遠い空の向こうから 夕焼け2 投稿者: パル
 遠い空の向こう。私がいる世界・・・
 「やっぱり、あやまりに行こう!」
 この前、一人のお姉さんに、迷惑をかけてしまった。悩んだ末、私は謝ることにして、そのお姉さんと出会った場所へと向かった。

 「この前は、ごめんなさい!」
 屋上で、一人寂しく立ちつくしていたその人に、私は謝った。
 「誰?」
 「私は、この前、えーと、驚かせてしまって・・・」
 上手く、言えなかった。なんて説明したら良いんだろ?
 「この前・・・。あぁ、もしかして、突然になくなった子?」
 「いぇ、いなくなったというか、私、実は幽霊なんです」
 「・・・・」
 「・・・・」
 「本当?」
 「はい」
 「・・・、ふふ。幽霊さんが、わざわざ、謝るの?」
 「だって、悪いことしたら、きちんと謝らないといけないって、お兄ちゃんが言ってたから・・・」
 「そうなんだ。えーと、幽霊さんは女の子だよね」
 「はい」
 「この前は、さすがに私も驚いたから、取り乱したけど、いいよ、許してあげるね」
 「本当!」
 「今回は、特別だよ」
 「ありがとう!」
 私は、嬉しかった。そして、ここに来た、もう一つの目的を果たそうと思った。それは、このお姉さんに聞きたいことがあった。
 「ねぇ・・・お姉さん?」
 「?」
 「お姉さん、良かったと思うこと、あります?」
 目が見えないと言う状態で、良かったことがあるのだろうか。私は、それが知りたかった。
 「あるよ」
 「何です?」
 「ご飯がおいしく食べれる事かな」
 「・・・」
 からかわれているのかな?それとも、本気なのかな?
 「あのね、普通にご飯を食べていても、おいしいときと、そうでないときがあるよね?」
 ・・・。そう言えば、病院で一人で食べていたご飯はおいしくなかった。
 「ご飯がおいしい時は、良かったときだと思うよ」
 確かに、病院でも、お兄ちゃんがいるときに食べていたご飯はおいしかった。
 「最近は、毎日おいしいご飯が食べられるから、よかったよ」
 そのお姉さんは、優しい笑顔でそう言ってくれた。
 「ありがとう」
 私の質問に、きちんと答えてくれたんだ。その時、誰かが階段を上ってきた。
 「お姉さん、またお話ししてね」
 他の人が来るより一足早く、私はその場から姿を消した。
 「みさき、そろそろ帰るわよ」
 「雪ちゃんだね」
 「今誰かいなかった?」
 「幽霊さんが、いたみたい」
 「あんた、頭大丈夫?」
 「ほんとなのに・・・」
 「はい、はい!!!!」
 「どうしたの雪ちゃん?」
 「な、なんでもない・・・・、何でもないから・・・、早くここから、逃げましょう!」
 「え?」
 「こ、子供が、空に浮かんでる!!お、お化け!!」
 「だから、その子とお話ししてたんだよ」
 「・・・・」
 「雪ちゃん?」

 私は、お姉さんが嘘つきじゃないと証明するために、姿を見せたつもりだったけど・・・
 「まさか、気を失うなんて思わなかったな」
 遠い空の向こう。お姉さんが、気づくのを見届けてから、私は戻った。少し、悪いことしちゃったかな?

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 「皆さんこんばんは。みさおです。今回は、私は悪くないよね?えーと、少しは、悪かったかなって思うけど・・・。では、感想です、感想です」

 「最初は、ペルソナさんからです」
 >ヒトはそう簡単に変われる物じゃないんだっ!
 途中までの繭が、想像できません。凄く変わったと思ったら、元に戻る。この子も色々と、頑張っているみたいですね。
 >innocent world 第3話
 茜に、思いをきちんと伝える。確かに、ずっと一緒とあの時言えなかったから、嬉しいですね。
 >同第4話
 MOONはやったこと無いので、何とも言えないですが、波乱の予感!続き、頑張って下さい。
 >ダイエットは大変だ
 みさき先輩らしいというか・・・。浩平がそれにつき合ったらどうなるか、見てみたい気もします。
 >福引き
 いったいどうやって永遠の世界の切符を手配したのか、気になります。しかし、一度ぐらいは福引きで一等を出してみたい物です。
 
「次は天王寺澪さんです」
 >NEURO−ONE 19
 ぐー。いいところで終わってます。2NDと、詩子の会話が、まだ波乱の予感を含んでいて、まさに手に汗握り読んでます。
 ついに、彼女の登場。この後どうなるのか、楽しみです。

 「えーと、変身動物ポン太さんです」
 >忘却者達の鎮魂歌(6)
 結局、幼いときの約束に揺り回されていたんですね。みずかと、みさおの。
 忘れると言うこと、思い出すと言うこと、なんか、せつないですね。
 >感想SSネタ尽き寸前!おまけSS
 感想ありがとうございます。「みゅ」の暗号が今回のお気に入りです。
 >激突!!第2章 1
 プロフェッサー雪ちゃん復活?してないですね、まだ。南、ここでも哀れです。しかし、浩平はいつもあんな写真を持ち歩いているのかな?
 >激突!!第2章 2
 祝、復活!しかし、外道連盟、何で浩平をスカウトしたんでしょう。やっぱり浩平の本質は外道で、それを見抜いたのでしょうか?

 「次は、ニュー偽善者R少佐です」
 >ONE猫 第10幕
 自分の意志に関係なく人を殺める。浩平の使命は、かなり重いみたいですね。相手が、ただの悪党なら良かったのに・・・。
 >ONE猫 第11幕
 狐。暗躍する悪の一味でしょうか?最後の澪の一言が、いかにも一つの事件が終わったという感じがして、好きです。
 >緊急募集!なになぜONE猫スペシャル!
 参加したいですね。取り合えず、現時点では希望と言うことだけ。良い案が浮かんだら、しらせますです。
 >ONE猫 第12幕
 謎な展開ですね。何も知らないと言うのは、ある意味幸せで、ある意味辛いことだと思います。浩平君頑張ってね!
 >偽善者の恐怖感(3)
 何処から、浩平は夢の中にいたんだろう?茜達と合ったときから、悪夢に取り込まれていたのかな?でも、怖かったです。
 >ちびな悩み
 確かに、あれは永遠の世界に行きたくなる話でした。今回も、クイズが解らない・・・。目隠し団員なのに、きついです・・・。

 「今度は、雫さんです」
 >おしょうがつ
 渡り鳥茜ちゃん再び!しかし、詩子は・・・だったんですね。浩平と長森のやりとりもいいし、澪のお友達で・・・が、本当にとどめさしてますね。哀れです?

 「次は、もももさんだね」
 >浩平無用in 絆 2
 南、哀れすぎる・・・。しかし、13階段とは・・・。澪も、細かいことにこだわりますね。
 >大海原で遠泳を その5
 それぞれの、決着がいいです。芽生える友情&愛情。やっぱり拳を交えてうまれた友情は無敵です。復活した浩平が、哀れでした。

 「えーと、いけだものさんの番です」
 >言い訳させてつっこみ茜ちゃん
 感想、ありがとうございます。SS座談会楽しみです。

 「次は、ばやんさんです」
 >真希ちゃん感想オンリーは悲しいぞ
 感想ありがとうございます。でも、この言葉はばやんさんに届くのでしょうか?2週間は長いですね・・・

 「今度は、よねぴんさんです」
 >2つの手
 確かに、みさき先輩は体を使ったコミュニケーションが大切だと思います。特別な人と手を触れるだけで、色々な思いが伝わると、思います。

 「さて、YOSHIさんのばんでし」
 >はぐれ三匹(恋愛編)乙女チック・・・その2
 澪、なのかな?最後にでてきたの・・・。でも、相手の意志無関係に愛をあたえられる・・・。この場合、羨ましいのかそうでないかと言われたら、後者にになるかな。
 
 「えーと、いいんちょさんです」
 >闘え!!七瀬改第4話その1&2
 女の嫉妬は恐ろしいです。それにしても、七瀬に仕掛けられた罠。広瀬は何処から調達したんだろ?さらに、再び澪&茜がでてきて、波乱の予感です。

 「今度は、まねき猫さんだね」
 >かんそうだよ
 感想、ありがとうございます。今回、みさおは、謝りましたよ。
 >雨月物語 1
 原作は読んだこと無いです。だから、これからどうなっていくのか、楽しみです。しかし、この世界だとみさお生きているんですね。でも、住井に嫁いでる・・・。何故?初めの兄妹のやりとり、良かったです。
 
 「ふぅ、まだまだ続くよ、えいりさんです」
 >恐怖の牛乳
 気を失うほどの味ですか?牛乳以外にも何か入っていたのかな?なんか、某WAのマナシナリオを思い出してしまいました。

 「次は、よもすえさんです」
 >君の名は?「それは特別な」
 自分、今澪の話書いてますけど、この子が他の人をどう呼ぶかは永遠の謎です。ラストの二人の仕草が可愛かったです。

 「さてさて、次はWILYOUさんです」
 >空色の重さ1&2
 幼い子供にとって、病院は意味もなく怖い場所だと思います。それが上手に表現できていると思います。この子が出会ったのは、浩平なのかな?あの後の?今後の展開が楽しみです。
 
 「お次は、吉田樹さんです」
 >伝えたいこと 3
 みさき先輩の心情がせつないです。それに、さりげなく見せた優しさ。澪に対する先輩の気遣いかな?それが良かったです。

 「次は、もうちゃん@裏さんだよ」
 >夢・・・・・・
 なんか、ほのぼのして、良いです。最近、SSコーナーにみさおの出番が増えているような気がします。良いことです。

 「最後は壱弥柄さんです」
 >ちびみずかの永遠の世界
 ちびみずかの抵抗ですか?浩平を帰したくないとはいえ、少しやりすぎのような気もします。でも、自業自得かな。

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 「今日は、ここまでです。もし間で抜けてしまった人がいたらごめんなさいです。
 次は、空色のクレヨン−6−の予定だそうです。では、またお会いしましょうね」