<前回までのあらすじ(茜様視点)> 「・・・こんにちわ、里村茜です」 「今日は練乳蜂蜜ワッフルの歴史とその未来についての講義をすればいいんですね」(どんな講義やねん) 「えっ?・・・全然違う?・・・・あらすじを説明して欲しいんですか?」 「分かりました・・・・では始めます」 「・・・浩平がある理由のため狙われている・・・・その事を知った私は中庭にいた彼にその事を知らせました」 「そして・・・一緒に逃げたのはいいんですけど・・・・」 「何故私からも逃げようとするんですか、浩平?」 「ただ私は「私も浩平の上着が欲しい」って言っただけなのに・・・・」(それが原因だって) 「・・・今回の「う・わ・ぎ」はその続きからです」 「では本編でお会いしましょう」 ・・・・良かった・・・今回こそまともなあらすじで・・・・(泣) 「・・・先ほど言った講義の内容が聞きたい方は・・・ここの電話番号に電話をお願いします」 って、んなもん宣伝するなあああああああぁぁぁぁぁーーーーーっ!!!! で・・・誰か聞きたい人いる?(いない・・・よね?) 『う・わ・ぎ6』 ”愛と感動の上着争奪大戦なの!(中編)” だだだだだだだっ! 廊下を全力で走っている男子生徒がいるようですな。 ・・・廊下を走ってはいけないと小学校で習ってないのでしょうか? 「今はそんな場合じゃないだろっ!」 ・・・・彼はおねの外道主人公こと折原浩平君のようだ。 今彼は茜嬢からの逃走の真っ最中のようですな。 で、取りあえず浩平はあてもなく逃げ回っているようだ・・・家に帰ればいいのに。 「いや、展開的に行くとオレの家では・・・・・」 ――――――――――――― その頃の浩平の家では・・・ 「・・・浩平・・・早く帰って来てほしいもん!」 「ホントに遅いわね」 ・・・・何故か長森と由起子さんが投網を持って張り込んでいた。 ――――――――――――― 「・・・・てな感じになっている筈だ」 くっ・・・さすがおね主人公・・・作者の展開を読むとは・・・(そんな展開にするつもりだったんかい!) まあそれはともかくどうやら彼は茜は巻いたようだ。 「ハリソン・◯ォードの気持ちがよくわかるぜ・・・・」 ・・・・逃◯者かい? 「仕方ない・・・・どっかの部室へでも隠れるか」 そう言って浩平君は部室連の方へ向かったようだ。 ・・・そう言えばこのSSの主人公たる澪ちゃんは何処行ったのですかね? ちょっと捜してみましょう。 ――――――――――――― <恒例になってきた作者vs澪ちゃんの会話> 『捜さなくても此処にいるの!』 「みゅー!」 おっ?居ましたな主人公なのに存在感ひたすら薄いダークサイド澪ちゃん&椎名さんのお二人さん♪ 『余計なお世話なの!うどんかけちゃうの!』 「みゅううううーーー!!」 ざばあああああ!!(×2) うぎゃーーーっ!って、それはいいけど(いいんかい)あなた達いま何処にいるの? 『前回言ったとおり屋上に向かってるの。折原先輩に先回りするの♪』 「みゅみゅっ♪」 ・・・・だから存在感薄いのか。 『別にいいの!最後に笑うのは私たちなの!』 「みゅー!」 ・・・さいですか。でもその浩平を他に狙ってる奴らがいるみたいですけど? 『大丈夫なの。と言うより展開的に捕まるとマズイの』 「みゅっー、やおいやおい♪」(誰だ繭にこんな事吹き込んだ奴・・・) ・・・・ぐあっ、展開まで読まれるとは・・・ ・・・・・では再びカメラを浩平に移してみましょう。 『次の出番はいつなの?』 「みゅみゅっ、もっと出たい」 ・・・君たちの出番、この中編ではここまでなんですよ。 ごめんねー・・・じゃっ♪ 『もうちょっと私たちを写してくのーー!!』 「みゅーーーーーっ!!」 聞こえない聞こえない・・・・ ――――――――――― 「ふう・・・ここまで来れば少しは時間が稼げるな・・・・」 浩平はどこかの部室に入ったようだ。 って・・・その教室は・・・・・? 「げっ?ここは軽音部の部室じゃねーか!?」 そう・・・・そこは軽音部・・・・当然聞こえてくるこの妖しい声・・・・・ そして登場する美少年・・・ 「メリークリスマス」 「全然時期が早いわああああぁぁぁーーーーー!!!」 「つれないねえ折原君・・・・あの時はあんなに激しかったと言うのに」 「いつなんだああああぁぁぁーーーー!!!??」 ・・・・やはり登場したのは浩平ラブラブ少年、氷上シュン君だったようです。 「ふふふっ・・・折原君、私も居るわよ」 ・・・・密かな浩平ラブの女番長、広瀬真希さんも居るようですな。 「その言い方は少し違うんじゃないかな?」 「誰が”密かな浩平ラブの女番長”よっ!」 あなた達の事です。はい、質疑応答終わりっ!(おいおい) どうやら彼らは浩平をここで待ちかまえていたようですな・・・・って、浩平の行動を読みきるとは・・・・ 長森ですら出来ない事をやれるとは・・・凄いよシュン&真希さん!(おい) 「と、いう訳でキミの上着を頂きに参上したわけだよ・・・・ついでにキミのハートもいただくよ♪」 「ふふふっ・・・可愛がってあげるわ・・・・」 じりじりと浩平に寄っていく二人・・・・その姿は恐怖という2文字に尽きるだろう。 って、これでは狙いが浩平の上着なのか浩平本人なのかわからん・・・これでいいんだろうか?(よくない) 「お前ら怖すぎるぞ・・・・」 さすがの浩平君も額から汗を流して後ずさりしていきます。 後ろ手で扉を掴み・・・出ようとしますが・・・・ がきっ 「!?・・・と、扉がロックされている!?いつ間に・・・・」 さすがこの折原浩平上着争奪戦の参加者中で、最凶のコンビ・・・抜かりは無いようです。 このまま浩平は妖しい絆(笑)を結ばされてしまうのでしょうか!? 「行くよ広瀬さん!」 「OK!喰らいなさい・・・・じぇっと◯とりーむあたっく!」 だだっ! 二人は時間差をつけて浩平に飛びかかる! しかしそれを大人しく喰らうような我らが外道主人公、折原浩平ではありません。 「甘い!そんな攻撃練乳蜂蜜ワッフルより甘いぞっ!」 ・・・・確かにそれは相当甘いだろう・・・・ で、浩平はとっさに横に飛び広瀬の攻撃をかわし・・・ どかっ 「なっ・・・・この僕を踏み台にするとは・・・・」 次に飛びかかってきたシュンを踏み台にして反対側へと着地する浩平! 「そう簡単に絆を結ばされてたまるか・・・・お前らにはオレの純潔はもちろん上着はやらんっ!」 さすがおねの主人公・・・・簡単には捕まらないようです。 で、いったん浩平から離れたシュン&広瀬は何やらひそひそ話をしているようです。 「ふっ・・・やはり力押しでは無理なようだね・・・・ではとっておきの作戦で行くことにするよっ!」 「しゅ、シュン君・・・・あの作戦を使うというの!?」 「ああ・・・この作戦なら絶対折原君の上着は僕たちのものだっ!」 ・・・・・ 「いや・・・オレにも思いっきり聞こえてるんだが・・・・」 どうやら浩平にも聞こえまくっているようです。 ・・・・ひそひそ話じゃないな・・・・これ・・・・ ばっ シュン&広瀬は浩平に向き直ると・・・・なにやらスイッチを取り出しました。なんでしょう? 「おい・・・何だそのスイッチは?」 「見ていればわかるさ・・・・では・・・ポチッとね」(←ネタ古いです) シュンがそのスイッチを押すと・・・何と床が開いて・・・・ ・・・・・沢山のストーブが姿を現しました。 「はっはっはっ!これぞ僕−氷上シュン考案の上着脱ぎ脱ぎまっしーん!、名付けて『北風とお日様』!」 「「そのままやんけーーーーーーーーーーっ!!!」」 すぱかーーーーーーん! 浩平はもちろん思わず広瀬さんまでツッコミをかましてしまったようです。 ですが、まったく構わずにシュン君は説明を続けています。 「どうだい浩平君・・・あまりの暑さに上着を脱ぎたくなっただろう?」 「くっ・・・確かに暑い」 扉をロックされた上、軽く10個を越えるストーブがガンガン焚かれているのです・・・暑くない訳がありません。 浩平君の額にも汗が滲んでいます。 「さあ折原君、キミも上着を脱いで楽になろうっ♪」 「なりたくないわいっ!」 ・・・・既にシュン君は上着どころか上半身裸になっています。(想像するのは止めましょう) 「ふふふっ・・・我慢も今のうちだけだよ」 「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ・・・」 浩平君本日2回目のぴーんち! ・・・・・ですが、思わぬ所から助けはあったりして・・・ バタンッ 「ちょっと待ったああああああぁぁぁーーーー!!!」 どこか懐かしい叫びをあげて軽音部に入ってきた男が一人・・・・・ 「おおっ!沢口か!助けに来てくれたのか!?」 どうやら沢口君のようです・・・助けに来てくれたのでしょうか? 「俺は南だっ!・・・・・折原っ!里村さんの為にお前の上着を徴発に来た!おとなしく脱げっ!」 「・・・お前もかよ」 ・・・・既に調略されているようです・・・さすが茜ですな。 「・・・・邪魔する気かい?」 シュン君が南君を睨みます・・・・対する南君も一歩も引きません。 「里村さんの為なら・・・男南!たとえ火の中ストーブの中!」 ・・・南君には『北風とお日様』も効かないようです・・・愛の力ですな、歪んでるけど。 「折原君とのラブラブを邪魔する奴は・・・許さないよっ!」 「里村さんの為なら俺は無敵だっ!」 どがっ!ばすっ!げしげしっ! 二人の愛戦士(おい)の戦いは続く・・・・・ ちなみに広瀬さんは・・・・・ 「暑いわ・・・・・・」ぐったり ・・・・既に自爆していたようです。 <折原浩平上着争奪戦途中経過-1> 氷上シュン:愛の為脱落(笑) 広瀬真希:自爆により脱落 ――――――――――― 「ふう・・・・何かよくわからんが・・・・助かったようだな」 浩平はあの隙に軽音部を脱出できたようです。 「暑かったな・・・・頭冷やしに屋上でも行くか」 ・・・・とうとう屋上へ行くのですか・・・ いいのかな・・・・? 後編に続くの♪(byダークサイド澪ちゃん) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ポン太「どうもー、ポン太です。うおー!?SSのネタが浮かばーん!」 雪ちゃん「…最近SS書いてないみたいね…」 ポン太「このSS書いたのはかなり前だから…まあまだ沢山ストックがあるし…大丈夫♪」 雪ちゃん「じゃあ…今HDがクラッシュしたらどうするの?」 ポン太「縁起でもない事言わないでくれー!(TT)ああ…ネタと時間と金と才能が欲しい…」 雪ちゃん「…」 ポン太「あと、超能力も欲しいな…。あっ、煩悩と電波はいらない、間に合ってるから」 雪ちゃん「…喝を入れなきゃ駄目なようね」 ポン太「…はい?」 雪ちゃん「演劇部秘奥義・天上天下真紅蓮崩拳!!」(北一色様、ゴメンナサイ) 惨劇 ポン太(血みどろ)「……こんなしょーもない後書きばっかりですいません…」がくっ 1999.11.16