたら帰って来ているのではないかと思っていたのだ。
 しかし玄関に鍵が掛かっていた時点で分かっていたのだが、夕方時分とはい
えさすがにこんな早い時間ではまだ仕事から帰っていないようだ。
 この分だと帰りは遅くなるような気がしたので、昨日みたいに夕食を一緒に
取れないかもしれないのは残念だったが、帰ってたら帰ってたで音子の事を説
明しなければならなかったと思うと、気持ちは落胆と安堵の半々といった所だ
った。
「……なあ、音子」
「えっ?」
 だれ切った両腕をぶらぶらさせたりぐるぐる回したりして疲れを解しながら、
浩平はふいに音子に声を掛けていた。それがあさっての方向を向きながらの呼
び掛けだったので、音子は意表を突かれたようで少し驚いている。
「ひとつだけ、聞いてもいいか?」
「……うん」
「何でおまえの新しい家じゃ猫飼えないんだ? お父さんかお母さんが猫嫌い
なのか?」
 自分で言ってはみたが、それはあり得ないと浩平は思っていた。
 昨日公園で会った時、音子はプーを捨てる時に添えた『拾ってください』と
いう意味合いの文章が書かれたメモを、母親は一緒になって考えたり書き方を
教えたりしてくれたと言っていた。
 猫嫌いの人間が、これから捨てる猫の行く末を気遣ってこんな事をするとは
到底思えないし、そもそも嫌っているなら最初から猫など飼わないはずだ。
 そして音子は、浩平の思った通りふるふると首を左右に振って答えた。
「ううん、お母さんもお父さんもプーちゃんの事大好きだよ。だけど今の家は
住んでいるのあたしたちだけじゃないから、下にも上にもお隣りにも……他に
もいっぱい人が住んでいるから、だから駄目なんだってお母さんが言ってた」
「そっか……そういう事だったのか」
 最後の方は独り言のように、音子にも聞こえないくらいの声で呟いた浩平は、
何故プーを飼えなくなったのかずっと気になっていたのだが、音子の話でよう
やく納得が行った。
 おそらく音子の家族は何らかの理由でアパートとかマンションとか、そうい
う所に引っ越したのだが、そこではペットを飼う事が禁止されていたのだろう。
 引っ越した理由……気にならないといえば嘘になるが、それを知る権利は浩
平には無いし、また聞こうとも思わなかった。
 もしかしたら捨てる以外の選択肢があったのかもしれない。
 初めて捨てられていたプーを見付けた時は理由など分かるはずもなく、浩平
はそう思ってただ捨てた人間に対して憤慨したものだった。
 しかしプーを捨てるという事は、音子の家族も悩みぬいた末に出した結論だ
ったのだろう。猫好きなら尚更別れるのは辛かったはずだ。
 それが、結果的に浩平とプーを出会わせ音子と繋がる事になろうとは……。
 今、浩平の手にプーが委ねられようとしている。
 昨日公園で音子と出会った時はこの先二度と会う事は無いだろうと思い、浩
平も軽い気持ちでただ口約束をしたに過ぎなかった。
 だが、今度はその時とは約束の重みというものが全く違う。音子と接して気
持ちも受け留め、その上でプーを預かるのだ。
 浩平は様々な事を頭に思い描きながら、最後にもう一度プーの事を尋ねる為
に音子の方へと向き直った。
「音子、本当に俺が……」
「はいっ! 浩平おにいちゃん」
「にゃ〜ん」
 すると、まるで浩平が振り返るのを今か今かと待ち構えていたかのように、
音子は笑顔でプーを抱えて浩平の前に突き出していた。
 一瞬呆気に取られて言葉に詰まってしまった浩平だったが、そんな音子とプ
ーの姿を見て自然と溢れてくる微笑を浮かべつつ、一旦止まってしまった言葉
の続きを発した。
「……俺がプーを預かっていいんだな?」
「うんっ、よろしくね。浩平おにいちゃん」
 そう言った音子の顔に、もう先程見せた悲しみの色は無いように見えた。
「わかったよ。それじゃあ音子がまたプーを飼える日が来るその時まで俺が責
任を持ってこいつの面倒を見てやるよ……っと」
「んにゃぁ〜」
 浩平は、音子から受け取る時に一声鳴いたプーをそっと両腕で抱きかかえた。
こうして自分の腕に直接抱くのは商店街に行く時以来だが……浩平はその瞬間、
もう随分長い事抱いていなかったような錯覚に陥ってしまった。
(やっぱり、俺はこいつの事ホントに好きになっちまってるんだな)
 もうどうしようもないくらい自分でも自覚してしまって、そんな風に思いな
がらプーを眺めていた浩平の耳に、消え入りそうな呟きが届いたのはその時だ
った。
「また飼える日……か。そんな日が来るのかな……」
 それは、ほんの少し前まで笑顔だったのが急に辛そうな表情に成り変ってい
た音子の声だった。
「音子……」
 浩平は、どう接してやれば今感情の起伏が激しくなっているこの少女を安心
させる事が出来るのかと思案して、気が付くとその掌は音子の頭をくしゃくし
ゃと撫でていた。
「こ、浩平おにいちゃん!?」
「大丈夫だ! 俺がずーっと預かってやるからいつでもここに会いに来ればい
いさ。それにな、プーだっていつまでもその日が来るのを信じて待ってるはず
なんだ。だから音子も信じてやれば、いつかまた飼える日が来るって俺は思う
ぞ」
「……うん……ありがと、浩平おにいちゃん。もう大丈夫だから」
「そっか……よし」
 多少力は無いが笑顔で言葉を返す音子を見て、浩平もにっこりと笑顔を返し
ながら頭の上にそっと乗せていた手をゆっくりと離した。
「あたし、そろそろ帰らなきゃ……」
「そうだな、あんまり遅くなるとおまえのお母さん心配するだろうからな」
「うん」
 本当は随分前から音子を帰そう帰そうと思っていたのだ。だが、話し掛けよ
うとしてもなかなか浩平の方から切り出す事が出来なかった。
 それは、浩平も音子とプーとこのまま一緒に居たいという気持ちの表れだっ
たのだろう。
「そうだ! 指切りするか」
「指切り?」
「ああ。ほら、小指を出してみろ」
「う、うん」
 戸惑いがちに頷いて、音子は浩平の前におずおずと小指を差し出す。
 浩平はプーを左腕一本で抱き替えて、その小さな指に自分の指をがっちりと
絡めた。
「俺は音子がプーを飼える日が来るまで責任持ってこいつを預かる」
「あたしは……きっとまたプーちゃんを飼える日が来るって事を信じる」
「にゃん」
 すると、なんと浩平の片腕に抱えられていたプーが絡め合った二人の指の方
へ、自分の手(?)を伸ばして来たのだ。
「なんだ、お前も何か約束したい事があるのか?」
「ねぇ浩平おにいちゃん、プーちゃんとも一緒に指切りしようよ」
「ああ、そうだな……」
 プーは一体、自分と音子に何を約束したいのか……ただの気紛れかもしれな
いが、相手は猫なんだと分っていても浩平にはその手を伸ばした行為がどうし
ても意図的なものに見えてならなかった。
 浩平はそんな事を考えながら、音子の要望通り多少無理な態勢でプーの手を
絡めた小指と小指の上にちょこんと乗せてやる。
「それじゃいくよぉ……ゆ〜びき〜りげ〜んまん、う〜そつ〜いたらは〜りせ
んぼんの〜ます……」
「「ゆ〜びきった」」
「にゃあ〜ん」
 音子の元気な掛け声から始まって、最後は浩平とプーの声が重なり二人の指
と一匹の手が離れた。
「約束……だからな」
「うんっ! それじゃ、またね浩平おにいちゃん。プーちゃんもね」
「んにゃ〜」
「おう、またな……あっ、ちょっと待て」
「えっ!?」
「この傘もってけよ。ちょっと大きめだけど、もう雨降って来てるからな。今
度俺んち来る時に持ってきてくれればいいからさ」
 浩平は外が雨だという事に気付いて、プーを撫でて玄関を出ようとした音子
を慌てて呼び止め、今この家に一本しか無い大きめの黒い傘を差し出した。
「ありがと、浩平おにいちゃん。あたし……何回もお礼言ってるね」
「そんなの気にすんなよ。それより、早く行かないと本当に帰りが遅くなっち
まうぞ」
「……また遊びに来ていい?」
「音子ならいつでも歓迎だ」
「うん……ありがと。それじゃあ、本当にまたね」
「ああ」
 音子はその言葉を最後に玄関を出て、ドアを静かに閉めた。


「またな……音子」
 ドアを開けて音子を見送りたい衝動に駆られた浩平だったが、それでは音子
にも自分にもいつまでも未練が残ってしまうので、何とかその言葉を吐くだけ
に留まった。
 指切りをしようと言ったのも、傘を貸そうと言ったのも、たとえ意識してな
かったとしても本当の所は少しでも長く音子と一緒にいたかったからなのかも
しれない。
「にゃあ……」
 プーも一声寂しそうに鳴いた。
 音子が去った時、プーが商店街の時のように後を追って行ってしまうんじゃ
ないかと浩平は危惧したのだが、じっとドアの方に顔を向けたままで身動き一
つしようとしなかった。
「音子と、そしてこいつとの出会い……きっと偶然なんかじゃないさ」
 ふと、浩平は先程考えていた事を誰にともなく――強いていうなら帰ってい
った音子に何とか届かせようと――呟きを漏らす。
 しかし、浩平から放たれたその言葉は玄関ドアにぶつかって、ただ自分の方
に虚しく跳ね返ってくるだけだった……。

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 どうも、こんにちは。
 また前話から期間が開いてしまいました……。連日の暑さでバテバテだとい
うのは言い訳にしかならないですが、最近話がなかなか進まないです。
 今回ちょっとだけ書いて浩平と音子を別れさせるつもりだったのですが、結
局まるまる一話分使ってしまいました。これは、書いてる私自身なかなか別れ
させる事が出来なかったから、なんですよね実は(^^;)。
 ともあれ、自分で名付けてる『音子編』というのは一応ここまでです。
 あとは最近ちょっと存在が薄かったプーとの話に入って、最終話へ向かわせ
て行くつもりです。
 
 折角感想を頂いているのに、私の方から時間が無くて書けなくてお返し出来
ず申し訳ないです……。いずれ必ずまとめてお返ししたいと思ってます。
 ここまで読んで下さった方、感想を書いて下さった方、どうもありがとうご
ざいましたm(_ _)m

 それでは、また……。