リレーSS第14話 投稿者: ばやん
さて、13話までとはうって変わって、ここは学校、茜が詩子と一緒に帰ってます。
「ねぇ、茜、私たち、なんかずっと忘れられてた気がしない?」
「私は、自分が出てこない間に、寒気が何回もしました。なんだかとんでもないことになっているようで不安です」
「気の回しすぎよ。 それにしても、本当に久しぶりに出番がやってきたね」
「詩子、あなたはまだこのリレーSSでは出てきていなかったはずですよ」
「えーそうだった? なんだか、ずいぶんと久しぶりに出てきたような気がしてたんだけどなー」
「まぁ、いいです。 一度出てきたら、詩子は、どんな役にも使えますから」
「あー、茜それはひどいよー」
「それよりも、詩子、これから一緒にワッフルでも食べに行きませんか?」
「あっ、いいね。 茜がおごってくれるの?」
「そうですね。・・・・・・それでは賭をしませんが?」
「賭?」
「そうです。 私が指定したワッフルを、詩子が制限時間内に間食できるかと言うことです。 あっ、制限時間は5分以内です」
「茜、本当にそんなことで良いの?」
「はい、もちろん詩子が食べられなかったら、私の分も詩子に支払ってもらいますよ」
「もちろん、約束するよ。 わー、久しぶりに茜におごってもらえるんだー」
「決まりですね。では行きましょう。(詩子は、あのワッフルのことは知らないようですね。 これであのワッフルがいっぱい食べられます)」
そう、詩子は、あの凶悪な甘さを誇る三葉堂の新製品、このコーナーでは、もうネタが出尽くしてしまったような気がする『あのワッフル』の存在をまだ知らなかったのだー!
詩子、今日の財布の中身は大丈夫かい?
っとそこへ、一台の車が通り過ぎた
ブロロロローーーー
「??? 詩子、今の車の後部座席に上月さんがいませんでしたか」
「えっ? どの車?」
「あれです。 あの全身黒ずくめの、いかにも怪しさぷんぷんのベンツです」
「あっ、あれね。 あれっ? あの車のマークどこかで見たような・・・・・・・・・あっ!」
「どうしました?」
「えっ? あっ、いやいや、なんでもないのよ。 はっ、ははは(あれは確か高槻財閥の秘密乗用車だったはず)」
「そうですか、でも気になりますね。 あの車」
「そっ、そう? 私には、どこぞの悪趣味なぼんぼんが、単なる気まぐれで乗ってるような車にしか見えないけど」
「ずいぶんと具体的な見方ですね。 ひょっとして、知り合いの車ですか?」
「そんなこと無いわよ、単なる世間一般の人ならそう考えるかなーと思ったことを言っただけよ」
「そうですか、ともかく、気になるので、あの車の後をちょっと付けてみませんか?」
「だっだめよ、そんな事したら・・・・・・」
「そんな事したら?」
「(はっ!)えっ、えっとー・・・・・・そっそうだ、せっかく茜にワッフルをおごってもらえるのに、そんな事してる時間なんか無いって言いたかったのよ」
「そうなんですか、詩子も結構食いしん坊ですね」
「茜、ひどいよー。 久しぶりに親友がおごってくれるって言うんだから、一刻も早く食べたくもなっちゃうもんだよー」
「わかりました。では行きましょうか」
「うん、(よかったー、あの車にはかかわり合いにはなりたくなかったのよねー)」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く
まぁ、なんというか・・・僕も参加したかったもので
でも、住井君達を使ったやり方が思いつかなかったので、同時進行モードに突入と言うことで・・・
ともかく、誰か続けてくれぇぇーーーーー!!!(これで終わったら悲しいです)