新世紀オネゲリオン 投稿者: 藤井冬弥☆
あらすじ
髭の命令によって、浩平は南の乗る参号機を殲滅させられる。その事に反抗した事によって気絶させられ病院に運ばれた浩平...
−第一脳神経病棟前
留美「ダメかもしれないわね。あのバカ、立ち直れないわよきっと。今頃夢でも見てるんじゃないの?」
澪『夢?』
留美「そ。アンタ夢も見たこと無いの?」
澪『・・・』
病室で眠る浩平の横には南が居た。うっすらと目を開けて隣を見る南
南「何でここに浩平が居るんだ?」
また、目を閉じる南。夢の中で彼は電車に乗っていた。隣の車両で向き合って座っている澪と浩平...
南「浩平と...確か後輩の澪って娘じゃないか」
澪『浩平、どうしてあんなことをしたの?』
浩平「許せなかったんだ!僕を裏切った先生が!」
澪『浩平はわかろうとしたの?』
浩平「わかろうとしたさ!」耳を塞いで叫ぶ浩平
澪『そう...そうやって嫌なことから逃げ出しているの...』
浩平「いいじゃないか!嫌なことから逃げ出して何が悪いんだよ!」
南「なに話してんだ?あの二人」
目を覚ました南の横には学校帰りに見舞いに来た護(住井)だけがいた。
護「大丈夫か?お前」
南「ああ...しかし横に浩平が居た気がしたんだが...夢かな?」
護「浩平ならもう退院したぞ。なんせお前三日も寝てたんだから。」
南「そうか...三日か。で、お前は何で?」
護「い、いや、今俺が週番だから。それ以外の何者でもないぞ」
真っ赤になって否定する護
南「をい、お前って...(冷や汗)」
ところ変わって、バケツを持たされて立たされている浩平とそれを見ている髭
髭「君には失望した。もう会うこともあるまい」
浩平「はい。そのつもりです」
髭「私だ。出席番号3番、サードチルドレン折原浩平は抹消。初号機専属は澪をベーシックに。」
また、長野の伯父さんのところに行くことになった浩平。しかし、駅に着いたところで最強の第四干支『ウサギエル』が襲来する
ウサギエルの目が一閃した瞬間、十字架型の火柱が立ち上った。
繭「みゅ〜っ!(地上での迎撃はもう間に合わないわ!弐,零号機をジオフロントへ!)」
瑞佳「零号機は左腕の再生がまだなんだよ。このままじゃ戦闘は無理なんだもん」
髭「澪は初号機で出せ。」
起動するみさきゲリオン初号機...だが突如嘔吐感に襲われる澪
澪『もう、ダメなの...』
茜「...パルス逆流。神経接続がカットされていってます。」
髭「私を拒否するつもりか。」
為す術もなく倒される弐号機。そんなころ浩平は戦闘中だというのにワッフルを焼いている山葉堂のおやじに出会う
山葉堂のおやじ(以下おやじ)「浩平君じゃないか?」
浩平「おやじさん!今は戦闘中ですよ!?」
おやじ「アルバイトが公になったんでね。山葉堂に俺の居場所は無くなったんだ。以来、ここでワッフルを焼いている」
浩平「こんなときにもですか?」
おやじ「こんな時だからこそだよ。やはり、死ぬときはワッフルを焼いていたいからな」
その時、リフトに乗った零号機が現れた。右手にはキムチラーメンを抱えている。
浩平「澪っ!スケッチブックも持たずに...」
無言で(当たり前)突進する零号機。だが、干支に丼をぶつけようとした瞬間、身をかわされて自爆する零号機
おやじ「浩平君。俺はここでワッフルを焼くことしか出来ない。だが君には、君にしかできない、
君にならできることがあるはずだ。誰も君に強要はしない。自分で考え、自分で決めるんだ。」
しばらくじっと黙っていた浩平だったが、急に何かを目指して走りはじめる。その目に迷いは無かった。
浩平「乗せてください!。僕を、僕をこの初号機に乗せてください!!」
髭「何故ここにいる?」
浩平「僕は、みさきゲリオン初号機のパイロット、折原浩平です!」
そのころ、ウサギエルはとうとう司令部まで侵攻していた。そこに壁を突き破って現れ、干支を蹴りつける初号機。
繭「みゅ〜っ?(初号機?)。みゅ〜っ!?(浩平君!?)」
浩平「うぉぉぉぉぉっ!」
ついに干支を脱出用カタパルトまで押し戻す初号機
浩平「繭っ!」
繭「みゅ〜〜っ!(射出急いでっ!」
干支の頭(?)を壁に押しつけながら地上へと向かう初号機。地上にでると同時に馬乗りになり、攻撃を続ける...だが、その時初号機の動きが止まった。
みさき「おなかすいたよ〜」
茜「...初号機活動限界です。...予備も動いていないです。」
なされるがままの初号機の中で、必死にインダクションレバーを引く浩平。
浩平「動けっ!動けっ!動けっ!動いてよ!今動かなきゃ、今やらなきゃみんな死んじゃうんだ!
もうそんなの嫌なんだ!だから...動いてよ!!!」
1,「なんだか知らないけど嫌だって言っておくよ」
2,覚醒する
みさき「えっ?私が選ぶの?...じゃあ1番(ばきっ!終わらせてどうする!)じゃあ、聞かないでよ〜(泣)」
覚醒する初号機。その圧倒的力の前に干支のE.T(干支)フィールドは何の意味も持たなかった。
瀕死の干支を食い始める初号機。
茜「...信じられません、空腹率が400%を超えています」
繭「みゅ〜〜っ...?(干支を...食ってる?」
あらかた食い尽くすと、ゆっくりと立ち上がる。
みさき「まだ食い足りないよ〜」
上着を脱ぎ捨て、咆吼を繰り返す初号機。
瑞佳「拘束具が...」
繭「みゅ〜っ?(拘束具?)」
瑞佳「そうなんだよ。あれはただの上着じゃないんだよ。みさき先輩本来の食欲を、私たちが押さえ込むための拘束具なんだもん
その呪縛がみさき先輩本来の力で解かれていく...私たちには、もう、みさき先輩を止めることは出来ないんだよ。」
そのころ、事の次第を静観していたおやじ...
おやじ「初号機の覚醒と解放...○ーフが黙っちゃいませんな。これもシナリオのうちですか?」
髭「ああ。すべてはこれからだ」
つづかないと思う^^;;だれか氷上で24話書いて(爆)
ちなみに、これは改訂版です。前のは削除しました。前も書きましたが、ご意見等はもらえると嬉しいですが、
苦情等はそっと胸の奥にしまいこんでください(ぉぉ)