私はいつもあの人と一緒 でもあの人は私に気づいていない 深い記憶の層に閉じ込められ 何年もその力を溜め続け やがて期が熟し外に弾けると 周りのもの全てを雨のように濡らして 何もかもぬぐいさり あの人の携えた思い出だけを 永遠にこの世界に守り続ける それが私 そこには本当に 時間のない世界が待っているの 壊れることのない世界が待っているの 誰も現れず、去ることもない 悲しみも喜びも存在しない世界 思い出がただ風のように 空の高みを流れていくだけ −−−−−−−−−−−−−−−−− 私は無垢の意識 ある少女の願い それは幼い盟約の象徴 悲しみを写した鏡 少年の鳴咽は跳ね返され 彼の心に像を結んだ 誰も消すことはできない ただ期が熟すのを待っているだけ 私はただ待つだけ あの人が心を求めるのを あの人が心に手を伸ばすのを それが始まり それが永遠の世界への 弓をつがえるのだ −−−−−−−−−−−−−−−−− そして期は熟し あの人が絆を求め、大切な存在を意識した時 封印された願いが蘇る もう後戻りはできない 誰にも止めることはできない 周りにそれが霧のように広がりはじめる 昨日までの世界がもう意味をなさなくなり あの人のまわりだけ時間の歩みが遅くなると 永遠への入り口はもうそこまで迫っている あの人が迷っている だから私は呼びかける 永遠はあるよ ここにあるよ...と −−−−−−−−−−−−−−−−− なんじゃこりゃと思ったでしょう... 僕も書いてそう思いました(T-T)なんじゃこりは ちびみずかは瑞佳ではない...そういうことを書きたかったんですねきっと(そうか?)