涙をこえて NO.1 投稿者: 火消しの風
シュン「よろしければ読んでくださいね?」
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 (ん?体が動かない。くっ、くそ。)
 (誰か、助けてくれ。だれか。)
  俺は周りを見たが、白い世界が広がっている。
 (誰もいないのか?)
  あきらめて寝ようとしたとき、足下の方から人の気配がした。
  見ると、シュンがいた。
 (おお、いいところに、助けてくれないか?)
 (浩平君、実は出会ったときから君のことが好きだった。)
  そう言うと、彼は動けない俺にキスをしようとする。
 (げっ!?やめろ。はやまるな!?男はいかん!!)
 (僕は、かまわない。)
 (俺がかまう!やめろぉぉぉ、俺には長森がぁぁぁ、)
  ガバッ!!
「ゆ、ゆめ!?お、恐ろしい。」
  階段をあがってくる音が聞こえ、ドアが開いた。
「朝だよ、おき・・・てる。」
「長森?俺、変な夢、見たんだ。」
「へぇ、どんな夢?」
「どんな夢って、・・・ぎゃあ。」
  俺は長森に抱きついた。
「怖い夢なの?」
「ああ、化け物類よりな。」
「そう。」
  長森は俺の頭を撫でてくれている。
 ムニュ、ムニュ
「うーむ、いい感触。」
  俺は長森をベッドに抱き寄せた。
「きゃ、浩平、今はやめよ、ね?遅刻しちゃうよ。私たち今日遅刻すると
 卒業まで庭掃除だよ?」
「うーん。それはやだな。じゃ、学校行くか。」
「うん。」
  俺はさっさと着替え家を出る。
  学校に向かう途中に夢を思いだしてしまう。
「あれは夢だ忘れよう・・・」
 (1・・・2・・・3・・・消去) 
「おはよう。」
「ぎゃあ。(夢、復活!!)」
「どうしたんだい?」
「い、いや、なんでもあるが、なんでもない。」
「なにそれ?」
「ところで・・・お前、まさか俺のこと・・・好き?」
「うん。好き。」
「げっ、・・・・・友達としてだよな?な?」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「うん。」
「ちょっと待て!今の間はなんだ?間は。」
「別に、気にしない、気にしない。」
「僕は先いくよ。じゃあ。」
  そう言うと彼は走って行ってしまった。
「なんか、あやしいな、あいつ。」
「浩平、遅刻かも・・・」
「うそ?」
  時計を見た。確かにやばい。
「ならば、裏道だ。」
  俺達は、裏道に向かった。
「これなら何とか間に合うな。」
「浩平、ちょっと、あそこにいる子・・・」
  長森の指さすところには、一人の少女が
  泣きながら土を掘っている姿があった。
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シュン「何で僕が、・・・・・・・・・・・・・・えへ。ん?
     ・・・感想など語ります。
     よもすえ殿・・・判りませんの連続があじがあっていいです。
     スライム殿・・・その心に敬意を表します。
     しーど&偽善者殿・・・あてはめ形式文、が面白いです。一緒に作ってくれるひと
                   僕もほしいです。」
シュン「読んでくれた方、感想をくれた方、ありがとう。それでは、ごきげんよう。」