南君の悩み―5― 投稿者: ばやん
第五部です

南 「茜の作る料理は、そりゃものすごいものがある。」
浩平「どんなんだ?」
南 「ご飯は、酢飯の甘さをアップしたような味だし、みそ汁は、砂糖の味しかしないし…。」
(なんか、とんでもない味付けですね)
浩平「うわっ! 頼む、それ以上言わないでくれ。 口の中が甘くなってきた。」
南 「何だ、ここからすごい話になるのに…。」
南おまえの苦労がよ〜くわかった。
浩平「つまり、茜の味覚についていけなくなったと言うことだよな。」
南 「あー、そうなんだ。」
浩平「それで、最近茜手作りのお弁当を食べない日がでてきたのか。」
南 「折原、何でそのことを知ってるんだ?」
浩平「実はな、今朝、おまえが起きる前に茜が家にきて、そういうことを相談しにきたんだ。」
南 「そうだったのか……。 迷惑かけたな。 茜、なにかおまえ達にしなかったか」
浩平「いや、なに…。(何で知ってるんだ? 食卓をひっくり返したことを) しかし、これは問題だな。」
南 「あー、たぶん、茜も、薄々は俺の様子がおかしいと思ってるんだろうとは思っていたけどな。」
浩平「一度言ってみたらどうだ?」
南 「そんなことできるか! 下手すると、落ち込んだ茜が『別れましょう』といいかねない。」
浩平「でも、そうした方が、全国の茜ファンは喜ぶと思うけどな。」
南 「俺は全世界の茜ファンを敵に回そうとも、絶対に茜とは別れん!」
いいのか、南。 今の一言で、いったい何万人の人を敵に回したか知らないぞ。
浩平「でも、いつまでも隠せる問題じゃないだろう?」
南 「そうだな。 最近までは、これでも頑張ってきたんだけどな、それでも、さすがに無理がたたってダウンしたときがあったんだ。 そのときに、茜が俺を元気づけるために一生懸命作ってくれたスペシャルメニューがあってな、茜はこれにすると、たいてい翌日からまた元気になるらしいのだが…。」
浩平「どんなんだったんだ? たぶん強烈なんだろうということは想像つくけどな。」
南 「それはなー、羊羹(ようかん)おかずに、ぼた餅食べて、仕上げにお汁粉を飲む。という物なんだ。しかも、それらすべてが茜好みの味付けになっていてな…。 お汁粉なんか、砂糖のかたまりが浮いていたからな、それも、溶けきれなくて…。」
浩平「そんな物がでてきたのか!?」
南 「ああ、それも、ぶっ倒れて会社休んで、寝込んでいるときに、毎食ごとに…。」
浩平「うわー、南、おまえに同情してしまうぞ。」
南 「それでも、茜が一口一口『あーんしてください。』といって食べさせてくれたのは嬉しかった(涙) 体力が衰えすぎてお汁粉が飲めないときには、 くっ口移しで飲ませてくれたし…(真っ赤)」
浩平「そっそこまでやってもらって、それだけで終わったのか?」
南 「野暮な事聞くなよ。 もちろん良いムードが出来たんだから、いろいろやったぞ。 その、いろいろとな。」(幸せそう)

※注《この辺は何をやったのかは各自で想像してください。 嫌な人は、………適当になんか考えてくださいね。》

浩平「南、やっぱりおまえは一発ぶん殴る。」
南 「なっなんでだよ! 自分の嫁さんといちゃいちゃしちゃ悪いのか?」
浩平「おまえが、佐織あたりと結婚していたら、たぶん、ここまで恨まれることはなかっただろうが…。 作者はな、瑞佳と茜が、ONEのキャラの中ではダントツに好きで、どちらも誰にも譲れんそうだ。 だから、茜と結婚した時点で、おまえは、一度は作者の陰謀でひどい目に遭う予定だったらしい…。」
南 「まっ、まて!! だからって、何でおまえが実行するんだ? ここは、作者自身がでてくればいいんじゃないか?」
浩平「ふっふっふ、作者は、あとがきでしかでてこないのが自分のスタイルなんだと言っていたぞ。」(にやり)、
南 「そっそうかもしれないが、折原、半分自分の意志でやってるだろう。」
浩平「あったり前だ! 瑞佳が、ゲームの主人公だった俺にそういう事をするのはまだいいとして、(いや、僕は、納得できないぞ)ただの脇役にすぎないおまえが茜に口移ししてもらうだと? お天道様が許しても、この俺が許さないぜ!(僕も同意見です)」
南 「そんなの偏見だ!(いや、それでいいんだ) 脇役にだっていい役があってもいいじゃないか!(そうかな?) そもそも、おまえは、瑞佳さんという人がいるんだから、一人ぐらい分けてくれてもいいじゃないか(全くその通り)」
浩平「うっ、うるせい! 男にとってはな、たくさん女がいる方がいいんだ!(そりゃそうなんだけども…。)」
南―浩平「作者! さっきからうるせいぞ!」
うっ、……わかったよ、もう後書きまででてこないから…。
浩平「全く、『あとがきでしかでてこないのが自分のスタイルなんだ』とか言っておきながら、でてくるなんて。やっぱり、大阪湾に沈めてやらないといけないかな?」
南 「全く同意見だ。」
浩平「さて、話がそれてしまったが、やっぱり、作者はおまえを殴りたいそうだ。」
南 「ふっ、もう俺は逃げも隠れもしないぜ。 ここは受けてたってやろうじゃないか!」
浩平「そうこなくちゃ! 南やるぜ!」
南 「おう!」
バキッ!! ドガッ!! ゴスッ!! キンッ!!
南 「ぐおぉぉーー!!」(バタン)
浩平「ふっ、主人公に勝とうとするとは、愚かな奴め。」
南 「この話しでは、俺が主人公のはずなのに…。」
浩平「作者の意思なんだから、しょうがないだろう?」
南 「くそー! 作者覚えてやがれ!」
作者苛めに、また新しい仲間が加わった。(ファンファーレ)

浩平「まぁ、ずいぶんと脱線していたけど、南お前いったいどうするつもりだ?」
南 「それが分からないから、こうしてお前に前回から相談してるんじゃ無いか!」
浩平「じゃぁ、聞くが、なんでさっきあんなに大量のスペシャルワッフルを買ってきたんだ?」
南 「そりゃ、今のところ、解決策が無い以上自らを鍛えるしかないじゃないか。」
浩平「ふーん、そうだったんだ?」
南 「そうだ! お前もさっさと考えてくれ!」
南、それが人に物を頼む態度か?
浩平「うーん、すまんが、瑞佳の意見も聞いてみていいか? どうも、俺だけでは解決策は見つかりそうも無い。」
南 「まぁ、瑞佳さんなら、近所の人に広める事も無いだろうし…。 彼女だけなら良いぞ。」
浩平「よっし! それじゃ、なるべく近いうちに、解決策を考えてきてやるよ。」
南 「頼む。このお礼はちゃんとするからな。」
浩平「じゃぁな、お礼は、茜と一夜を共にさせてくれるだけでいいぞ。 もちろん、二人きりで…。」(にやり)
南 「させるかあぁぁーーー!!!」
どげしいぃぃーーー!
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――――――――――――――――――――――――――――まだまだ続きます
南殺〜〜〜〜〜〜す!(怒)
浩平「お前が言うな、お前が!」
いいじゃないか、自分で作ったんだから。
浩平「なおさらだ!」
はいはい、わかったよ
浩平「作者、お前覚悟は出来てるか?」
なんの?
浩平「考えてみろよ。こんなSSのっけて、ただで済むと思うか?」
うっ! 読んでる方ごめんなさい、ごめんなさい。
お願いだから、僕を大阪湾に沈める方には投票しないでね。
浩平「説得力無いと思うぞ。 これで、お前の運命はきまったな。」
あうぅぅぅっ!(がっくし)
さて、前回あんな終わり方をしたので、いったい茜はどんな味覚を持ってるんだ?
と思って夜も眠れなかった(いるのかな?)みなさん、今回の話で納得していただけたでしょうか?(なんか、自分ではいまいちなんですよ)
僕自身は、甘党ではないので、これで、もうダウンしてしまいます。
たぶん、世の中にはもっと上の人がいるんでしょうね(^_^)
浩平「それにしても、いい加減にくどくなって来たな。」
うっ、僕も書いてて飽きて来た。
浩平「だったら、とっとと終わらせたら良いじゃ無いか!」
だって、まだ解決策は思いつかないし…。(ToT)
浩平「そろそろ終わらせないと、もう皆さん見てくれ無いぞ。」
わかっちゃいるけど、止まらない♪  と言う奴でな
浩平「それじゃ、第6部で終わりでは無いのか?」
わからん、余計な事書きすぎたらそうなるかもしれない。というか、僕の書く内容は、ほとんどが余計なところだから…。(今回なんか特に)骨組みもないしね。
浩平「ふー、シリアス書けないのはそのためか。」
違うぞ、もともと、僕に書く意思が無いからだ。
浩平「何でだよ?」
だって、シリアスは、楽しみながら書けないじゃないか。
いっつも、顔がにやけながら書いてるんだから。
浩平「読むのは好きなくせに。」
やっぱり、引き込まれるのは好きだからな。
では、まだまだ続く可能性はありますが、とにかく終わらせたいので、書きますよ、いつになるか分からないけども…。
そうそう、南君の悩みは糖尿病ではないかと思ってた人がいたようですが、…全く考えていませんでした。(そう言う考え方もあったんですね。勉強になりました。)

なんか、このタイミングで書くのは気が引けました(だって、同じページにのってるのに比べて、今回の僕のは・・・)

ちょっとだけ感想書きますね
>偽善者Z様
遠い蛍火-7-
いよいよ次回で最後ですか(ドキドキ)
このまま行くと、由衣は、良い人で終わりそうな予感がします。

>メタルスライム様 ならびに バブルスライム様
謎に迫る 4
藤井勇気さんの泣いて喜ぶ顔が目に浮かびそうな内容ですね。(^^)
繭ママ可愛いです

>リレーSS第11話「遠い道のり」
ホテルと来ましたか。あー、だんだん、このコーナーの南君が壊れてくー。
(まぁ、自分も、変なの書いてますが)
所で、僕の感想用のSSにあのまま出しても良いですか?

>吉田 樹様
日溜りの中へ vol.3
vol.1の時にも書いたと思いますが、ますます『らしさ』が出てますね。
たしかに、まともに浩平書くのは難しいですね。 僕は、壊しちゃったし…。

> KOH様
詩子 ―2−、−3−
詩子と茜、幼なじみの二人ともが悲しい別れを経験してしまうとは…。
これで、二人の絆は強固なものになりますね。
KOH様の作風は相変わらずだったんで、ものすごく嬉しかったです(TーT)

>私が悪の道(?)に引きずり込んでしまったわけですね。謹んでお詫び申し上げます(笑)
 はい、悪の道(違いますよね)に引き込んだのはKOH様のせいです。責任とって下さい(冗談ですよ)
>時期からすると温泉書いていた頃でしょうか。
 いやいや、僕は、デビュー作の『一緒に…』のころから見てますよ。(^^)
だって、このコーナー開設当初からちょくちょく見には来てましたから(それまでは毎日では無かったんです) 

もっと感想書きたいんですけども、あまりにも多すぎてとても書けません。
なんか、ここのカキコ過去最多を記録するのでは無いでしょうか?