...世界のおまけ 投稿者: だよだよ星人
おまけ書いちゃいました(^^;
そう...あの方がまだ登場していなかったのです


オレは一目散に校門を目指した
「ふっ...ここまでくれば大丈夫だろう...」
しかし教室の方が騒がしい...どうやら気づかれたようだ
「長居は無用、とっとと家帰って風呂入ってメシ食って寝よう」
ここ数週間の記憶がない...が、まあそのうち思い出すだろう
...と駆け出そうとしたその時、

がしっ
「ぐぁっ」
オレは地面に転がっていた
「あなたが浩平ねっ」
見ると仁王立ちの女が校門を塞ぐようにしてオレを見下ろしている
「だっ誰だっお前はっ」
「うっふっふっ」
「あっ...あそこにいたわ〜っ」
むこうからさっきの連中が追いついてきた
「まずいっ」
起き上がって走り去ろうとすると
ばほっ
「ぐえっ」カエルのように踏んづけられる
「観念しなさい...私には勝てないわよ」
手を触れずにオレをひっくり返したような??

「...助かったわ...晴香」
「郁未...」
「さすが不可視の力ね」
「まあね」
「晴香さん...どうしてここに?」
「ゆっ由依っ...あんたね〜っ」
怒鳴り出したとたん
「ほぎゃあっほぎゃあっほぎゃあっ」
「...!?」
見事にタスキがけした背中に...
「今日は未悠の世話頼まれてたじゃないのっ」
「ほぎゃあっほぎゃあっほぎゃあっ」
「それなのにいつの間にか私に押し付けてっ」
「ほぎゃあっほぎゃあっほぎゃあっ」
「自分だけちゃっかりこんなところにっ」
「ほぎゃあっほぎゃあっ」
「......」
「ほぎゃあっほぎゃあっ」
「......」
「子持ち女に知り合いはいないはずだが...」
「...あたしの子じゃなぁああああああああぃっ」
どふっ
「ぐうぁああっ」
死ぬ...いや死んだほうがマシだ
なんでこんな所で赤ん坊背負った女に踏みつけられないといけないんだ
七瀬の百倍は狂暴だ
「...でもさすがは晴香さん」
由依とかいう女がなだめにかかる
「未悠ちゃんをあやしながら、浩平さん捕まえるなんて、さすがですね」
「ふんっ当然よっ」
どうもこの女の扱いに慣れているようだ...余程過去に踏まれまくったんだな、こいつも
「さすが転んでも...」
「転んでも?」
「ビスケット食べてる晴香さんですよねえっ」
「こっこいつっ...人が黙って聞いていればっ」
「あっありがとうねっ晴香...未悠〜っママですよ〜っ」
タイミング良く子どもを受け取る...どうやらこの人が母親らしい
身軽になった体で由依がどつかれている...前言撤回だ
「ごっごめんなさぁああいっ嘘でぇえすっ」
「貧乳っ貧乳っ貧乳っ」
馬鹿な奴...オレみたいに素直に踏まれてじっとしていればいいものを...
と見る間に残りのメンバーが...うげっ
どやどやどやどやっ
むぎゅっむぎゅっ「ぐえっ」
「あ〜っ赤ちゃんだ〜っ!」
「可愛い〜っ」「郁未さんの子ども?え〜っ」
『まんまるなの』
「...動いてます」
「郁未さんににて美人かも〜」
   「...お〜い」
「あ〜っ目開けたよ」「笑ってるね」
「みゅ〜」
「みゆちゃんだよ(笑)」
「みゅ〜(笑)」
   「...もしも〜し」
「ねっここじゃなんだからどっか行きましょうよ」
「そうだね〜っお腹すいたし」
『ハラペコなの』「みゅ〜っ(てりやき〜〜)」
「行こう行こうっ」
「みんなで入れるとこがいいよね」
   「...あの〜〜」
「あっ浩平っまた明日ね」
「ちゃんと学校こなきゃだめだよ〜」
「いつまでも寝てたら...風邪ひきます」
「ほ〜ら未悠ちゃんに笑われてるよ〜」
『またなの』「みゅ〜っ(てりやき〜〜)」
「それじゃあねっ浩平っ」
どやどやどやどやっ
......

「...お〜い」

......

「誰か〜っ起こしてくれ〜〜っ」


おしまい...


すいませんまた中身のない話をたらたらと(--;
MOON.のあの感動的なENDINGをもう一度見直して書いたとは...
とても思えないですね(^^;

では感想をば

ここにいるよ?さん>
二人っきりの日常ですね.私もそういうたんたんとした淡いものを書きたいです(^^ゞ
いや書こうとしてるはず...が、すぐに(--;

風林火山さん>
おわっ茜が美人のおばさんですか??...想像してみましたっっ
すごい新鮮でいいかもしんない...澪JRと両方おいしいかも
年上の茜か〜うふふ(*^^*)←ケダモノかい

雫さん>感想どうもっ  住井っていいやつですよね(笑)うんいいやつだ
しかし他のメンバーのマイペースさがたまらんっっ いったいどうなるんだ〜

よもすえさん>繭が誤算だったわけですね.こういう裏ひっくり返したような話は好きです
校長...アキハバラ電脳組の校長を思い出してしまった
それでは