う・わ・き  投稿者:変身動物ポン太


注:「う・わ・ぎ」ではありません(笑)
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私、上月澪・・・・今をときめく高校一年生なの♪(おーい)

今学食にいるの・・・もちろん昼食を取る為なの。

いつもなら仲の良い友達と一緒にたべるところなの。



でも・・・・今日は違うの。

今日は・・・憧れの折原先輩と一緒がいいの。

そんな気分なの♪



 ・・・・・・・・・・



えーっと・・・折原先輩は・・・居たの♪

でも・・・他の女の人と話してるの!

しかもかなり親密そうなの!

えーっと・・・あの人は・・・確か川名先輩という人なの・・・綺麗な人なの・・・



許せないの!

私と折原先輩は・・・・上着を洗ってあげるほどの仲なのに・・・・(それは違うぞ上月澪)

折原先輩、うわき者なの!

このうどんをかけちゃうぞ・・・なの!



折原先輩はまったく私のこと気づいていないの・・・・

やっぱり悔しいの

だから後ろに回り込むの

照準OKなの!



その時・・・・私の頭の中に折原先輩との思い出が蘇ったの・・・・


 ―――――――――


折原先輩・・・・・

私は忘れないの

『”あ”って言ってみろっ!』

『今度はアメリカの州全部だっ!』

私がしゃべれないと分かっていても・・・・

今まで会った人のように、私のことを「可哀想」とか変に哀れまなかったの

ただ普通に扱ってくれたの・・・



本当に嬉しかったの



だから・・・だからわたしは折原先輩の事が・・・・


 ―――――――――


・・・アメリカの州の名前を覚えて無くても・・・この思い出は覚えてるの
忘れないの・・・・絶対に・・・・



やっぱり・・・うどんはかけられないの

だから・・・ちょっとのうわきは・・・許してあげるの・・・・



でも・・・・ただでは引っ込まないの

もう”うわき”出来ないようにするの!

その方法は・・・これなの♪



たったったったった

がしっ

「うおっ!?・・・・澪か?」

こうやってくっついてれば・・・・うわきは出来ないの♪

「くっつくのは良いが・・・・袖が伸びるんだが・・・・・」

駄目なの♪ちょっとだけうわきした罰なの♪

「まあ・・・いいか」

やっぱり折原先輩は優しいの♪

・・・・・・だから私は・・・・折原先輩のことが・・・・・・







『大好きなの♪』






おしまい
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ポン太「えーっと…今回はノーコメントと言う事で…それではっ♪」
雪ちゃん「逃げるなっ!」


惨劇


ポン太(重傷)「…今週は諸事情でSS書く暇が無いもんで…かと言って出さないと忘れられそうだし…」
雪ちゃん「でも…感想のお礼用のSS出す事無いじゃない!」
ポン太(軽傷)「ちなみにこれはあの「う・わ・ぎ」のプロトタイプに当たるSSです♪」
雪ちゃん「…と、言う事は書いたのかなり昔ね」
ポン太(無傷)「いつ書いたのか覚えてない…それくらい昔。えっへん( ̄∇ ̄)」
雪ちゃん「…はあ」


2000.1.26