・・・瑞佳の視点・・・ 投稿者: 秀さん
私、あの時、本当に笑っていられたかな?…
浩平がいなくなって、皆が浩平の事忘れちゃって
私は、悲しくて…泣いた…夜もあったよ…
でも笑ってなくっちゃだめだね。
そうすればきっと浩平は、帰って来てくれるよね?
笑ってなくちゃ、浩平は、帰ってきにくいよね?
だから笑う…どんなに悲しくてもどんなに辛くても私は、笑ってるよ
たとえ、浩平が帰ってこなくても、
私は、笑う、だって笑っていなくちゃ涙が流れてくるから…
悲しいから、笑う、泣いちゃだめ、泣いたら辛い現実に押し潰されるから…
だから、私は、笑う…
夜、寝ている時、悲しいのかな?楽しいのかな?わからない夢を見た。
いつもの通学路、そこを私と浩平が、ゆっくり歩きながらお話してる夢……
浩平がいたなら楽しい夢だった…
でも浩平は、もういない、だから悲しい夢…
辛い、辛いよ〜浩平…どうしていなくなったの?
でも、辛いけど、これが現実、私にとって辛い現実…
でも私は、この辛い現実が、いずれ、幸せな現実に代わる事を願ってる…
だって浩平の事だから、私に意地悪してるんだよね…
浩平は、いつも私に意地悪してたもん…だからきっと今回も私に意地悪してるんでしょ?
そう考えないと浩平のいなくなった理由がわからないから…
そう考えないと辛いから…

浩平から貰った、ウサぴょんは、私の大切な宝物
だって、ウサぴょんは、私と浩平をつなぐ今、唯一の物だから…
浩平がこの世界にいた事を証明する唯一の物だから…
そして、季節は、冬も終わりが近づき、再び春を迎えようとしていた。
私は、教室で学級日誌をつけていた。
そんな時、周りの生徒達が、驚いたように誰かに声をかけている。
でも、私は、今、学級日誌つけてるから、顔は、上げない。
そしたら、足音が聞こえる、私の所にむかってる?
足音は、私の前でとまった。
その足音の主は、私の前で、わざとらしく、咳払いをする。
あれ、聞き覚えのある声?…浩平の声?
そして私を呼ぶ
私は、そっと顔を上げる…
そこに、浩平がいた…逢いたくて、逢いたくて、でも逢えなかった浩平がいた…
浩平は、なにか、照れているのか、はにかんだ笑顔で私を見ている。
そして浩平は…
「長森、ずっと前から好きだった」

「俺と、もう一度付合ってくれ」
浩平は、周りの生徒達も気にせず言う。
正直言えば、恥ずかしい、でも私は、嬉しいから、好きだから、一緒にいたいから…
浩平に、
「うん…いいよっ!」
って浩平に答えるんだ。
うつろいゆく季節の中でまた私と浩平の時が流れ出す。
もう、私は、浩平から離れないよ!
だって私もずっと浩平が、好きだったんだから…
おかえりなさい…浩平
これからは、ずっと一緒だよっ浩平
 

…瑞佳の視点…終…

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こんにちは〜
今回は、瑞佳で書いてみました〜(^_^)
いかがだったでしょうか〜?
しかしまた、長くなったかな(゜()゜)
その上また暗い話しになったような(―_―)
はぅ〜どうしてだろう〜(―_―)
てな訳でよろしくです〜

邪魔なら言ってくださいです〜
すぐに消しますんで(^^;)

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