『映画部作品=ONE&MOON.===NUKE』
投稿者: てやくの ; 投稿日: 1月6日(水)02時38分 削除
放課後、浩平は一人教室に残り、いすに座り、ちびみずかとの再会のことを考えていた。
浩平「不可視の力・・・もう一つの意識・・・何なんだ、一体・・・・・」
瑞佳「あれっ、浩平、まだいたんだ。」
部活から帰ってきたのか、瑞佳が教室に帰ってきていた。
浩平「いちゃ悪いか?」
浩平は目の前なにもない空間を見つめながら答える。
瑞佳「ううん、なんでもないけど、部活は?行かないの?」
瑞佳は忘れ物を取りに来たのか、机の中をあさりながら、浩平に尋ねる。
浩平「ぐぁ・・・忘れてた・・・・。」
瑞佳「いいの?深山先輩、怒るよ?今朝、ぶつかったの謝ってないし。」
浩平「大丈夫、そんなことでは俺と部長の絆は切れはしない!」
浩平は冗談混じりに言う。
瑞佳「そうだよね、この学校の中では、最も熱いカップルとして有名だもんね。」
浩平「へ?な、長森・・・お前知ってんのか?」
瑞佳「じゃあ、そろそろ行くね。あ、最も熱いっていうのは、冗談だからね、浩平、ちゃんと部活に行くんだよ。」
浩平「お、おい長森ぃ。」
永遠の世界に取り込まれた浩平を助けたのは、ONEのヒロインの誰でもなく、柚木詩子でもなく、演劇部部長・深山雪見だった、浩平と雪見の絆はどこぞの海溝よりも深く(笑)、浩平が一週間で永遠の世界から帰還するほどである、なぜ、何故に二人の絆がここまで深いか、それは未だに不明である。
ちなみに、関係ないのだが、一週間で帰還したことは里村茜のみが知っている。
瑞佳は浩平と分かれると、自分の部室に向かって走り出した、そして、泣いていた、瑞佳は悲しかった、浩平がONEの七つのシナリオ(氷上含む)以外の人とつきあっているのもあった、自分だけの浩平だと思っていた、未だに自分の気持ちを言えない自分への卑下もあった、だから、浩平の前にいるのがつらかった、そして逃げ出した。
廊下を走る瑞佳は茜とすれ違う。
茜「長森さん・・・・」
瑞佳「グスッ、・・・・里村さん?・・・エグッ・・・。」
茜「浩平・・・・ですか?」
瑞佳「え?」
茜「浩平なんですね。」
瑞佳はなにも言わずにうなずく。
茜「なにも言わずに、一緒にきてください。」
そして、里村茜、長森瑞佳、は校舎の中に消えていった・・・・・・・・
みさきは屋上にいた、今日は特に風が強く、きれいな黒髪が風になびいている。
みさき「しょうがないよね、雪ちゃんって美人だし、優しいし、でも、でも・・・・浩平君・・・・。」
茜「先輩、このままあきらめるんですか?
みさき「その声は・・茜ちゃんだね?」
みさき「しょうがないよ、ふたりとも、学校を出るといつも一緒だし・・・・。」
茜「本当に好きなら、奪えばいい、ちがいますか?」
みさき「でも、そんなことをしたら・・・雪ちゃんが悲しむことになっちゃう。」
茜「誰も傷つかず、悲しませずに・・・・ですね。」
みさき「そんなことができるのは、神様だけかもね・・」
茜「浩平は先輩とはどう接しますか?」
みさき「やさしいよ、とっても、残酷なくらい・・・・・」
茜「そうですか・・・・誰も傷つかず、悲しませずに、浩平と一緒にいられる・・・・できます・・・・」
みさき「え?」
茜「先輩・・・・・・・一緒にきてください。」
みさき「・・・・・うん、わかったよ。」
茜「これで、全員です。」
そして二人は屋上から去っていった・・・。
浩平は未だに教室にいた。
冬は昼が短く、もう日は沈んでいた。
浩平は意味もなく呟いた
浩平「ぐるぐるきょ〜も目が回る〜」
・・・・・冬だけに教室は寒い
浩平「いつも〜のこと気にしてないけど、み〜じかいすかぁとひらひら・・・・・」
その言葉(歌)に反応するように、教室の空気は更に冷えた、少なくとも浩平にはそう思えた。
浩平「突っ込んでくれる人がいないと・・・つらいぜ・・・(笑)」
浩平はなにバカなことやってんだろう、しかも一人で、と思い、教室を出ようと廊下まできたところで、後ろから声をかけられる。
女「あなたが・・・・折原浩平君ね。」
浩平「誰だ!!」
女「あらあら、後ろから声をかけられたくらいで大声を出すなんて、ずいぶんと肝が小さいわね。」
女は紫色の髪で、少し冷たい瞳をし、冷たい微笑を浮かべて浩平を見ていた。
浩平「そりゃどうも、さっきまで自分がいた席に一瞬で誰かに座られりゃ、誰だって警戒するさ。」
女「・・・・・・それも・・・・そうね。」
当然のことに感心する女。
浩平「なに者だ、あんた?俺に用があるのか?忙しいのよ、てがはな〜せない〜のいまは。」
女「一度に二つも聞くなんて・・・しかも歌うなんて・・・・動揺してるみたいね、そんなに怖いの?私が。」
女は挑発気味に言う。
浩平「クッ」
浩平は実際に怯えていた、歌ったのも、気を紛らすためだ、女の冷たい瞳に、そして、昔感じたことのあるような、女の放つ、一種の威圧感のような者に・・。
女「まず最初に、私の名前は『巳間 晴香』」
浩平「で?その晴香さんが俺に何のようだ?」
晴香「ふふ、怯えるのはよくないわぁ、怯えるあなたには単刀直入に言ってあげる。」
浩平「で?(ボソッ)年増がなにか?」
晴香「あなたを殺すこと、(ボソッ)聞こえてるわよ・・・・###。」
晴香は一瞬消えたかと思うと、浩平の目の前に現れた、巨大な水晶球を片手に・・・。
浩平「!!!!」
バシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・
to be continued・・・・・・・
(感想でしーーーーーーー)
いいんちょさん
闘えっ!!七瀬改第一話・2・3
漢回路ぉぉぉぉぉ、いいーーーーー、さいこーーーー、ほしーーーーーー(爆)
このまま七瀬がパワーアップするんでしょうか?・・・ある意味期待と謎が膨らみます(笑)「彼氏彼女の○情」か・・・・
しーどりーふさん
カプチーノな朝 髭編!?
真の恐怖は以外と近くにあるのかもしれない・・・・・・・
天王寺澪
NEURO−ONE 14
一話から読んでますが、・・・・・カッコイイーーーーーーーーー、嫉妬するくらいカッコイイーーーーーー、もうすぐ終わりなんて・・・イヤーーーーー!!!
そろろ、MIZUKAがでてくる頃でしょうか・・・・・ううううーんなぞが・・・・多い。
少ししか書けませんでした・・・すみません・・・・(泣)