僕の描いた未来のシナリオ NO.4 投稿者: 火消しの風
シュン「あついですね。また、語らせてね?」
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「お帰り。どこ、行ってたの?待ってたんだよ。」
「ちょっと、学校で考え事をしてたんだ。それより、なんかようか?」
「カレーつくったの、一緒に食べようよ。」
「よし、もらおう。」
  家の中に入り台所へ向かう。
「コンロ借りるよ?暖めるから。」
「いいよ。煮るなり、焼くなり好きに使っていいよ。」
「これで、煮たり、焼いたりするんだよ?」
・・・わかって言ってるのか?
「俺、着替えてくる。」
「うん。」
  俺は、部屋に戻り着替え、戻ってきた。
「できてるよ。」
「よし、食べよう。」
  食べながら思った。
・・・俺はあと何回、瑞佳の作った料理を食べれるだろう。
「あと、何回、食べたい?」
  思わず、口にでてしまったらしい。
「できれば、・・・ずっとだな。」
「え?・・・その・・・あの・・・えっと、別にいいよ・・・浩平が、そうしたいなら。」
「ん?そうか、ありがとな。」
  夕食を食べ終わり、瑞佳を家におくって、眠りについた。
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  朝になった。今日は早く目が覚めた。すばやく、用意をして、瑞佳が来るのを待っていた。
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  しばらくすると、家のドアが開く音がした。
「来た、来た。」
「浩平、おき・・・てる。」
「ふっ、今日は余裕かな。もう、着替えも終わってるぜ。」
「・・・・・・・・浩平、ここ見て。」
  そういうと、瑞佳は自分の腕を指さした。
「ん?異常なし。ふつうの腕だ。」
「ちがうよ。服だよ、服。」
「ん?汚れてないけど?」
「半袖でしょ、私。」
「そうか、涼しそうだな。」
「まだ、気づかないの?」
「なにが?」
「今日から、衣替えなの。」
「そうか、長森のいってる学校は衣替えか。」
「浩平も同じ学校だよ。」
「そうか、同じ学校か、って、しまった!?」
「早く着替えないと、遅刻しちゃうよ。」
  俺は、瞬速で着替えて、学校にいった。
  学校につき、退屈な授業が始まる。
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  放課後になり屋上へと、向う。あいつに会うために。
「さて、来てくれるだろうか。」
「うん。来てくれるよ。」
  振り返ると、彼はいた。
「さあ、話すよ?」
「鎖がきれる、まで、話したっけ。そして、そのきれかただけど、
 彼女も永遠の世界に行くことだよ。強制てきにね。」
「それは、俺と同じ場所へといくことか?」
「いいや、君の世界とはちがう世界さ。」
「地獄だよ。望みもしない永遠の世界なんて。」
「・・・・・・・・・・・・・」
「でもね、さける方法もあるんだよ。」
「さける、方法?」
「うん。それは、君がこの世界に残りたいという強い意志だよ。」
「強い、意志?」
「そう、もう、君自身気づいているはずだ。今、大切な人がだれかってね。」
「しかし、俺は・・・」
  しばらく、沈黙がつづき彼がフェンスごしに夕日を見る。
「君が、君がそうなることが、君の妹が望んでると思うかい?」
「たぶんね、君の妹が望んでいることは、君の幸せ一つじゃないかい?」
「それとも、大切な人を悲しませることが、君の幸せなのかい?」
「そんなことはない!」
「だったら、答えは一つだよね?」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「そうか、まだ、迷ってるんだね?」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「もう少し考えてみるといいよ。君の未来を。未来は、自分自身で描くもんだから・・・」
「さて、僕は、もう、失礼させてもらうよ。」
「また、明日、ここに来てくれないかい?明日は僕の話を聞いてほしいんだ。友達としてね。」
「ああ。わかった。」
「うん。ありがとう。」
  彼は、握手を求めてきた。不思議と手をだしてしまう。
「ばいばい。」
  俺も帰ることにした。
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シュン「ふう、あつい。さてと、そろそろ終わるかな?この話も。
     今日は感想を語らせていただくよ。」
シュン「GOMIMUSI殿・・・ギャグものも面白いです。次回も、GO、GO!
    しーどりーふ殿・・・全体的なやりとりの会話がとてもおもしろいです。
                つづくかもしれないですか・・・つづきましょうね?
    WIL YOU殿・・・最後の告白がとっても、いい感じ、いい感じ。
    火消しの風殿・・・・・・・・・・・って、自分じゃん!ギャース!ギャース!」
シュン「読んでくれた方、感想をくれた方、ありがとう。とってもうれしいです。
     また、感想などいただけたら、ありがたき幸せです。それでは、僕はこの辺で・・・ばいばい?」