ただいま・・・・・・ 投稿者: ばず〜か!榊原

(・・・デート、しませんか?)
悲しかった・・
俺を知っているただ1人の彼女とのデート・・・・
ただ彼女に悲しい思い出を残すだけだから・・・・
忘れて欲しかった・・・
すべて忘れて欲しかった・・・
俺の事も・・・俺が愛していたと言う事も・・・・
そして俺という存在も・・・・・・・・・・

でも嬉しかった。俺の事を信じてくれて・・・

しかし彼女は知っていた・・・
これから起こりうる事も・・・・
俺がどうなるかも・・・
知っていて俺を誘った・・・・
その思い出が悲しみになる事をしっていて


「あの人と同じだから・・・」
・・・・・
俺はどうしようもなく辛かった。
2度も同じ想いを茜にさせてしまう事に・・・
解っていて変えられない現実。
それは茜も知っていた。
もうもどる事の出来ない世界。
楽しい思い出を作った世界。
俺はこの世界で永遠を求めた・・・

・・・え・・・い・・・え・・・ん・・・
一体永遠なんて言う物は存在するのだろうか・・・・

永遠・・・置き換えれば代わり栄えのしない日常。
変わらないからこそ安心出来る日常・・・・

その日常から俺は飛び出したかった・・・
後悔しても良い!悲しんでもいい!っと思ってた・・
でも後悔はしてからしか気付かない・・そして本当の・・・・悲しみは・・・・


「ごめんな、茜・・・」

今気付いた本当の悲しみ・ ・ ・ ・
もう遅かった・・・・
謝る相手・・・茜はもういない・・・
俺は旅立ったのだ。遠い
償えない心の傷・・・
なぜだろう。求めたはずの世界に来たはずなのに・・・悲しみが止まらない・
この世界で楽しいかった思い出を反芻していれると思ってたに・・・
出来るのは悲しみを反芻する事だけ・・・・
俺はこの世界から出れないのだろうか?
出口のある所・・そう・・私を求めている人の所。そこが出口?
茜は覚えているだろうか?俺の事を・・・
こんな俺の事を覚えているだろうか・・・・
一度行ってみよう。懐かしいあの世界へ
楽しかったあの世界へ・・

あの空き地に茜はいるだろうか・・
あの公園に茜はいるだろうか・・


そして私は茜の待つはずの世界へ旅立った・・・



一体どれくらいの時間が流れたのだろう?
茜はまだあそこに住んでいるのだろうか?それすら俺には解らない。

だが・・・・・・・・・・・・・

あの公園に茜は居た。

茜と目が合った・・・
茜の目に涙が・・・・
茜は俺の事を覚えていてくれた。
とても嬉しかった。
なんだか恥ずかしくなってきた。
覚えていてくれたと言う事に・・・・
茜への第一声・・・・
勇気を出して・・・・
「ただいま・・・」

END
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どうも初挑戦のB!です。
なんか書き方も分からずただひたすら書きました。
このSSへの苦情、クレームなど(感想もね)はメールか私のHPの掲示板にお願いね!
まだ初挑戦だけあって未完成だけどこれからどんどん良い物を作ろうと思います。
校正してないんで誤字脱字はすみません。目をつぶってね。
なんか暗くなってしまったの。
でわ〜〜〜

http://www.japan-net.ne.jp/~mebaru/meinp.htm