『ONE&MOON.〜GS〜』3
投稿者: てやくの ; 投稿日: 3月2日(火)01時24分 削除
暗い廊下に二つの影が歩いている。
ひとりは小坂由起子、もう一人は鹿沼葉子。
「霊の高槻って男が現れたそうね。」
「べたですね、私もまさか生きているとは、あのとき始末したつもりだったのに。」
「それはおいとくとして、晴香さん、すこしやりすぎたようね。学校一つを消し去るなんて。」
「ええ、それに関しては十分注意しておきました。」
「それだけじゃ足りない気がするけど。」
「相変わらず、抜け目がないですね・・・・・・・これを。」
そう言うと葉子はどこからか封筒を取り出す。
「これは?写真・・・・」
「私の作品です、タイトルは『インセスト!!〜罪深き兄妹〜』です。」
由起子は中身を確かめると、それを懐にしまい込む。
「そのまんまね、晴香さんがこんなことを・・・・」
「これで学校大破壊の件は・・・・」
「分かったわ、手を打ちましょう。」
「ありがとう、由起子。」
「浩平君はどうなっていますか?」
「20段階まで完了、後10日といったとこかしら。あんな僕(雪ちゃん)を連れてくるとは思わなかったけど」
「MINMESをもう一度使うことになるとは・・・・」
「しかたないわ、眠った記憶や意識を100パーセント再生するにはこれが一番だもの。それに、できればあの子が目覚める前に高槻達をつぶしたいわ。」
「ええ・・・」
「・・・・・・・・・・」
話が止まり・・・・・・・・・・沈黙
「そう言えば、風神さんと、雷神さんは・・・・未だに侍らせてるんっですか?」
「えっ、ええ、まぁ、はははは・・・。」
「可哀想な奴隷さん・・・」
葉子の口のはしが少し持ち上がった。
ところ変わって柚木財閥所有の山の中。
「七瀬真流・猿神撃滅咆哮閃!!」
ばしゅうぅぅぅぅぅぅぅっっっ!!
一瞬にして二十本以上の大木が切り倒される。
「すごいね、七瀬さんそんな刀、どこで手に入れたの?」
「えへへ、本家の連中から奪い取ってきたのよ、その名も『宝刀・バルトアンデルス・・・じゃなくて、宝刀・七ツ瀬之閃』よ!!」
二人は修行していた、と言うのも浩平が襲撃された後、二人の前に現れたのは茜だった。そして、茜は二人に事情を説明し始めたのだった。
「かくかくしかじか 、と言うわけです。」
「そんな、浩平がさらわれたなんて!!里村さん本当なの?助けに行かなきゃ!!」
「つまりこういう事ね?折原は自分の受け継いでいる遺伝子と、永遠の世界のせいで、身柄をねらわれてて、そのさらった小坂財閥が折原を隠した場所は分かってるけど、そのビルには沢山のゴーストスイーパーやら、ネクロマンサー、黒魔術師、攻○機動隊が警備していて簡単には手出しできないけど、霊能力の高い私たちなら何とかなる・・・・って訳ね?」
「はい。(七瀬さん、なかなかやりますね・・・)」
「どうして、そんなことを里村さんが知ってるの?」
「そうだよ!なんでなの?」
お前ら、人がさらわれた割には落ちついてるな・・・(天の声)
「・・・・・詩子。」
呼ばれると茜の影から詩子が現れる。
「私の部下達が調べたからね。」
「柚木さん、すご〜い」
「詩子はある財閥の一人娘です。」
『ええっ!!??』
「詩子に調べてもらいました、お二人には少し修行してもらいます。」
「・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
「私、なんだか話に付いていけなくなっちゃった。」
「わたしも・・・・・・」
「だよもん拳・弐之型・だよもん閃竜拳!!、破ァーーーーーーーーーーッ!!」
ドガガガガガガガッ!
音を立てて、巨大な岩が粉々になる。
「瑞佳すごいじゃない、さすがは中国の仙人界で大成した、だよもん拳ね。」
「早く浩平を助けるんだもん、こんな事をしている間に浩平は・・・・」
「そうね、急がないと・・・・・」
そのころ、浩平は・・・・・
小坂ビルの一室
「深山先輩、ちょっと、やめてください!」
「いやぁん、雪ちゃんってよんでぇぇん☆」
「ケーキくらい自分で食べれます、だから!!」
「そんあ口移しくらいで照れなくてもぉぉおん☆」
・・・・・・・・いちゃいちゃしていた。
更に変わって小坂ビルの地下一階。
茜と詩子、鹿沼葉子がいる、そして床には六忙星。
「一応、あの二人の霊力は及第点を越えています、そろそろレベル1に挑戦しては。」
「及第点では困ります、先には行った二人はすでにレベル8です。」
「ですが!!」
詩子は葉子が座っている机に身を乗り出す。
「詩子さん、中世ヨーロッパの悪夢がこの日本で怒ろうとしているのです、高槻など、その初期段階でしかありません。・・・・・茜。」
「はい。」
「あの二人を試すときには、あなたも試します、覚悟をしていてください。」
「・・・・・・・嫌です。」
「今、なんと?
葉子の目は人に物を尋ねる目ではなく、脅す目だ。
「冗談です、分かりました。」
更に変わって小坂ビルの最上階。
そこには小坂由起子と、鎖につながれ、はいつくばっている風神と雷神がいる。
「また高槻を取り逃がしたって?この能なしが!!」
由起子は慣れた手つきで鞭(禁鞭)を二人に打ち付ける。
「ううっ!」
鞭を打ち付けられた体は反り返り、その表情は恍惚に染まる。
「つ、次こそは!」
「・・・・・まあ、いいわ、もう一度チャンスを与える。」
「ありがたきしあわせ!!」
更に変わって二時間後の小坂ビル地下32階
「まさか柚木の体を使うことになるとは・・・・」
浩平と詩子が六忙星の中心に立っている。
「仕方ないわ、条件が合って、シンクロ率が最も高いのが私だったんだもん。」
「シンクロ率99.99%というのは解せんがな。」
六忙星の外では茜がジト目で二人を見ている。
「葉子さん、そろそろお願いしま〜す。」
「はい。」
茜と同じく、六忙星の外に立っていた葉子が目をつむると、葉子の髪がふわりと浮き上がり、浩平と詩子の周りに白い球体が出来始める。
「さあ、折原君、始めましょう、儀式を・・・・・」
「ああ。」
「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」
おひさし!!はしがきでござぁーい!!
妖弧雪見「お久しぶりに、こんばんは、2ヶ月ぶりの妖弧雪ちゃんと・・・・・」
てやくの「てやくのでし〜、いやぁ、二ヶ月の間にいろいろありましたねぇ、宇宙人の侵略、隕石激突、恐怖の魔王の降臨、主の多量発生、黒死病の蔓延・・・」
妖弧雪見「あんた、いきなりだけど・・・死ぬ?」
てやくの「次はいつになるか、分からないけど(泣)」
妖弧雪見「はい、ホントのところは、色々ゲームを買いまくってたせいです。」
てやくの「ぷろGは、関西人のおいらにはかなり面白かったんだよぉぉぉ。」
妖弧雪見「次は?」
てやくの「順番から言って、デアボ、カノン、すずうた、ピュティア、となるかのう。」妖弧雪見「埋まってるわねぇ、そういえば、輝く季節は?」
てやくの「ふっ、おいらにはPSがない!!アシとして恥ずかしくないのか?作者の生活を把握してないなんて!!」
妖弧雪見「だれがするかぁ!!」
てやくの「それはさておいて、なんか訳が分からなくなってきたな、『ONE&MOON.〜GS〜』シリアスなのか、ギャグなのかわからんしな。;br>
妖弧雪見「あれ?なんかタイトルが変わってない?」
てやくの「きにするでない、きにするでない。」
妖弧雪見「それにしても、変な性格のままね、私。」
てやくの「うむ、この性格は(折原浩平+深山雪見+アルファ)わる3、と考えてくれると良いな。」
妖弧雪見「アルファってなによ、アルファって!!」
てやくの「うむ、この性格は、深山雪見という人物に折原浩平という主ができ、それが血の契約による物だったためだ。」
妖弧雪見「血?」
てやくの「そう、血。第一話かその辺で、深山先輩を階段から突き落としてしまったのだが、その時に深山先輩は、一時的に浩平の永遠の世界に取り込まれたんだけど、はじき出されて、その時に肉体が再生するときに、浩平の血が少し混じってしまったのだ。」
妖弧雪見「またわけのわからん設定を・・・・
てやくの「言うなよ、照れるじゃないか・・・」
妖弧雪見「ほめとらん!!」
てやくの「そういえば、誰なんだろうな、輝く季節に出てくる真キャラとは?」
妖弧雪見「新よ、新、よくはわかんないけど、眼鏡っ娘のようね。餅食ってるし。」
てやくの「そういえば、ガンガンにのってたなぁ、しかも主人公の名前は折原浩平。」
妖弧雪見「最初から決まってる訳ね・・・(これはガンガンの記事でしかないので、実際はどうか知りません(笑))」
てやくの「ではそろそろ、ばい!!」
妖弧雪見「コン、では!!」