・・・帰還・・・ 投稿者: 秀さん
僕は、今、旅をしてる
行くあてのないふらふらとした旅だ。
僕は、旅をしている理由を考える。
何故、旅をしている?
何処に行く?
旅の先に見える物は?
色んな事を考えるけど
それは、わからない、わからないけど、旅をしている。
そして僕の側には、一人の女の子がついていてくれる。
でもその女の子の名前は、わからない。
でもその女の子は、何もわからない僕に色々教えてくれる。
旅をしていてふと思うここは、僕が望んだ世界なのかと・・・
僕の、望んだ世界じゃないのかと・・・
でも、僕は、望んでいた、この世界を・・・・
永遠と言う名の世界を・・・
でも、それは、子供の頃の話しだった。
今の僕は、望んでいなかった。
僕には、待っている人がいる・・・
僕の帰りを待っている人が・・・
僕は、強く願う、出来る事なら、もといた僕の世界に帰りたい・・
帰って、僕を待っている人、そうあの子と共に歩きたい・・・
時の流れのないこの世界で、僕は、あの子の事を思う・・・
女の子は、そんな僕を見て悲しそうに微笑んでいる。
そしていつまでも続くかと思っていた旅も終わりの時が近づいていた。
寂しそうにしてる僕を見て
女の子は、急に僕の前に立ちこう言った
「あなたの世界に帰してあげる」
僕の世界に帰れる・・・僕は、女の子を見つめる。
「これ以上あなたをこの世界に止め置いてもしかたないから」
「あなたは、帰りたがっているから」
「でも、忘れないで、あなたが、帰ろうとしている世界は、
 あなたの中では、一度終わっている世界だと言う事を」
「本当は、戻る事なんて出来ないのよ、でも特別にあなたを
 元の世界に帰してあげる」
女の子は、僕にそう言った。
その途端、僕の視界は、暗闇につつまれた。

僕は、眠っていた。
眠っていた時が長く感じた。
僕は、目を開ける。
そこには見慣れた部屋、見慣れた景色があった。
「僕、いや、俺は、帰って来たのか」
俺は、この世界に帰って来た。
あの子が待つこの世界に帰って来た。
「行かなくては」
俺は、服を着替えると足早に部屋を出て玄関へと向かう。
そして扉を開ける。
そこは、見慣れた景色が広がっていた。
でも、懐かしい景色、もう見る事の無かったはずの景色だった。
俺は、その中を走り出す。
一刻も早くあの子に逢いたい・・・
俺が帰って来た事を伝えたい・・・
今、春の暖かな陽射しとやわらかな風を背に
俺は、あの子のいるであろうあの場所へと走っていく。
そして会ったら伝えよう。
「ただいま」と・・・

・・・・後書き・・・・
こんにちは〜
ここには、初めて書いて見ました。
いかがだったでしょうか
つまらない駄文ですいません
しかも、暗いし・・・(ー_ー)
主人公が永遠の世界へ旅立ちそして帰って来る
までを書いてみたのですが〜
やっぱり変でしょうか?
申し訳ないです〜表現+構成が下手なもので・・・
次は、もっとましな物を書きたいと思います。

http://www2.plala.or.jp/omo/