あのひと・・・・〜第@部〜 投稿者: 風林火山
この物語を読むにあたっての諸注意(^^;
前提@。この物語は、そうとう未来の話になってます。
前提A。ストーリー上、茜達とのクリスマスパーティーをした後、
    主人公は澪の方に転んで、澪と結婚してます。
前提B。澪がもう死んでます(いやーーーー剃刀メール送らないでーーーー)
前提C。この作品の矛盾に関して、文句は言わないで下さい。

では。

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〜第一章〜
・・・・・あの不運な事故からもう10年になる。
当時4つだった娘ももう中3になった。
母親似で、元気がよく、ドジである。
・・・・唯一違うところと言えば、母親が幼かったのに対し、
この娘は多少大人びているという所ぐらいだ。
「熱ッ」・・またか。麺類となるとひっかけられる。
もはやこれは血である。この間もかかったばかりである。
「ごめんなさーい。滑ったの」対して反省してない顔で謝る。
もう慣れてしまってるからだ。
とりあえず、着替える。そして、掃除が終わり、
飯を喰おうとしたその時、電話が鳴った。
《もしも・・・》
《もうすぐ夏休みでしょ?また一緒にあわないかって話があるん・・・》
《どちら様でしょうか》平静を装い、そう問う。誰かは分かっていたが。
《・・いっつもそう言うのね。。》
《はいはい。で、何の用だ》
《だから、夏休みあわないかって話》
《無理だ》
《またいつも通りの答えね。日時は・・・・》
・・・全く、変わらないな、、、こいつは。柚木だ。
いつもながら強引である。
三十路越えたんだし、もうちっと大人しくして欲しいもんだ。
あの時、、高2のクリスマス・パーティーから、
毎年(途中飛んだ年もあったが)こうして何かあるごとに祝うようになった。
もっとも、あのときのメンバーからかなり増え、
今ではちょっとした同窓会といった感じだ。
深山先輩やみさき先輩、それに住井なども加わって、凄い騒ぎになる。
みんな年だけは34,5歳になって「おじさん・おばさん」位の
年齢になった。中学生の子供がいるのはさすがにオレだけだったが。
「何の電話だったの?」
「あ、、?夏休みの計画だ。また柚木から」
「いつなの?」もう行くつもりしてやがる。こいつは、、、、
「まだ休みとれるかどうか分からないしな。はっきりと決定は、、、」
「でもいくの」・・・全く。結局行く羽目になるのか。はぁ、、、
━━━━━━━━━━━━━━━━━━続く。

こっからは感想です。
○燐サン
いやーーー(泣)みさき先輩はこんな人じゃないのーーーー!!

○だよだよ星人サン
うぅ、、、主人公がぁ、、、好きなのに。。。
でも、、、最高ッす!!!!

○三部作
イイのだ!!なんか、、、好きなのだ。

それではまたァ〜