温泉ばとるろいやる!  投稿者:変身動物ポン太


注壱:みなさ〜ん、このSSは壊れてます〜、だけど投石は控えめにね〜♪(はーい)
注弐:みなさ〜ん、このSSは展開滅茶苦茶ですよ〜、だから期待しないでね〜♪(はーい)
注参:みなさ〜ん、このSS書いてる作者みたいなプッツン人間にはならないでね〜♪(はーい…って、なるかいっ!)

…本日の講義はここまで!みんな復習しておくように♪(…って、何の講義やねん!)
ではSS本編へGO!

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<前回のお話(前回出番無かった七瀬さん視点)>
こんにちわ、今日のあらすじ担当の“さすらいの乙女”こと七瀬留美よ。
え〜っと…あらすじなんて話すの初めてだから…緊張しちゃいます、えへ♪
えっ?無理にカワイ子ぶるな?前回登場シーン無かったくせに?

………ほっといてよ!ンな事!私だって好きで登場シーン無かった訳じゃないのよ!
ポン太の奴〜〜〜!!!私は乙女よお〜〜〜!!!

…はあはあはあ…そもそも、あの折原が私と繭を同じ部屋したせいで…
あ…あらすじの続きだったわね。えーーと…さっきのシーンカットしといてね♪(出来ません)
旅館に着いた折原と私達ヒロイン一行なんだけど…ある事件が発生したのよ。
折原がつまらんギャグ言って深山先輩にハリセンで突っ込まれて永遠の世界行ってる間に…(違うぞ)
みさき先輩が単独で愛の逃避行…だったわよね、確か。(訳わかんないんですけど…)
で、みさき先輩がエスケープした先が「温泉饅頭食べ放題」の店で…折原と里村さんがそれを追跡してるのね。
更に柚木さんや沢口君(南だってば)の陰謀も見え隠れしてて…はあ、せっかくの温泉なのに〜(泣)

えっ?私はその時何してたかって?…それは…

「みゅ〜♪」
ぐきっ!
「ぎゃあああああああああーーーーーーーーーっ!!!」


……………………お後がよろしいようで(全然良くないわっ!byななぴー)





『温泉ばとるろいやる!』


ROUND7「輝け!第1回温泉饅頭争奪戦!」




…色々あってようやく「温泉饅頭食べ放題」をやってると言う店に到着したオレと茜。
しかしそこにあったのは…


「茜…お前は振られたんだ……………………温泉饅頭に」(おい)
「…悔しいです」



『本日分の温泉饅頭は無くなりました』



…何の救いも無い看板だった。
ついでに言うと隅のほうに「温泉饅頭2000円で食べ放題です」と言う看板も見える…それはヤバイって。
どうやらみさき先輩が先を越したらしい。…店中の饅頭と言う饅頭を食い尽くすとは…(汗)
そしてオレ達は、店先のベンチに満足げに座ってるみさき先輩とがっくりとうなだれてる深山先輩を見つけた。
取りあえず…深山先輩に声をかけておくか。

「深山先輩…間に合わなかったんですか?」
「…まさかほんの20分でここまで食べるとは…思わなかったのよ…」

…甘いぞ、深山先輩。
みさき先輩なら24時間あれば…日本中の食い物を消費できるだろう。(そこまでは無理だよ〜byみさき)
ちなみに甘い物限定なら茜も出来るだろう。

「…可能性はあります」

…って、出来るんかい!
それより…茜のみさき先輩を睨む目つきがかなり怖い。
と、茜がみさき先輩に向かって言葉を発した!…ひょっとしてバトルでも申しこむのか!?

「川名さん…ひょっとして1週間限定1個生産の…“幻の饅頭”も食べてしまったのですか?」
「えーっと…普通のだけだよ」

…“幻の饅頭”だと?何だそれは?
思わずハニワ顔になったオレに…復活したらしい深山先輩が説明してくれた。

「この店では…1週間に1個だけ…物凄い饅頭を作るらしいのよ…」

更に深山先輩が語った所によると…
この店では、普通に売っている温泉饅頭とは別に『幻の饅頭』と言う物が作られているらしい。

前のが発売されてから1週間以内に1個だけ販売されるらしく…さらに、
…販売日時・時間ともランダムでいつ販売されるか分からない…甘味通垂涎(すいぜん)の一品らしい。

ちなみに先週の販売時間は夜中の0時過ぎだったそうだ…って、んなもん誰が買うねん!


「先週は茜ちゃんが買ったんだよね♪私ももうちょっとだったんだけど」
「…はい」


茜かい!
…さすが中崎町最強の甘味通…って、ここは隣町だから(第3話参照)可能なんだろうけど…。
その饅頭を巡って…みさき先輩と茜はここんとこずっと戦い続けているらしい。(おい)
…茜がこの温泉来たのはこれが主目的だったんかい。(汗)
でも…茜はともかく何でみさき先輩が饅頭なんか狙うんだろう…ま、いいけどな。

しかし…どんな饅頭なんだ?茜が欲しがるんだから…ものすごく甘いとかか?


「…その饅頭は50年物のこしあんと100年物の粒あんから作られた一品で…それを食べると…」
「死ぬわっ!」


思わずツッコミしたくなる一品らしい。(おい)
…一般人には知らない世界の話のようだ…うん、帰った方が良さそうだな。
そう思って回れ右をしようとしたオレを…

がしっ

「…逃がしません」
「浩平君も一緒に食べよっ♪」

両側から捕まえる茜とみさき先輩…嫌だー!!2度と永遠の世界には行きたくないー!(それは違うのでは?)
助けを求めて深山先輩の方に顔を向けるが…

「…人間諦めが肝心よ♪」

…ぐはあ。



で、店の前で待つ事30分。
茜が手に入れた裏ルートからの情報では販売時間が近いらしい…って、裏ルートって何だ裏ルートって…。


「…そこの合言葉は『一人は甘味の為に、みんなも甘味の為に』です」
「なおさら訳わからんわーーーっ!!!」


…普通人には無縁な世界らしい。
んな事言い合ってる間に…店の中で何か動きがあったようだ。

「…もうすぐです」
「もうすぐだね」

茜とみさき先輩が顔を見合わせてそう言い合う。
そして…中から出てきた店員らしい男がさっきとは違う看板を店の前に置いた。


『“幻の温泉饅頭”販売します』


…どうやら茜の手に入れた情報は合っていたらしい。
周りを見まわしてもオレ達以外に人影は無い…どうやらこの饅頭を手に入れられるのは…

「…私です」
「…私だよ」
「…オレはいらない」
「私もいらないわ」

睨み合う茜とみさき先輩…と半歩後ろに下がるオレと深山先輩。(おい)
…ついに今回のバトル開始のようだな。(汗)

「今週も“幻の饅頭”は「甘味通」の名にかけて私が貰います」
「違うよ…「大食い王」の名にかけて私が貰うんだよっ!」



里村茜vs川名みさき……戦闘開始っ!



「行くよっ!」

まずはみさき先輩が茜に向かって突っ込んでいく!
どうやら必殺の頭突きをしかけるらしい!

「みさきっ!照準修正、右6、仰角4!」
「分かったよ!」

で、その方向を修正する深山先輩…おい。
止め役のアンタがそれでいいんか!?それに仰角って何だ仰角って…

「必殺みさきダイブ!」

…って、飛ぶんかい!
みさき先輩は一旦ジャンプすると、勢いそのままに茜に突っ込んでいく!

「…甘いです」

ひょい

…で、それをあっさり避ける茜…やっぱりな。
みさき先輩はそのまま茜の元いた場所を通り過ぎ…

「あれ?茜ちゃんどこ?…って、わわわっ!」

ドッゴ−−−−−−−ン!

…そのまま店に突っ込んでいった…大丈夫か?

「…痛いよ〜〜〜」

…店の中からみさき先輩の声がする…大丈夫のようだ。(おい)
と、オレはみさき先輩が突っ込んだ衝撃で何かが店から飛んできたのを目撃した。
オレの方に向かって飛んでくるけど…まさか!?

「…あれが“幻の饅頭”です」

…オレからかなり離れた場所からそう言う茜…何故離れているかと言うと…




その饅頭が直径『2メートル』はあったからで…って、おい。




「でかすぎるわああああああああーーーーーーーーーーーーっ!!!」



…だからみさき先輩も狙ってたのね…って、言ってる場合か!逃げないと!
だが……

ぐきっ!

うっ…足をひねった…作者め、意地でもオレを窮地に落とすつもりかい…(当たりっ♪by作者)


ひゅううううううううーーーーーーーーーー!!!


不気味な音を立てて落下してくる巨大饅頭…ああ…オレもこれで終わりか…
みさお…お兄ちゃんもうすぐそっち行くみたいだ…出迎えのキス頼むぞ♪(ちょっぴり錯乱する折原浩平君17歳)


シュッ!

と、その饅頭とオレとの間に何かが割り込んだ!…何だ!?

「里村さんの為ならこの南明義!空だって飛べるっ!」
「茜の為ならこれくらい何のそのっ!」

沢口と詩子かっ!(南だってば)
どうやらこの饅頭を空中キャッチして茜に献上する気らしい…目茶目茶タイミングいいな(気にしたら負け♪by作者)

ぱしっ!ぱしっ!

二人は巨大饅頭の両側に取りつくとそれを受け止めたっ!ナイスだっ!
…両側?…それがそのまま落ちてくるとなると…

ひゅうううううーーーーーーーーーっ!!!

オレの周りが暗くなる…って、真上じゃん!(気づけよ)
…潰されたなオレ…と、観念した時だった。

ぱかっ

…あ、割れた、そして…

「うおっ!?」
「わわっ!?」

空中で両側から饅頭を支えていた詩子と沢口(南だって)はバランスを崩し…

ズガガーーーーーーーン!

…そのまま潰された…

「あ〜危なかった♪」

…沢口だけが。(おいおいおいっ!)


 ・・・・・・・


「半分に割れたから今日は引き分けと言う事で半分ずつだね」
「…仕方ないですね」

ビックリして腰が抜けているオレを尻目にそんな事を言い合うみさき先輩と茜。
…初めからそうしてくれ…(泣)

こうして幻の温泉饅頭を巡る闘いは終わった。
当然のようにその饅頭を食わされたオレだった(何しろでかいから)が…その味は…

「…茜」
「…何ですか?」
「いや…何でも無い」
「?」

…予想外に美味かったと…言っておこう。
だが…それがこの話に及ぼす影響は…

「何か…妙に体に軽いんだが…?」

…まだ不明…とだけ言っておこう。


 ・・・・・・・


その頃…七瀬&瑞佳&繭はと言うと…

「七瀬さん、そろそろ温泉の方に行かない?」
「あ〜そうね」
「みゅ〜♪温泉♪」

そして…脇役ボーイズの面々(南除く)も…

「よしっ!カメラの設置終わったぜ!」
「七瀬さん達も動き出しだみたいだな」
「…折原君…遅いようだね」



…混浴露天風呂バトル(爆)…ついに勃発。



ROUND7 終〜了〜♪
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<おまけ>
その頃の澪は…

『ここは何処なの〜〜〜〜!!??』

…道に迷っていた(爆)

おしまい♪
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ポン太「ようやく番外ネタも終了!次回からメインテーマ(?)の露天風呂編に突入だっ!(爆)」
雪ちゃん「ホントはこのネタ、第10話で「おみやげは爆発だっ!」というタイトルで出す筈だったのに…何故?」
ポン太「成り行き上こうなってしまった…すいません(^^;;;;」
雪ちゃん「最近のポン太はノリと思い付きで話の内容変更するからね」
ポン太「で、後で死ぬほど苦労すると…はっはっは☆( ̄∇ ̄)」
雪ちゃん「そこ、笑うトコじゃないでしょ」

ポン太「それでは次回の第8話『覗き大作戦!(仮)』…お楽しみに♪」
雪ちゃん「そう言えば…このSSで出てないサブヒロイン居るみたいだけど…いつ出す気なの?」
ポン太「それは秘密です( ̄∇ ̄)」

ポン太・雪ちゃん「それでは〜〜〜〜」


2000.1.22