茜すぺしゃるWeekですか(^-^)では僕も一発 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 私は銀河に名高いワッフル星人. 地球を侵略するための事前調査...それが私の任務だ. だが思わぬところで失敗をしてしまった. ...うっ...なんだこの味は...これは...なんともいえない甘さ. もっと...もっと口に入れたい...いかん...おっ押さえきれない. 「れっ練乳...」 横にいる地球人がうるさい. 「そんなもの、どれにかけるんだ?」 この味がわからないとは...やはり地球人は下等な生き物だな. そうだ...この味を覚えてしまったために、この星を離れられなくなってしまったのだ. とっくに調査期間は過ぎているというのに...延長を繰り返している始末だ. だが味覚の違いは他にも見つかった. 「...おいしい」 「...本当に飲んだのか!」 「...はい?」 かなり驚いているようだ...そんなにこれを飲みきったことがすごいことなのだろうか. ...気づかれた?...まさか...正体を調べるためにこれを...? そういえば、交信に使っている空き地にもよく現れる. 万一の場合は、あの時と同じように...こっそり消してしまおう. 周囲の地球人にうまく記憶処理を行うのがコツだ. 「一緒に帰ろう」 「...嫌です」 この地球人は何かと近づいては...私の貴重な調査時間を奪ってしまう. 調査対象としてはもう十分つきあったし...そろそろ消してしまうか. いや...まだ利用価値が残っている.そうだ、あの店だ. 「...チョコレートでいいんだな?」 「...はい」 ふっ...甘い奴だ...いっいかん...甘いと考えただけでよだれが出て来る. この星を植民地にするうえで、この誘惑は危険なものになるだろう. しかし私は...もっと大変なものを見つけてしまった. 「この物体が気に入ってるのか?」 「...はい」 「...で、これはいったい何なんだ...?」 「...分かりません」 母星でもなかなか買えない...『ハムブター』...可愛い...可愛すぎる. こっこんなところで出会えるなんてっ...任務そっちのけで眺めてしまった. 「欲しいのか?」 「...はい」 店の前でねばって、地球人が財布を開けるのを待った...が、 どうやら彼の財源では不可能なようだ...もっと富裕なクラスを選ぶんだった. 「...売り切れたりしませんか?」 「それは絶対にない」 そうか...それならちょっと記憶を操作して、どこかで通貨を稼いできてもらおう. 調査段階では窃盗は許可されてないから仕方がない. ......くっ...誤算だった. たった50万稼ぐのに、地球時間で1年もかかるなんて... あの地球人はかなり怠け者の部類に属していたようだ. まあいい...さっそく買いに行くとしよう...理由はもう考えてある... 「今日です」 「なにっ、マジか」 「はい」 あれさえ手に入れば...もうおまえなんかに用はない. −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ふふっ...あいかわらず極甘だよ、ワッフル星人は」 去っていく二人を、陰から見つめる眼差し. 「あの地球人には、もうたっぷり暗示をかけてあるんだよ〜っ」 にこっと微笑む...と、主人の合図とともに、八匹の小さなモンスターが飛び出していった. 「この星はもう....私たちの...ものだもん♪」 だよもん星人はゆっくりと歩き出した. 『甘いのは同じなの』 去っていくだよもん星人を、陰から見つめる眼差し. 手に持っているノートブック型...いやスケッチブック型携帯コンピューター. そして頭部のリボン型亜空間レーダー. どんなところにでもいきなり現れる、その諜報能力は銀河でも群を抜いている. ただ一つ...地球語が話せないことを除いては. 『みんなの弱点は調査済...私たちの前にはかたなしなの』 チビナノ星人はゆっくりと歩き出した. 「だめだね、みんな」 去っていくチビナノ星人を、陰から見つめる眼差し. 「どんなに策を練っても、私たちのESPの前には敵じゃないよ」 地上の光が有害なため、両目を特殊コーティングで覆っている. しかし、もともと光に頼っていないためか、まったく問題はない. 特殊な力はかなりエネルギーを食うが、強力な四次元胃袋がそれを支えていた. 「はやく征服して、この地上をやさしい夕焼けの世界に変えてみせるよ」 ミサキ地底人はゆっくりと歩き出した. 「みゅ〜」 去っていくミサキ地底人を、陰から見つめる眼差し. 「みゅ〜」 わからない. 「みゅ〜」 わけがわからないが歩き出した. 「何やってるのあの子達」 去っていく連中を、木の下でずっと眺めていた.なぜかドレスを着ている. 「まあいいけど...それにしても遅いっ...」 あんまり待ちすぎたので、もう何を待っていたのかも思い出せなかった. 普通の地球人である彼女は、木の下でずっと寝泊りしているところを、その後ある宗教団体に 拉致され、ドッペル七瀬として生まれ変わって地球を救うことになるのだった...が、 「あ〜っ何やってんだろうな.あたし」 もちろんそんなことは知るよしもなかった. つづきません −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 感想です...しかし今日は昼からこんなに(^^;やっぱお天気のせいでしょうか まてつやさん>目覚し時計...わらかしてもらいました.これでバッドエンドとは可哀相に(T-T) ドライバー...ナイス小道具です.由起子さん仕事はガテン系か(笑) 天ノ月紘姫さん>ついに極甘ワッフルが学校に...これからどうなるやら(涙) 続き楽しみです GOMIMUSIさん>ええそうです.みんな寝ぼけてたんです.忘れてください(汗) 透くんはもどってこないんでしょうね...可哀相に.詩子は茜が好きだから(爆) 雨がなかなか効果的です.透という名前は透明感があっていかにも消えそう(ってそのままや) 偽善者Zさん>夏の終わりにもう一回夏を(*^^*)水着いいですねえ.しかし洞窟に探検... 大きいカニが待ってるとか(笑)(そりゃ電脳組)あるいは祠が(それはCCさくら) しーどりーふさん>いや鉄パイプはちょっと(笑)でもハイペースですねえ.七瀬じ〜ん. 終わりかたがなかなか素敵です.赤は視覚効果ですね.謎の女の子はいったい...まさか未悠(違)