南君の悩み―6― 投稿者: ばやん
第6部です

ほじほじ
瑞佳「そう言う事だったんだ。」
ほじほじ
浩平「あぁ、決して、茜が心配するほどの事でも無かったんだ。」
かきかき、こりこり
あっ、そこのこりこりしたところが、気もち良い(^ー^)
瑞佳「でも、これからの二人の生活を考えると、解決しておかないと…あとあと大変な事になるよ。」
ほじほじ、
浩平「そうだな、別に、おれたちに直接的な関係は無いけどな。」
あー、気もち良いぞ。
って、俺は今何をしてるのかって?
答えは、瑞佳に耳掃除をしてもらってるんだ。 もちろん、膝枕つき!!
瑞佳「でも、やっぱり、何とかしてあげたいよ。」
浩平「もちろんそうだ。だから、こうしてお前に話してるんだから。」
瑞佳「うん、そうだね。 はい、こっちは終わったよ。反対向いて。」
浩平「おう、」
ほじほじ
あー、気もち良いなー。
瑞佳「でも、茜さんのお料理って、そんなにひどかったかな? 私が、一度食べさせてもらった時は、そうでもなかったよ。」
浩平「南が言うには、茜にとって、自分の作った甘いものを食べてもらうと言う事は、茜にとって特別な人だと言う事らしいんだ。 まぁ、要するに、茜なりの愛情表現らしいんだ。」(良いのかな、こんなの勝手に決めて)
瑞佳「じゃ、今のところ、そう言うのが食べられるのは、南君だけって事?」
浩平「まぁ、そう言う事になるな。」
瑞佳「うーん、ますます深刻だね。 はい、終わったよ。」
浩平「サンキュー。 で、瑞佳なんか良い考えないか?」
瑞佳「そう言われても、すぐにはでてこないよ。」
浩平「考え方として、2パターン考えられるな。」
瑞佳「と言うと?」
浩平「まず1つは、茜の味覚を改善する。と言う事
   そして、もう一つは、南の味覚を改善する事」
瑞佳「それだけなの?」
浩平「もし、茜に、南の悩みだけを伝えても、二人の食事がばらばらになってしまい、そうすると、二人の仲は冷めてくるだろう。結局二人が別れる可能性が高くなってしまうから却下だ。」
瑞佳「そうかー、根本的な解決にはなら無いもんね。」
浩平「でだ。 どっちの方からやってみようか?」
瑞佳「うーん、やっぱり、里村さんからやった方が良いんじゃないかな。 あの味覚は少し変だよ。」
浩平「うーん、やっぱりお前もそう思うか。 でもな、どうやって、茜の味覚を一般的なレベルに落とすかが問題だ。」
瑞佳「うっ!………それじゃあ、南君の味覚を何とかする?」
浩平「でもな、こっちも問題だ。どうやって、あの凶悪的な甘さの物をおいしく食べさせるかだ。あの甘さはもはや、『甘い恋人☆』なんてどころでは無いからなー。」
瑞佳「うーん、……そうだ、茜さんには幼なじみの人がいたよね。」
浩平「あぁ、確か柚木詩子とか言う変な奴がいたはずだぞ。」
瑞佳「彼女が変な人だって言うんなら、浩平なんかもっと変だよ。」
浩平「何でだよ!」
瑞佳「だって、茜さんが言うには、浩平と詩子さんて似てるんだってー。」
浩平「あいつと一緒にするな! まぁ、それはともかく、あいつがどうかしたのか?」
瑞佳「だって、茜さんのあの味覚って、突然始まった事では無いんでしょう?」
浩平「だろうが、それがどうかしたのか?」
瑞佳「だったら、詩子さんに聞けば、甘いものを食べれるようなこつを教えてくれるかもしれないよ。」
そうか、その手があったか。
浩平「瑞佳ナイスッ!早速南を連れて柚木に相談に行って来る。」
瑞佳「うん、これでうまくいくと良いね。」
浩平「そうだな、上手く行ったら、南から何かお礼をいただかないといけないな。」(たとえば、茜との一日ムフフな事とか…。)
瑞佳「そんな恩着せがましい事はやめなよ。」
浩平「いいじゃないか。 ほんの感謝の気もちだと思えば。」
(茜が相手してくれるんなら、俺は悪魔に魂を売ってもいい)
瑞佳「そうかも知れないけど…。」
浩平「まぁ、それはともかく…明日にでも、南を連れて柚木のところに行って来るぞ。」
瑞佳「わかったよ、それじゃ、明日は遅くなるかも知れないんだね。」
浩平「あー、そうだな。 さてと、今日はもう寝るかなー。」
瑞佳「うん。」

―寝室―
浩平「瑞佳。おいで。」
瑞佳「えー、今日はやめとこうよ。」
浩平「ゆるさんっ!! 今日は苛めてやるーーーーー!!」(第4部で決めてたしね)
瑞佳「キャーーーーーーッ!!」
  ・
  ・
  ・
  作者「その夜は長かったそうです。」(相変わらず外道な浩平君ですね)
――――――――――――――――――――――――――まだまだ続くのですよ
浩平「終わらなかったじゃないかああぁぁぁ!」
すみません。 次こそは…。(終わらないかもしれません)
なんか、この作品、次から次へと書きたい事が出てきて困っています。(その割には、今回短いですが)
それなのに、いまだに解決策は良いのが思い浮かびません。
だから、こんなに長くなってしまったんですね(^^)
でも、いい加減に解決しないと、二桁に行きかねないので、強引に詩子を登場させる事にしました。
くどいとお思いの方も、予定では、次が最後なので、あともうちょっとお付き合いしてください。(ただし、予定は変更の可能性があります)
それにしても、瑞佳の膝枕…もっと別の作品で出したほうが良かったかもしれませんね。
そうしたら、もっといろんな事に発展できたかもしれないのに…。(してみたかったなー。)
それにしても、主人公の南よりも、浩平の方がうらやましい役を持っていきすぎです。
なんでこうなったんだろう? 彼にはパワーがあるからかな?

第5部で書いた茜の味覚には、多くの方が『ついて行けない』と言ってくれたので、作者の僕は、大喜びです。 うんうん、ねらいバッチシ(にやり)
そうそう、僕が過去に書いたSSがリーフ図書館で載ってましたー
嬉しいな♪(どこにあるか分からない人は、とにかく、タクティクス系のHPから、リンクで探してみましょう。 一つぐらいはあると思います)
では、今度こそ最終回になるつもりの、南君の悩み―7―でお会いしましょう。

っと、その前に、感想書きますね♪(♪使ってはいけないそうなんですが、気がついたら、ついつい使ってたりするんですよ。ごめんなさいね)

>偽善者Z様
浩平犯科帳 第三部 第二話
ついに戦闘が始まりましたね。
でも、婦亜瑠後が不可視の力を使い出したら、浩平には出番が無いような気がします。
今後いったいどうするんでしょうね? 意味深なものが多すぎて気になります。

>変身動物ポン太様
感想SS ”メルトダウン成功記念”
なにも、毎日投稿しなくてもいいのに、しんどかったでしょう?(僕には、できません)
あんなに吐血して、あーもったいない。そのぶんを献血にまわしたら、看護婦のお姉ちゃんたちも喜んだのに(^^;
感想ありがとうございました。
そうそう、僕の感想SSに参加表明していただきありがとうございます。
ちゃんと、団員登録しました。

>加龍魔様
あるいはこれもONE 〜学校はいつも七瀬のち繭〜
繭、君っていったい………(こわいよー)
なんでこんなところで茜の幼なじみが出てくるんだろう???

Pileworld〜時の狭間で〜第三章
いろんなSS見てきましたが、ちびみずか(便宜上こう言わせてもらいます)と瑞佳が一つになるものって無かったような気がします。
新鮮でいいですね。
もっとブルーな事になるそうですが、これ以上僕は耐えられるかな?

以上です。 それでは