シュン「あついですね。また、語らせてね?」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「お帰り。どこ、行ってたの?待ってたんだよ。」 「ちょっと、学校で考え事をしてたんだ。それより、なんかようか?」 「カレーつくったの、一緒に食べようよ。」 「よし、もらおう。」 家の中に入り台所へ向かう。 「コンロ借りるよ?暖めるから。」 「いいよ。煮るなり、焼くなり好きに使っていいよ。」 「これで、煮たり、焼いたりするんだよ?」 ・・・わかって言ってるのか? 「俺、着替えてくる。」 「うん。」 俺は、部屋に戻り着替え、戻ってきた。 「できてるよ。」 「よし、食べよう。」 食べながら思った。 ・・・俺はあと何回、瑞佳の作った料理を食べれるだろう。 「あと、何回、食べたい?」 思わず、口にでてしまったらしい。 「できれば、・・・ずっとだな。」 「え?・・・その・・・あの・・・えっと、別にいいよ・・・浩平が、そうしたいなら。」 「ん?そうか、ありがとな。」 夕食を食べ終わり、瑞佳を家におくって、眠りについた。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 朝になった。今日は早く目が覚めた。すばやく、用意をして、瑞佳が来るのを待っていた。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ しばらくすると、家のドアが開く音がした。 「来た、来た。」 「浩平、おき・・・てる。」 「ふっ、今日は余裕かな。もう、着替えも終わってるぜ。」 「・・・・・・・・浩平、ここ見て。」 そういうと、瑞佳は自分の腕を指さした。 「ん?異常なし。ふつうの腕だ。」 「ちがうよ。服だよ、服。」 「ん?汚れてないけど?」 「半袖でしょ、私。」 「そうか、涼しそうだな。」 「まだ、気づかないの?」 「なにが?」 「今日から、衣替えなの。」 「そうか、長森のいってる学校は衣替えか。」 「浩平も同じ学校だよ。」 「そうか、同じ学校か、って、しまった!?」 「早く着替えないと、遅刻しちゃうよ。」 俺は、瞬速で着替えて、学校にいった。 学校につき、退屈な授業が始まる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 放課後になり屋上へと、向う。あいつに会うために。 「さて、来てくれるだろうか。」 「うん。来てくれるよ。」 振り返ると、彼はいた。 「さあ、話すよ?」 「鎖がきれる、まで、話したっけ。そして、そのきれかただけど、 彼女も永遠の世界に行くことだよ。強制てきにね。」 「それは、俺と同じ場所へといくことか?」 「いいや、君の世界とはちがう世界さ。」 「地獄だよ。望みもしない永遠の世界なんて。」 「・・・・・・・・・・・・・」 「でもね、さける方法もあるんだよ。」 「さける、方法?」 「うん。それは、君がこの世界に残りたいという強い意志だよ。」 「強い、意志?」 「そう、もう、君自身気づいているはずだ。今、大切な人がだれかってね。」 「しかし、俺は・・・」 しばらく、沈黙がつづき彼がフェンスごしに夕日を見る。 「君が、君がそうなることが、君の妹が望んでると思うかい?」 「たぶんね、君の妹が望んでいることは、君の幸せ一つじゃないかい?」 「それとも、大切な人を悲しませることが、君の幸せなのかい?」 「そんなことはない!」 「だったら、答えは一つだよね?」 「・・・・・・・・・・・・・・・」 「そうか、まだ、迷ってるんだね?」 「・・・・・・・・・・・・・・・」 「もう少し考えてみるといいよ。君の未来を。未来は、自分自身で描くもんだから・・・」 「さて、僕は、もう、失礼させてもらうよ。」 「また、明日、ここに来てくれないかい?明日は僕の話を聞いてほしいんだ。友達としてね。」 「ああ。わかった。」 「うん。ありがとう。」 彼は、握手を求めてきた。不思議と手をだしてしまう。 「ばいばい。」 俺も帰ることにした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ シュン「ふう、あつい。さてと、そろそろ終わるかな?この話も。 今日は感想を語らせていただくよ。」 シュン「GOMIMUSI殿・・・ギャグものも面白いです。次回も、GO、GO! しーどりーふ殿・・・全体的なやりとりの会話がとてもおもしろいです。 つづくかもしれないですか・・・つづきましょうね? WIL YOU殿・・・最後の告白がとっても、いい感じ、いい感じ。 火消しの風殿・・・・・・・・・・・って、自分じゃん!ギャース!ギャース!」 シュン「読んでくれた方、感想をくれた方、ありがとう。とってもうれしいです。 また、感想などいただけたら、ありがたき幸せです。それでは、僕はこの辺で・・・ばいばい?」