<前回のあらすじ(みさき視点だよ)>
こんにちわ、今回のあらすじ担当のみさきだよ。
みんな、私の事みさきちゃんって呼んでね♪え?それはちょっと?…残念。
えーっと前回のお話はね…私は初めにちょろっと出ただけ…もっと出たいよ〜〜〜(泣)
えっ?そんなんどうでも良いから本題を話せ?…う〜どうでも良い事じゃないのに…
前回は確か…浩平君がいよいよ温泉に入る所…だったよね。
色々あって疲れた浩平君が露天風呂『熊の湯』に入ろうとしたら…なんとそこには先客が!
その先客の名は浩平君と同じクラスの広瀬真希ちゃん…だったんだよ。
でも…浩平君は真希ちゃんには宿泊券あげてない筈なんだけど…どうやって来たのかな?
で、その頃…もう一つの露天風呂『噴泉の湯』に瑞佳ちゃん達が行ったんだけど…
どうやら中崎君達が覗きを狙っているみたいで…これは混戦必死かな?
今回はその続きだよ。う〜…温泉も良いけど私は今夜の食事が楽しみかな♪
それでは始まり始まり〜〜
『温泉ばとるろいやる!』
ROUND9「温泉崩壊の危機!?」
と、言う訳で(上の説明参照)オレは露天風呂で広瀬と鉢合わせしてしまった…
オレは当然裸だし…広瀬は一応バスタオル一枚という状態で…(汗)
これは色々な意味でまずいんじゃないだろうか?
「えーっと…」
オレが何か気の利いたアメリカンジョークでも飛ばそうと思った時…(何でやねん)
先に広瀬が口を開いた。
「なーんだ折原君だけか、七瀬さんは居ないのね」
…何故に七瀬?
「せっかく待ち伏せしてたって言うのに…当てが外れたわね。もし七瀬さんがここに来てたら…今日こそ広瀬真希特製の罠に陥れてあげようと思ったのに…」
いかにも悔しそうな表情を作ってそう言う広瀬…お前はその為だけにここに来たんかい(汗)
…って、罠って何だ?
「まずはそこに浮かべてある機雷で七瀬さんの行動の自由を奪って…」
「ンなモン浮かべるなあああああああぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!!!」
…温泉を戦場にする気かお前は…(汗)
で、七瀬を捕まえた後どーする気だ。
「ふふふ…決まってるじゃない。私の“愛”をたっぷり受けとってもらうのよ」(ぽっ)
「どんな愛やねーーーーーーーーーーーん!!!」
…歪んでる、こいつは歪んでる…
絶叫するオレに広瀬が何故か微笑みながらこう言う。
「と、言う訳で折原君も協力してくれない?」(にっこり)
「遠慮しとく」
「何よ!私に七瀬さんを取られるのがそんなに嫌なの!?」
「何でそうなるねん!」
…ここでこいつと論争しててもぜんっぜん意味がない…出直すか。
そう思ってオレが上がろうとした時…
「折原君…もう上がるのかい?まだ早いよ」
…オレのすぐ後ろで氷上が温泉に浸かっていた。
いつの間にこいつは…(汗)
「あ、広瀬さん。七瀬さんなら…向こうにある別の露天風呂の方に居たよ」
「あら、そうなの?」
氷上のその言葉に…広瀬はさっさと行ってしまった。
…機雷始末してけよ。
広瀬が湯気の向こうに消えると…氷上は満面の笑みを浮かべてこっちに振り向く。
「さあ…二人っきりになった事だし…体はもちろん心までも一緒に温まろう♪」
「…嫌です」
だだだっ!
オレはとっととその場を逃げ出す。…どこへ行くかは決めてないけど。
その時…唐突に氷上が呟いた。
「あ、折原君。後ろに…」
「何だ?」
振り向いたオレの前に…
グオオオオオオオオーーーーーーーーーーー!!!!
…咆哮する『熊』がいた。
「何で熊がこんなトコにおんねーーーーーーーーーーーーん!!??」
唐突に出現した「熊」−体長2mはゆうにありそうな−は辺りを少しの間見まわした後…
ギロッ!
オレ達の方を睨みつけた…メチャメチャヤバイな…これは。
後退りしたオレは…ドンッと何かにぶつかった。
「…?」
振りかえったオレの視界に…髭の生えた中年の顔が入ってきた。
確か髭の兄貴…だったよな?(第5話参照)
その髭兄はオレに向かって…何故か絶叫した。
「んあ〜ここの露天風呂は…熊が出るから「熊の湯」と言うんだああああーーーっ!!」
…………ネーミング安易過ぎーーーーーーーーーーーーーっ!!!(おい)
って、言うか熊が出ること分かってたなら銃か何かで退治しとけーーーーーーーーっ!!!
だが髭兄はオレを無視してその巨大な熊の前に立ちはだかる!
「んあ〜…行くぞわが宿敵!今年こそ我が鉄拳で成敗してやる!」
…あんたは毎年こんな事やっとるんかい!
熊vs髭兄 戦闘開始!
「グオオオオオオオオオオオオーーーー!!!」
バシッ
「んあーーーーーーーーーーーーー!!??」
髭兄はあっさり熊の一撃に沈んだ…
「んあ〜…紙一重だった…」がくっ
…それは違うと思う。って、次はオレの番か!?
回れ右しようとしたオレの前に…
「ふふふっ…僕が助けてあげるよっ♪」
氷上が立ちふさがってるーーーーーーっ!!!???
前門の熊、後門のシュン…最悪だ…(大汗)
『折原浩平 享年17歳』
…一瞬縁起でもない文章が頭の中を流れる…ぐあ。
まさに折原浩平大ぴーんち!
その時、オレの視界に何かが飛び込んでくる。
「湯船の中に…何か浮かんでる!?」
これは…広瀬の仕掛けた機雷!
しめたっ!これを使えば!
「うりゃっ!」
スッコーーーン!
間髪入れずその機雷を氷上の方に向かって蹴飛ばす!
機雷は少しの間流れてやがて…爆発した。
ドッガアアアアーーーーン!!!
「うああああーーーーーー!!!僕の思いは届いたかーーーーーーーーーーーーーい!?」
…意味不明な叫び声を挙げて氷上はお星様になった。さようなら。(それだけかい)
だがオレの後ろから更にもう一つの脅威が迫る!
「グオオオオオオオオオオオオーーーー!!!」
まだ熊が居たな…忘れるトコだった。(忘れるなよ)
ちっ…もう機雷は無いし…こうなったら逃げるしかない!
何とか逃げ道は確保されたし…伊達に毎朝走ってないからな。
だだだだっ!(オレの走る音)
ずどどどどどっ!(熊の追いかけて来る音)
こうしてオレと熊の果てしないおっかけっこが始まった…。
逃げ切れるのか…オレ(泣)
って、言うかもう温泉とか関係ないなこのSS…(重々承知しております(TT)byポン太)
オレは露天風呂の柵を越え、林を抜け、建物を通り…更に走る!しつこく追ってくる熊!
そして目の前の草むらを抜けた時…
「うわっ!折原!?」
「な、中崎か!?」
目の前にカメラを構えた中崎&南森が現れた…覗きやってたなこいつら…
後で深山先輩に言いつけてやろう。(何故に深山先輩?)
って、今はそんな場合じゃない!
オレは中崎達を無視してその先へ突っ込む!
「「…うわああああああああーーーーっ!!!???」」
オレの後ろから現れた熊にビックリした中崎&南森も慌てて逃げ出す。
で…逃げ込んだ先は…
「こ、浩平ーーーーー!!!裸だよーーーーーー!!!???」
「みゅ〜♪浩平だ〜〜〜♪」
「ちょっと!アンタ達何よ!?さては覗きね!」
『噴泉の湯』
…さて…これからどーなることやら。
七瀬にシャンプーを投げられ、繭に飛びつかれ(羨ましい)、長森に叫ばれながら…オレは冷静にそう思った。
「うわーーーーー!!!熊だーーーー!!!」
「だから俺は来たくなかったんだーーーー!!!」
「グオオオオオオオオオオオオーーーー!!!」
…後ろで熊に追われる中崎達の悲鳴も聞きながら…(助けんかい)
ROUND9 終〜了〜♪
-----------------------------------------
ポン太「…私的には今回の話…10点」
雪ちゃん「何点満点で?」
ポン太「五教科合わせて(?)500点満点で……10点(泣)」
雪ちゃん「それでも投稿するポン太って一体…」
ポン太「三国一の恥知らずですな( ̄∇ ̄)」
雪ちゃん「次回はちゃんと書きなさいよ!」
ポン太「はいですぅー!」
ポン太「最近のみのり様の感想や昨日のWTTS様の後書きに即発されてか…取りあえずレス返し(笑)」
>みのり様
>>しかし七瀬は浩平にチョコをあげるために浩平を売ろうとしたんですか……。
…全然そう言う事考えてなかった( ̄∇ ̄;;;;;
このバレンタインSS、かなり突貫で書いたので…かなり出来が荒いです(汗)
取りあえずオチは喜んでもらえた様で幸いです(^^;;;
あ、みのり様のバレンタインSS…とても面白かったです(^^)
後は…「温泉ばとるろいやる」…1〜8話メールで送りましょうか?もし良かったらですけど。
>WTTS様
そう言う意味です(爆)
浩平と七瀬の終盤の展開は…これが一番自然かと(笑)
いや…更なるらぶらぶはっぴーな展開も有り得たんですけど…今回は無理でした(^^;;;
>から丸&からす様
テンション高かったですか?…この時はかなりトランス入りながら書いてましたから(爆)
読んで笑っていただけたようで…こちらとしてもギャグ作家冥利に尽きます(^^)
私の方は…これからもしばらくはハイテンションで続くと思います(^^;;;;
「風の旅路」…続き期待させてもらいます〜(^^)
ポン太「SS自体の感想は…いつも通り感想SSでまとめて書くと思いますんで…」
雪ちゃん「もうしばらくお待ち下さいね」
ポン太・雪ちゃん「それではまた〜」
2000.2.16