特別企画氷上シュン無謀SS3 投稿者: 藤井勇気
 2,3週間ぶりのご無沙汰です♪ちょっち諸事情があって休んでましたが、
なんも解決しないまま復活しました(笑)少し、ヤケ入ってます。

 とりあえず前に書いたシュンホ◯SS……もとい浩平とシュンの友情SSの
続きの3話目を書きたいと思います。
りーふ図書館さんの所にも何故か、1,2話が掲載されてたりしてます。
このSSの内容が解らない方は、先にそちらを呼んでいただけたら幸いです。

それでは第3話です♪

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第3話「意外なる来訪者」


  茜「…この勝負、わたしが立ち会います」
 浩平「なにぃっ!、お前は茜!?」
  茜「…はい。わたしがおふたりの勝負方法を決めます」
 
そこには里村茜が立っていた。いや、存在していたとでも言うべきなのだろうか。
どこからどう現れたのかは考えたくはなかったが、茜がここにいると言うことだけは
事実であった。

 浩平「…茜。どっからわいて出た?」
  茜「わたしも川名先輩と同じように、浩平の影に……」
 浩平「あー!やっぱいい!言わんでいいっ!だから嫌なんだよギャグってっ!!」
両手で耳をふさぎ嫌々と首を振って、浩平が現実逃避をしている。

 氷上「別に僕はかまわないよ。折原君が手に入れば、なんだっていいよ」
不敵な笑みを漏らしみさきを見る。
みさき「わたしも同感だね」
視線を察してか、氷上のいる方を睨む。
  茜「そうですか。では勝負は……」
 浩平「あの〜、だからオレの意見は……」
  茜「(無視)わたしを思いきり笑わせることが出来れば、その方が勝者と
    いうのはどうでしょうか?」

茜を除いた全員が、その場に凍り付く。

 浩平「…そ、そんなこと、絶対に無理なんじゃ……」
 氷上「面白いじゃないか。その勝負のったよ」
みさき「だったらわたしも、負けられないね」
 浩平「おいっ、ふたり共っ!!」
みさき「商品の浩平君は黙っててっ!!!」
 氷上「君は、今の内に体を綺麗にしておくんだね」
  茜「…よろしいようですね。反対する方は誰もいないようですし」
 浩平「嫌だあぁぁーーーっ!!、オレは反対だぞ!!、オレの自由はどうなるんだっ!?」

  茜「(無視)…では、始めましょう」


 浩平「うがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」(怒) (続く……)


浩平の人権を無視してついに始まる、氷上とみさきの壮絶(?)な戦い!。
そして茜の真意とは?。

  茜「…ただ単に、面白そうだったから立ち会っているだけです」

次回第4話 「おぼれる者はワッフルをもつかむ」にレッツGO!!


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パンッ パパンッ

 クラッカーの派手な音が、椎名家に響きわたる。
それは、椎名家の食卓から聞こえてきた。

「おめでとう藤井さん♪」
少し、火薬の焦げた臭いが部屋に漂う中、繭の母親は賞讃の言葉を贈る。
「みゅー♪おめでとう」
「まあ一応、おめでとうって言ってあげるわ」
繭の母親に続き繭とみあも、同じように賞讃の言葉を贈る。

「あ、ありがとう……」

 椎名親子とみあの顔を見ず(正しくはまともに見れない)作者の藤井勇気は、
感謝の言葉を返した。

皆、ここのSSコーナーに復帰したことを祝ってくれているのだ。




パーティーが始まってから、小1時間が経とうとしていた。

「まあ、まだ問題は解決して無いみたいだけど、とりあえずってところよね」
「ああ、そうだね」
「みゅー♪」
「あっ、藤井さんほっぺたにご飯粒が……」
人差し指で繭の母はそれを取った。
「自分で取れるのに……」
「まだ、藤井さんも子供ですね」
くすくすと、笑う。
「そうかな?。……そうかもしれないかな」
「なに言ってるのよもう……ふふ」
みあも笑う。
「みゅー♪」
繭も笑う。
『あははははははははは……………』

 そして、みんなが大きな声で笑い出した。皆が皆、本当に楽しそうに。
今、椎名家には温かい雰囲気が満ち満ちて…………。

ピタッ…………。

勇気の笑いが唐突に止まった。
「……」
それを不審に思ったか、残りの3人も笑いを止める。

…。
……。
………。
…………。
……………。

「うらあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!」

ドガシャーーーーーーーンッッ!!!!

突然勇気は、テーブルをひっくり返した。

「ああっ!、お料理がっ!!!」
「藤井!あんたぁ!!」
「みゅみゅーっ!」

「クっクっクっ………やっぱりこうでなくっちゃなあ………」
「ひ、非道いわっ藤井さん!!」
「…繭。殺っちゃおうか?」
「……」(コクリ)
手に釘付きバットを持ち、繭とみあは勇気の頭にバットを振り下ろした。

シュッ……。

だがむなしくもバットは空を切っただけだった。
「どこに行った!あの馬鹿は!!」

「ククククク………、未熟、未熟ぅぅぅぅ!。そんなことではオレに傷ひとつ
 付けられんぞっ!!」
 勇気の姿は現れず、声だけがひっくり返った料理で滅茶苦茶になっている部屋に、
響きわたる。
「今回は感想は無しだ。感想オンリーのSSでまた会おうぞ!」
「くそーっ、卑怯ものーっ!」
「みゅーっ!みゅーっ!」
「では、さらばだー。はーっはっはっはーー」

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と言うわけで、感想は別にしたいと思います。……まるっきり悪人だね自分(笑)