『映画部作品=ONE&MOON.===NUKE』3 投稿者: てやくの ;  投稿日: 1月14日(木)03時25分 削除


前回、里村茜の我が儘により、話の中で、彼ら(深山雪見&折原浩平)の恋人同士という設定は消えてしまい、ついでに瑞佳やみさき先輩の涙のシーンもカットとなり、消えてしまった。 前回までのお話・深山雪見との『階段で激突!深山先輩を突き落としちゃった事件』(浩平は突き落としてしまったことを知らない)の後、浩平は永遠の世界の管理人こと、ちびみずか出会う。放課後、ちびみずかのことを考えながら、教室でたそがれていた脳天気な浩平に、年増こと巳間晴香が襲いかかった・・・どうなる?!浩平!!(笑) バキィィィ!! 晴香が浩平に直にぶつけようとした水晶球は、派手な音と共に浩平の目の前で四散した。 晴香「な!!」 ??「あらん、私のご主人様に手を出すなんてずいぶんと自信があるのねん?」 浩平と晴香の前には両手首に緑色の刃を角のようにはやした一人の女性、深山雪見が、立っていた。制服の袖口が緑色のブレードによってやぶれている。 浩平「先輩?!その腕は?」 雪見「ああん、ゆきちゃん!ってよんでぇん、浩平さまぁん。」 浩平「先輩・・・なんか変な物でも食ったか?」 晴香「その刃・・・あなたが・・・・・」 雪見「そういうこと☆、あなたじゃ私は倒せないわん、おかえりはあちらよん。」 と言って、天井を指す。 晴香「クッ!」 晴香は少し怒ったような顔をすると、何かに気付いたように、軽く身構える。 雪見「気付いたの?」 晴香「ええ、・・・誰か知らないけど、いつまでもこそこそ隠れてないで、出てきなさい!!」 晴香がそう言うと同時に黒のコンバットスーツに赤黒い鬼の仮面をつけ、短めの日本刀を帯刀した、忍者という雰囲気のよく似合う男たちが、教室のロッカーや、窓、天井などから出てきて、一瞬にして晴香たちを取り囲む。 晴香「伊賀ってとこかしら。」 浩平「な、なんだぁ?」 雪見「浩平様!私から離れないで!!」 浩平は訳の分からないまま、雪見の指示に従う。 ??「ククッ、力の振動を頼りにきてみれば、まさか『月の王』がこんな少年とはなぁ、それに、懐かしい顔にも会えた。」 そんな妙な笑いを響かせながら、彼らのいる薄暗い教室に入ってくる男の影があった。 パチッ 電気がつく。 晴香「あ、あんたは、高槻!!」 高槻「ククク、久しいなぁ、巳間晴香、あのとき以来だ。」 晴香「私はもうあんたの顔を見ることはないと思ってたわ。」 二人は無言でにらみ合う。 雪見「・・・・・お二人の因縁もいいけどぉ、ちょっと皆さぁん、これは何でしょぉ?」 緊張した雰囲気の中、全く緊張感のない雪見は手に光球を浮かべて、皆に呼びかけた。 バシィィィ!! 雪見が手に持った光球を床にたたきつけると、光がその場の人間の視界を奪い取った。 雪見「さあ、浩平様、逃げるわよん☆」 浩平「お、おう。」 未だに訳の分からない、浩平の腕を引いて雪見は廊下に向かって走り出す。 高槻「俺と四人は追え!残りはこいつを倒せ!」 そういうと高槻も浩平たちに遅れて走り出す。 雪見「浩平様!!捕まって!!」 雪見は浩平を片手で抱き上げ、廊下の窓から飛び降りる。 浩平「うわぁ〜〜!!」 高槻「チィィ!!」 高槻たちも続いて飛び降りる。 忍者1「女、悪いが死んでもらう。」 晴香「ふふふ、そんな月並みの台詞はくような奴には、私は殺せないわよ。」 忍者2「ふん、食らえ!!火炎!!」 そう言うと忍者は筒を取り出し、中に入っている火薬を晴香に投げつける、次の瞬間、炎が巻きあがった。 瑞佳「七瀬さん、部活の手伝い、お疲れさま。」 七瀬「あ〜やっと終わった、だいぶ暗くちゃったわね、瑞佳。」 瑞佳「そうだね〜、あれ?七瀬さん、あれ浩平じゃない?」 七瀬「あ、ほんとだ、って、瑞佳!!隠れて!!」 浩平たちが逃げているところに瑞佳たちは偶然出くわしたのだった、そして七瀬は浩平の後を追いかける忍者たちの目を見て瑞佳を押し倒し藪の中に隠れた。 瑞佳「あ、あの七瀬さん、あの、その私たち女同士だし、外だし・・・・」 七瀬「なに分けのわかんないこと言ってるの!折原が危ないわ!」 浩平「先輩!前、前!!門が。」 雪見に抱えられた浩平の目の前にはすでに閉じられた、学校の裏門が迫っていた。 その時、門の向こうに一台の車が走ってきた。 由起子「浩平!!」 車から出てきたのは浩平の叔母、小坂由起子だった、一緒に二人スーツ姿の大男も出てくる。 浩平「由起子さん?!」 雪見「浩平様のお姉さん?」 走りながらも落ちついた口調で話す雪見。 浩平「叔母さんだ。」 雪見「味方って訳ね。フンッ。」 ザシュゥ、ガシャッーン 雪見は飛び降りるときに腕にしまった緑色のブレードをまた取り出し、校門を木っ端みじんに切り裂いた。 由起子「浩平!大丈夫?」 浩平「由起子さん、何で?」 由起子「話は後!車に乗って!、風神、雷神!ここは頼んだわよ!」 風神&雷神『御意!』 由起子の声に答えた二人の大男は持っていた刀を抜いた、それと同時に車は走り出し、二人の大男も前に走り出していた。 ドゴッ、ガキィィ! 一瞬にして、浩平を追っていた四人の忍者のうち、二人を当て身と峰打ちで気絶させた。 高槻「クッ!」 ドゴォォォォォォォォ!! 風神&雷神がもう一度アクションを起こそうとしたとき、急に校舎の一部が吹き飛び、中にいた数人の忍者が吹き飛ばされてきた。 高槻「クッ!退くぞ。」 そう言うと高槻は煙幕を張った、そして、煙幕が張れたとき、高槻や忍者だけでなく、吹き飛ばされて、気絶していた忍者も消えていた。 風神「こりゃ賠償ものだな。」 雷神「この校舎を消すほどとは、由起子様が頼りにするだけのことはあるな。」 風神「野次馬が集まる前にズラかるぞ。」 全てが終わり、壊れた校舎と校門が残っている庭に、瑞佳たちは残されていた。 瑞佳「浩平だったよね。」 七瀬「折原だったわよね?」 『・・・・・・・・。』 七瀬「なんか、大変なことが起きそうね。」 瑞佳「浩平・・・・・・・・。」 to be continued・・・・・ ・雪ちゃんの腕から生えてるブレードは、腕の皮を裂いてでてきますが、雪ちゃんには傷でも何でもありません(笑) 「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」 はしがき は〜疲れた〜。 雪見「どうしたのよ?そんなに疲れて。」 いや、いろいろとね。 ??「コン。」 なんか言った? 雪見「いえ、何にも。」 そう言えば、テムジンで来るっていってなかった? 雪見「ああ、それがどういう訳か、予算不足で。」 ??「コン。」 おお、こんなところに子ギツネが。 雪見「無視しないでよ。」 妖弧茜「こんにちわ。」 おお、里村茜かと思ったら、なんと、きつねみみにフサフサのしっぽ、妖弧ではないか!! 雪見「あら、来てたの。茜。」 し、知り合いなのか? 雪見「私の妹よ、だから私も・・・・・」 わ、わかったそれ以上はいわんでくれ、怖い。 妖弧雪見「あら、そう?」 と、と言うことは、前回のコスプレは、変化だったのか? 妖弧雪見「まあ、そう言う事ね。」 って、なにくってんだ?ちび妖弧。 妖弧茜「コン、練乳油揚げです・・・」 あっ、そう・・・・・ 二回目にして正体がばれるとは・・・ 今日はここまで!では!! ヒロイン対戦参加します、by妖弧姉妹