こんな感じかも 投稿者: 藤井勇気
メタルスライムさんのSSを見て、僕も考えました♪

パターン2

郁未「このようかん美味しいね」
瑞佳「そうでしょ〜♪」

ここは瑞佳の家。郁美と瑞佳は部屋で茶菓子を食べながら談笑していた。

瑞佳「はうっ…」
突然頭を抑え瑞佳が、郁美にもたれかかる。
郁未「ど、どうしたの!瑞佳!?」
瑞佳「うう……、いきなり突然唐突に、めまいと吐き気と頭痛と生理痛が………」
郁未「とっとにかくベッドに…」
郁美は瑞佳をベッドに横たわらせた。

郁未「大丈夫?」
瑞佳「うん……平気………」
そうは言っているが、瑞佳の顔色は優れない。
郁未「わたしお医者さん呼んでくる!」
瑞佳「待って郁未!」
部屋を出ていこうとする郁美の腕を、がしっと掴む。
郁未「瑞佳?」
瑞佳「ひとりにしないで……」
郁未「でも……」
瑞佳「郁未…」
そのまま郁美の腕を引っ張り、郁美をベッドの上…つまり自分に覆い被さるような体制にする。
郁未「ちょっと瑞佳!どうしちゃったのっ?」
瑞佳「郁未……いいよ……」
郁未「えっ…」
瑞佳「郁美だったらわたし……いいよ」
ぽっと頬を染める瑞佳。
郁未「そんなっわたし達女同士じゃ……」
と言いつつベッドから降りようとしない郁未。
瑞佳「…郁未」
じっと汚れのない瞳で郁美を見つめる。その瞳に郁美は瑞佳の揺らぎ無い決心を見た。
郁未「ほんとに…いいのね?」
瑞佳「…うん」
恥ずかしそうに小さく頷く瑞佳。
郁未「じゃ、じゃあ……いただきます」
手を合わせて挨拶をしてから、郁美は瑞佳の胸元のボタンに手を伸ばした。

由衣「は〜い、いきますよ〜チーズ♪」

郁未「えっ?」

パシャッ

郁美が振り向いたと同時にまばゆいばかりの閃光が部屋を覆った。
瑞佳「やったね♪由衣ちゃんばっちり撮れた?」
由衣「はい♪そりゃもう余すところ無く、バッチリくっきりですぅ♪」
郁未「えっ?えっっ?」
ひとり訳が分からずと言った顔で、郁美がふたりの顔を交互に見やる。
由衣「クックック……これを今度の学校新聞にでも送れば、郁未さんの
   人気はガタ落ち。見出しとしては『快挙!陸上部の青きホープ
   天沢郁未は同棲愛好者だった!!!』て感じでしょうかねぇ?
   それともどこかの雑誌にでも投稿して、醜態をさらすも良し。
   男子に一枚1000円で売ってこずかい稼ぎをするも又良し」
瑞佳「由衣ちゃん。報酬の猫の着ぐるみと、牛乳瓶型まくら、忘れちゃ駄目だよ」
由衣「解ってますよぉ〜、瑞佳さんのおかげで写真が撮れたんですから♪」

郁未「ほほぅ……あんた達グルだったのね……………」
郁美の髪がふわりと浮かぶ。眼は金色に輝き、殺意のオーラが見え隠れする。
瑞佳「いっいけないっ!由衣ちゃん早く逃げてっ」
由衣「はっはい〜〜〜〜」
郁未「遅いわボケェェェェェェェェエエエエエエエエエエエッッッ!!!!!」

その夜、瑞佳の家が跡形もなく消し飛ばされたという……。


無料体験コーナーでメタルスライムさんのSSを見て、その後自転車で
家に帰る途中、考えつきました。でも絶対これじゃないと思う(笑)