涙を越えて NO.5 投稿者: 火消しの風
シュン「よろしければ読んでね。」
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ダダダダダダダ、
「七瀬、どこだ?・・・いた!」
 俺は七瀬のもとへ走った。
「あ!?」
「のんきにキムチラーメンなど食ってる場合ではない!」
「うるさいわね!ほっといてよ!」
「それより制服のことだが・・・」
「却下。あげない。」
「わけを聞け、長森、タッチ。」
「うん。」
 話すこと数分、なんとか貸してもらえることになった。
「まったく、はじめからそういうふうに言いなさいよ。」
「あいつが悪いんだ。俺はもともとそういうふうに言うつもりだったんだ。」
「はいはい。じゃあ、私更衣室からとってくるわね。」
「頼む。」
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「はい、持ってきたわよ。」
「サンキュー、どれどれ大きさは・・・はっ!こんなところに血痕が!」
「うそ!?その制服着て戦ったことないのに。」
「え?マジ?」
「じょ、冗談よ、冗談。いやねー、もう。」
「教室に戻って早く着せないと時間がないな。いくぞ。」
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「繭、着替えるぞ。来い。」
「みゅ?」
「手伝ってやるから、早く来い。」
「う・・・ん。」
「えっと、あそこの更衣室でいいか。いくぞ。(真面目)」
「僕も浩平の手伝いするよ。(真面目)」
「およばずながら、俺も手伝おう。(不真面目)」
「住井、三人もいらないぞ。」
「いいから、いいから。」
「待てい!そこの変態三人組。何する気?着替えは私と長森さんでやるから
 教室で待機!いいわね。」
「変態とは失敬な!俺はただ・・・」
 言い終わる前に三人とも行ってしまった。
「行っちゃったね。・・・そうそうバイトの話だけどここなんだけど。」
 一枚の広告を出した。
・・・わら人形製造作業者募集、一体100円。人形に怨念を込められる方歓迎!!・・・
「・・・・・・・お前、どこから探してきたんだ?こんなとこ。」
「駅で配ってたんだ。」
「まったく、人形に怨念を込められるやつなんかどこにおんねん?・・・・・・ふっ、決まった。」
「ん?・・・おお、やるねぇ。」
「この位自然に言わなければだめだ。解ったか?自然にだぞ、自然に。」
「うん。覚えとく。」
「この前とたいした差ないな。」
「なんだと住井!」
「いや、なんでも。」
「お前に言われたくないよ、まったく。」
「着替え終わったわよ。」
「そうか、サイズあったか?」
 俺は繭の姿を見た。
「みゅー、ぶかぶか。」
「・・・・・・・・まあ、いいや。今日、一日だし。」
「まだ少し時間があるな。よし、遊ぶか、繭。」
「うん。遊ぶ。」
「よし!かくれんぼだ。それ、隠れろ。」
 たたたた・・・
「待った。鬼がいないじゃないか。」
「みゅ?」
「よし、こいつを鬼に、げへへへ・・・」
「いいか?俺が合図したら右のおさげにぶらさがるんだぞ。俺は左に
 ぶらさがるから。」
「・・・うん。」
「いくぞ。・・・GO!」
 ひょいん、ぶらん、ぶらん。
「おかしいな、俺のほうが体重重いのに首がまっすぐのままだ。」
「あんたたち、なにをしてるの?」
「い、いやー、る、留美さんに鬼になってもらいたくて、かくれんぼの。」
「・・・いいわよ、鬼になってこの金棒で殴ってやる!」
「げっ!にげろ!!」
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シュン「読んでくれてありがとう。それでは感想など・・・
     藤井勇気殿・・・お義母さんのやさしさがとてもよく出ていると思います。
               母ネームもいい名前だと思います。
       スライム殿・・・葉子さんのビシッ!と言うセリフが最高。
   ここにあるよ?殿・・・七瀬のさしてもらうわというセリフにノーベル賞。」
留美「それいいすぎ!」
シュン「そうでしたね。それと、おたくもゲーセン好きでしょう、ひかえたほうがいいですよ。
     いけだもの殿・・・ストーリーがうまい。たい焼きもうまい。・・・失礼。
                茜が作ったたい焼き甘そう。
    もうちゃん@殿・・・浩平の熱血ぶりがいい!あのコンビに浩平の武器は戦術核。
                決まりでしょ。」
シュン「ストーリー、一緒に作る人いませんか?一話が僕で二話が他の人とか。個人的におもしろそう
     なんだけど・・・失礼、忘れてください。僕のたわごとなど。さて、僕はこれで失礼します。ばいばい。」