激突!! 第二章 (第五話) 投稿者: 変身動物ポン太
僕の目の前には、見知らぬ美少女がいる・・・・・・・・。

いや?知っているような・・・・・そうだ、彼女だ。

そして僕は、彼女に言ったんだ。

「七瀬さん・・・・・そんな所で寝てると風邪ひくぞ。」


「それは、前回の最後のオチでしょうがあああああああ!!!!」
ずどぼかぐぎっ!


・・・・・・・繰り返しボケは違法だって知ってるかい?(byシュン)


第五話 ”突入!!”

オレと華穂さんはジャングルを抜け・・・・・基地の入り口らしい所まで辿り着いた。
「誰もいないな・・・・南か七瀬が居ると思ったんだが・・・・。」
そこには誰もいなかった。
「でも、戦闘はあったみたいですね。」
確かに周りの木はなぎ倒され、地面には血が飛び散り(南君のだよ♪)・・・・・・。

「壮絶だったようね・・・・・・。」
「勝ったのは・・・・どっちなんだ?」
その前に・・・・誰が相手だったんだ。少なくとも・・・・・七瀬が本気にならなくてはいけないような相手だな。
はっ!?まさか・・・・。

「熊か!?」

「違うわよ!」
ごきばきっ
七瀬が突然現れた。

「・・・・視界が360度曲がって見えるんだが。」
「浩平さん・・・それって元のままのような気がするんですけど・・・・。」
華穂さん・・・ナイスツッコミだ。

「それはいいが・・・・七瀬、無事だったのか?」
「あら、あなたが七瀬さんなの?ウチの繭がいつもお世話になってるようで・・・・。」
しかし七瀬は・・・・それには答えずに、

「浩平・・・・あんた殺すわ。」

突然そんな事を言った。うっ、顔がマジだ。
オレは、なんか七瀬に恨まれるようなマネしたかな・・・・はっ!?もしや・・・。

「すまん、七瀬。制服を中崎に貸したのは出来心だったんだ。」
「違うわよ。」
「じゃあ・・・靴を南森に売ったことか?」
「違うわよ。」
「じゃあ・・・弁当を盗んで喰った事とか・・・・・・。」
ずごっ

「・・・・視界が赤いんですけど。」
「浩平さん・・・頭切れてます。」
言っておくが、これはギャグじゃないぞ。

「問答無用!はあっ!」
七瀬が木刀を振るう・・・・そして衝撃破がオレを襲う!
「のわああああああああ!?」
何が何だか分からんまま死ぬのか!?

ぱきいいいいいいいん

間一髪!華穂さんのヨーヨーが衝撃破を打ち砕く!
「娘の大切な人に傷はつけさせません!」
・・・・・喜んでいいのか?

「浩平さん!先に行ってください!」
「えっ!?でも華穂さんは・・・・。」
「私は・・・・七瀬さんを正常にしてから行きます。」
「正常って・・・・やはりマインドコントロールか!」
うーむ、七瀬・・・負けたのか。当然、捕まって洗脳ということだな。

「華穂さん・・・・負け犬の七瀬をお願いします!」
そう言ってオレは基地の入り口に走る。

「誰が負け犬よおおおおお!!!」
七瀬がオレを追おうとしたが・・・・。
「先には行かせません。」
華穂さんが立ちふさがる!

七瀬留美 VS 椎名華穂 戦闘開始!!

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「ねえ、茜。七瀬さんであの人の相手出来るのかな。」
「多分・・・無理でしょう。」
作戦室で美少女二人が話している。
「やっぱ・・・私が応援に行かなきゃ駄目かな。」
「詩子は・・・浩平の相手をしてもらいます。」
「えー、折原君かあ・・・・手応え無いと思うよー。」
一瞬、茜の表情が曇る。
「そんなこと・・・・ないです。」
「ふーん・・・あ、折原君。基地内に入ったみたいね。」
「行ってくれますか?詩子。」
「いいよ。茜の頼みだからね。」
そう言って詩子は作戦室を出ていく。
一人残った茜は小さく呟いた・・・・・・。

「浩平・・・・本気を見せてください・・・・。」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「はああっ!」
「甘いわっ!」
華穂さんは、七瀬の放つ衝撃破をことごとくヨーヨーで叩き落としていた。
しかし華穂さんも七瀬に近づけない。

ヨーヨーと木刀。
一見リーチのあるヨーヨーの方が有利に見えるが、七瀬の木刀はプロフェッサー特製の特殊木刀。
実は、衝撃破の出せる七瀬の方が圧倒的にリーチは長いのだ。

(やるわね・・・・戦闘経験の差を技でカバーしているわ・・・・でも。)
華穂さんの脳裏に繭の笑顔が浮かぶ。
「負けるわけには・・・いかないわ!」
彼女は姿勢を低くして走った!

「!?」
華穂さんの意図が読めず、一瞬七瀬の動きに迷いが生じる。
「48の必殺技のひとつっ!『飛燕双斬』!」
七瀬の衝撃破を姿勢を低くする事でかわし、一気に間合いを詰めた華穂さんの両手からヨーヨーが放たれた!

だが、二本のヨーヨーは七瀬の両側を一本ずつ抜けていく。
「何処を狙ってるのよ!」
七瀬の木刀が華穂さんの頭上に振り下ろされる!

どがあっ!

倒れたのは・・・・七瀬の方だった。
「剣士が・・・・背中からやられるとはね。」
そう・・・・七瀬の横を通り過ぎた2つのヨーヨーは、突然空中で反転し、無防備だった七瀬の背中を襲ったのだ!
まるで二羽の飛燕が羽をひるがえすように・・・・。

「ごめんなさいね・・・・七瀬さんは繭の友達なのに・・・・。」
華穂さんの言葉に、倒れたまま七瀬が言う。
「いいんです・・・・あたしが弱かっただけだから・・・・。」
どうやら七瀬のマインドコントロールは解けたようだ。
「立てますか?七瀬さん。」
「あ・・・はい。」
華穂さんに手を借りて七瀬は立ち上がった。
(さっきまで敵だったあたしを、こんな優しい目で見てくれるなんて・・・・・)
七瀬は華穂さんを見ながらそう思った。
(この人は本物の乙女・・・・師匠になってくれるかも・・・・・)

じっと自分を見つめてくる七瀬に、華穂さんは・・・・・
(私にはそう言う趣味はないんですけど・・・・・。)
困っていた。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

その頃、オレは基地内に侵入していた。
「うーーーん、繭は何処にいるんだろう。」
ハッキリ言って・・・・・・迷った。
思ったより基地内は広かったのだ。

「また誰か襲ってこないだろうな・・・・・。」

はっ!?
オレは反射的に後ろに飛び退いていた。

ズドドドドドドドド! ズガーン

オレの目の前に壁が迫り上がっていった・・・・この罠ってどっかで見たような気が。
うっ?
後ろで気配が・・・・・・。

「折原君、久しぶり♪」
「・・・・・・・・・・・・詩子か。」
「すっごく嬉しそうだね。」
「嫌なんじゃい!」
滅茶苦茶嫌そうな表情をしたのに・・・・・・。

「ひょっとして・・・・お前も奴らの手先か?詩子。」
「そうだよ。」
「・・・・笑って言うことじゃないぞ。」
「笑わないと体に悪いよ。」
・・・・・ホントにこいつはマイペースだな。
「で、オレをどうするつもりなんだ?」
「うーん、高槻は捕まえてこいっていってるし・・・・茜は戦ってきてって言ったから・・・・・。」
ううっ・・・・こいつと戦うのは何か嫌だ。って・・・茜!?

「茜がここに居るのか!?」
「うん。」
「何故だ!」
『アルバイトです』
どっかにあるらしいスピーカーから茜の声が響いた。・・・・アルバイト?って、もしかして・・・・。
「ひょっとして・・・・”アレ”の為か。」
『”アレ”です』
「そうか・・・・・・。」
オレはふかーーーーーーーーーいため息をついた。そして・・・・詩子の方に向き直る。

「行くぞ!詩子!」
戦わなくては・・・・・なんかやりきれーーーーーーーーん!!!!
「OK!いくよ、折原君!」

折原浩平 VS 柚木詩子 戦闘開始!!



と、言う所で今回の君たちの出番はここまで。
「なんでやねーーーーーーん!」
「それはないわよおおおおお!」

『・・・・作者が続きを考えてないからです』

・・・・ひょっとして君、つっこみ茜ちゃん?

『ノーコメントです』

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

そのころ・・・・秘密基地内のコントロールルーム。
「”能力者”の母親・・・・かなり強いな。」
「そうですな、高槻様。」
「お前の強化人間3号−住井では無理と言うことか、ドクター。」
「はい。私はあの装置の改良で手一杯ですし・・・・・」
「しかたない・・・・奴を使うとするか。」


次回・・・・華穂さん・七瀬の前に、最強の刺客が・・・・現れる。


第五話 完
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ポン太「いやーバトルばっかだなー(^^;;;。」
雪ちゃん「ストーリーになってないわよ。ギャグも少ないし・・・・。」
ポン太「急いで書いたから・・・・。」
雪ちゃん「信長の◯望ばっかやってるからよ。」
ポン太「信玄め・・・・強すぎるわあああ!!!」

雪ちゃん「で、最強の刺客って誰なの?」
ポン太「と、いう訳で突然クイズ!『次回の刺客って誰だああああああ!』つまり刺客を予想してくださればいいのです。」
雪ちゃん「当たった作者さんは・・・・どうするの?」
ポン太「強制的にゲスト出演・・・」
雪ちゃん「それはONE猫でしょーが!」(←ONE猫は強制では無いぞ)
ぐさっ
ポン太(重傷)「包丁はまずいでしょ・・・・(と言いつつ、頭から血を流す)」
雪ちゃん「パクリの方がもっとまずいわよ!」
ポン太(重傷)「まあ・・・SSに名前を発表しておめでとうって言うことにしておきます。」
雪ちゃん「それがいいと思うわ。」
ポン太(重傷)「ヒントは・・・・MOONキャラじゃないってことは言っておきます。あ、オリキャラでもないですよ。」
裏ポン太「華穂さんと互角に戦えそうな・・・・キャラですな。(多分)」
ポン太(重傷)「一人も反応がなかったら悲しいなー。・・・・軽い気持ちで書いていただければ(^^)」

ポン太(重傷)「ま、今日はこんな所で・・・。」
雪ちゃん「なんで、次のUP・・・水曜日なの?」
裏ポン太「なぜか・・・大学のサーバーが開いてないそうです。」
ポン太(重傷)「ではでは皆様。」

三人「またね〜〜〜。」

1999.1.30

追伸 ニュー偽善者R様、不満なんてございません。よろしくお願いします。(^^)