第4話A くり返す過ち 投稿者: 火消しの風
シュン「僕もそろそろ参りましょうか。」
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「やっと終わったよ、まったくかったるいな。さて、寝よう・・・」
「浩平!寝てる場合じゃないでしょう?早く1−Cに行かないと。」
「そうだ!行かないとな。」
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「ついた・・・突撃!」
「ちょっと待ってよ、また着替えてるかもよ?」
「そうか、うーん、痛いのはいやだし、のぞきたいし・・・」
「え?覗きたい?」
「し、しまっ、違う!痛いのは除きたいだ。」
「そうなの?」
「おうよ。」
「また、待とうか。」
「いや、この手で行こう。」
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「浩平、そんな格好して、また投げられるよ?」
「いや、完璧!いくぞ。」
 ガラガラ
「ちわー、大盛りそばお待ち!」
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「痛いよー、なんで女子ってこういうときだけ机やロッカーなんか
 投げる力あるかな・・・グス。」
「私・・・ノーコメント。」
「まあ、一部例外もいるけど・・・」
「長森、次はお前だ。」
「えー、やだよ。・・・思ったんだけど、別に本人に返さなくても
 机の上に置いとけばいいと思うよ?」
「だめだ!それじゃ、お礼の一割が・・・」
「はあ・・・」
「なにやってるの?」
「お、七瀬か。そうだ、ちょっとこのスケッチブック、この子に
 返してきてくれないか。頼む!」
「別にいいわよ。」
 七瀬は1ーCの戸を開けた。
 がらがら!!ドゴン!!
「きゃぁぁぁぁぁぁー。」
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「ちょっと、机とか投げられたわよ!」
「・・・・・・お前も机、拳で破壊するなよ。」
「だって、怖かったんだもん。」
「お前の拳の方が怖いわ!」
「それにしても、いきなり物投げるなんて!」
「俺もさっき投げられた。ふう、やっぱり男たちはいれてくれないのか。」
 バキッ、ガン!!
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「浩平?生きてる?」
「長森・・・もうだめ。」
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「このスケッチブック捨てたんじゃないのか?」
「あんなところに?」
「だって、あいつ両手で持ってただろう?どうやって落とすんだよ。」
「うーん。」
「きっと、今、おニューの使って、『うれしいの』とか書いてるんじゃないの?」
「でも・・・」
「ちょっと、見てみようか?」
「うん。」
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「こ、これは・・・・」
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シュン「読んでいただいた方どうもありがとうございます。」

シュン「さて、今回の僕の企画、あきらめていたのですが、
     参加していただきどうもありがとうございます。
     皆様のいろいろおもしろいお話、読めてうれしいです。
     感想など・・・

  第1話    いけだもの殿・・・浩平らしいありがたみですね。それと、先陣ありがとうございます。
  第2話     藤井勇気殿・・・さすが、つなぎがとてもいい。晴香、いい勘違いだ。
  第3話 バブルスライム殿・・・とてもおもしろいです。まさかそういう展開になるとは・・・
                     長森のひざ枕やわらかそう・・・」

シュン「もし、書いたのにだぶってても、読ませてもらえるとうれしいです。
     こんなかんじで・・・第4話Bとか第4話Cってね。それでは、これで失礼。」