謝罪と、新年会の続き  投稿者:そりっど猫


どうも。前回とんでもない暴言吐いてしまったそりっど猫です。
あれ見て気分悪くした方、本当にすいません。心から謝罪します。
注意してくださった方、本当にありがとうございます。
そりっど、考えを改めました。
どうかお許しくださいです。とか言って、こんな馬鹿なSS書いてるもんだから、俺の言葉イマイチ誠意が感じられませんね。
本気で反省してます。
んじゃ、新年会(3話まで続くんだったら、もう少しタイトルを考えるべきだった・・・)の続き書いてみたので、よろしかったら読んでみてくださいな。


『前回のあらすじ』
傷ついた七瀬が、最後の力を使って喋る。
「ざけんなあああああ!なんで『ばらえてぃたくちくす』の予約やってないんじゃああああ!?」
それは・・・愛の告白だった!
だがすまん!七瀬!俺は答えることはできない!
だって、俺は男だから。男同士の愛を貫く勇気は俺には無い・・・
俺は七瀬の手を握り締め、呟いた。
「テキスト、ヒライテ!」
俺の想いは・・・伝わっただろうか?

ゴス!

「うぐぅ」
「・・・殺すわよ」
「嫌です」
「・・・・・・・・・」
「あ!冗談だ!だから、そんな目で見ないでくれ!」
「前回のあらすじは?」
「・・・前回参照ということで・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
「はい!すぐに!」

『本当に前回のあらすじ』
俺の家で開催される新年会。
俺、長森、椎名、七瀬、茜、その他1名が集合。
あとは、住井を待つのみ。
「ちょっと!誰がその他1名なの!?」



続き

「大体、準備できたよ」
戻ってきた俺に対し、長森が言う。
「おう」
「・・・住井君だけだね・・・あとは」
「ああ。まあ、すぐに来るさ。あいつは『お祭り男』だからな」
「あははは・・・」
長森が苦笑する。
「ねえねえ!折原君!」
・・・さっそく何かやらかしたのか・・・柚木。
「折原君の部屋にね・・・」
「勝手に入るな!」
「まあまあ、見られて困る物があるわけでもなし」
そういう問題じゃないんだが・・・言っても聞かないだろうな・・・こいつ。
「・・・んで?」
「転がってたよ」
ぽい・・・と、投げ捨てた物体は・・・人の体の形だった。
ピクピクと動き、虚ろに笑うそれは・・・
そう!全国40億人はくだらないと言われる『漢字テスト赤点同盟』の総帥にして、名誉顧問・・・
「北川!」
「その名前で呼ぶなあああああああああああ!」
お気に召さなかったようだ。
最後の力を振り絞ったのか、そいつはピクリとも動かなくなる。
「住井君!?」
長森が駆け寄るのを見て、俺は教えてやる。
「違う。これは、住井人形。これを叩くと」

ゴン!

「あだああ!?」
「この通り、住井本体にダメージが・・・」
「おい!こらああ!」
人形が起き上がった。
「人形じゃねえ!住井だ!」
「・・・なあ、柚木・・・俺の部屋にあったって言ったな?」
「言ったよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「何してやがった?てめえ」
「・・・第1話を思い出せ・・・」
か細い声の住井。
俺は言われた通りに思い出すことにした。


大晦日の日・・・
俺は、最後の戦いを挑んだ。
「・・・これが外されたら・・・負けか・・・」
少女とすら呼べる容姿の相手に対し、俺は手加減するつもりは欠片も無い・・・
そして、高らかに叫んだのだった!


「・・・そうか!『必殺リアルヒップ』!
「お前、何を思い出してんだよ!?」
「・・・未来の記憶」
「意味不明だ!」
「心配するな。俺にだって、意味が分からない」
「だったら、言うな!」
確かに。
「それで、第1話?七瀬に殺られたのか?」
「違うわ!大晦日の日を思い出せ!」
・・・確か、俺と先輩と沢口とで『年越し食い倒れパーティー』をやって、沢口が本当に食い倒れたんだよな?
「・・・俺もいたんだ」
「・・・どこに?」
「開始1時間でダウンした」
・・・そういえば、先輩に果敢にも勝負を挑んで、あっさりと敗れ去った奴がいた気が・・・
「・・・って、今までずっと浩平の部屋にいたの!?」
驚き顔の長森に、頷く住井。
「凄い・・・わね・・・」
色々な意味で感心している七瀬。
「・・・どうすればいいんだ?これ・・・」
「『これ』とか言うな!」
物体が何か言っているが、さらりと無視する。
「名医『ぶらっく、じゃっく』を呼ぼう!」
俺は、そう提案した。
「・・・何?それ」
「ああ。法外な値段と引き換えに、リュウマチ以外のどんな病気も治してくれる医者だ」
「そう・・・なの・・・」
「医師免許はあるのに、医師の技能が無いモグリの医者!『限定3名様まで。1針縫うごと100万円。10針縫ったら1000万。
ぼったくりたいんだよ。ぼったくらせてほしいんだよ』がキャッチセールス!」
「住井君、しっかりして」
・・・無視しやがったな・・・長森。
あとで殴ってやる。
「・・・とりあえず・・・水をくれ」
苦しげに、そう呟く住井。
「瑞佳」
「・・・何か発音が変だよ。浩平」
「気のせいだ。俺は『水か』と言ったんだ」
「違うもん!絶対、私の名前だったもん!」
「何だと!?お前の名前は『だよもん成人』!ようやく成人の日を迎えたんだろうが!」
「うー・・・だったら、浩平は『相沢』!1話で南君がそう呼んでたもん!」
「ぐあ・・・それは色々と嫌な記憶だからやめてくれ」
言い争いする俺達の横を、柚木が通っていった。
「はい。飲み物」
「うう・・・すまない」
いくら食べ過ぎだったとはいえ、今まで飲まず食わずだったのなら、体は乾き切っているだろう。
「・・・本当に気が付かなかったの?折原」
呆れ顔の七瀬に対し、
「ああ。自慢じゃないが、俺は回りなんて気にしない男だ」
「本当に自慢じゃないわ」
「まあ・・・そうだ・・・」
「ぎゃあああああああああああああああああああ!」
いきなり、絶叫。
「あはははははははははははは!本当に飲んだ!」
「・・・何を飲ませた?お前・・・」
「え?あれ」
「・・・ぐあ」
青汁。

「健康に気を使ってるんだ。折原」
「いや、青汁なんて人間の飲み物ではない。あれは単なる『罰ゲーム』の為の備品だ。中に『激辛タバスコ』を混ぜてあった」
「はあ・・・」
長森のため息。
ちなみに住井には、さすがに不憫に思った茜が持ってきた水を美味そうに飲んでいる。
「それじゃ、全員そろったね」
頭数に入っていなかったはずの柚木が言う。
「お前、メンバー知らなかったはず・・・」
「まあまあ。このしいこさんにかかれば、それくらいの情報簡単に集まるよ」
・・・そうかね。
「準備できたよー」
長森の声。
長森と茜の手により、沢山の料理が並べられていた。
「よおし!それじゃあ、早速・・・」
・・・いきなり元気になった住井。
「・・・お前なあ・・・」
「ふ・・・『祭り事と言ったら住井』と知られているこの俺!空腹や、タバスコ入り青汁ごときでは死なん!」
・・・凄い奴だ・・・尊敬に値する。
「まあ、細かいことは気にしないで始めようよ」
お祭り女、柚木が言う。
・・・まあ、そうだな。


そんでもって・・・
「八分目・・・って所かな?」
ニコリと笑う先輩。
「・・・って、みさき先輩」
「うん?」
「どこにいた・・・今まで」
「・・・さあ?よくわからないよ」
この人こそ、よくわからんわ。
しっかし・・・相変わらずの御健啖で・・・
「・・・すご・・・」
呆然としている柚木。そりゃそうだ。
「あははは・・・ほんの少し、足りなかったね・・・」
と、苦笑しながら長森。
少しどころではない。その勢いに気圧されて、全員がほとんど食べていない。
「住井なんて、あまりの空腹にこたつの足を齧っている」
「齧ってないわ!人をおかしな人間みたく言うな!」
「わかった。人間以下よ」
「・・・・・・・・・」
口をパクパクとさせたまま、何も言えない住井。
「みゅー」
そんなもん無視して、椎名が空腹を訴えていた。
「はんばーがー・・・食べたい」
「あ、私も食べたいかな?」
先輩・・・まだ、いくの?
結局、30分後・・・コンビニで買ってきた弁当やハンバーガーを食べる俺達の姿が、見られたのだった。
「こういうのも、いいよ」
「まあ・・・そうだな」
長森に対し、俺は苦笑して答えた。

そんな感じで、会は賑やかに進み・・・
「あはははははははははははは!」
賑やか・・・
「みゅー!みゅー!」
賑や・・・
「ぎゃああああああ!痛いって言ってるでしょうがああああ!」
賑やか・・・すぎ・・・
家も倒れてしまうほどの、騒音の中・・・
「・・・あははは・・・」
「・・・・・・・・・」
完全にペースに乗り遅れた長森と、元々静かな茜が隅でチョコンと座っていた。
「・・・いかんな」
「そう思うか、住井よ」
「ああ・・・せっかくの宴会・・・やはり、チーム全員が一丸となって騒がねばな」
「確かにな。信頼関係が築かれていなくては、今後の戦いに支障をきたす恐れがある」
俺と住井・・・一体、何者なのだろうか?
ともかく、俺はコップを持って長森の所に行き・・・
「長森、飲め」
「え?」
言われるままに、コップに口をつける素直な長森。
「何?これ」
「酒」
さらりと、俺は答えた。



次回に続・・・な!?あんたは!ぐあああああああああああ!


『私、最後まであとがきだったかな?』
ああ、あとがきだったよ。
今度こそ、本当に続きが書けない可能性大です。だって、ネタ切れ。
まあ、これ以降俺の名前が出てこなかったり、突然新しいSS書いてたら、そういことかと理解してください。
というわけで、冒頭の件の他にも失敗したそりっど猫です。そう、WTTSさんにツッコミいれられてた所さ。
あはははははは・・・一応推敲はしたはずだったんだけどなあ・・・
ONEのSS書くのは初めてだけど、『あっち』のSSはそろそろ投稿数50本を越えるころだもんで・・・癖になってました。
穴があったら入りたいけど、暗いのは恐いから片足だけ突っ込んでみよう・・・というのはこういう気持ちですね。
そんなもんまでネタにしてしまう俺って・・・今度は大丈夫だろうか・・・
あ、そうだ。俺のに感想書いてくれた方ありがとうございました。
・・・ONEその物の雰囲気・・・なんて言ってくれた方いらっしゃったけど・・・俺の本性が現われてきました。
『あっち』のSS、もう完全にぶっ壊れたもの書いてるもんで。
ONEも、完全にぶっ壊れた奴、一つ書いてみようか?
んでわ、簡単に感想でも書いてみます。
あ、最近読み始めたばっかだもんで、続き物の感想は書けません。ごめんなさい。

>WTTS様の『赤射!!(感想)』

って・・・SSじゃないけど・・・物凄い勢いですな・・・歌・・・
シャリバン・・・俺は見たこと無いということは秘密ですよ!
『感想云々』の件、おっしゃる通りでした。本当、ロクに考えもせずに書いてすいません。


>から丸&からす様の『夢の一座』

えらく唐突な始まりに、ちいと驚きました。
1話だけあって、まだ発端部分ですね。次に期待しておきます。


>GOMIMUSI様の『夢から来た・・・』

あははは・・・連作の方読んでないのでわかんないところあります。長森エンディングの後・・・ですよねえ?
でも、何となく気に入りました・・・何となくなんて、好きな言葉じゃないんだけどなあ・・・
「自然な関係」・・・うん、見えると思います。俺は。
うーんと・・・何と書けばいいのか・・・
とりあえず、元ネタの方の探して読んでみたいと思ってます。
あ、俺のSSの感想ありがとうございました。元々、気分転換にでもと思って書いてみたもんで。
また、何か思い付いたら書いてみますのでよろしく。


>みのり様の『七草粥は禁断の味』

七草粥なんて食べたこと無いな・・・俺。
『芹』・・・食べちゃったんでしょうか・・・あ、いや、何でもないです。あははは・・・


>高砂蓮介様の『みさき先輩の秘密』

ぐはあ!俺は、モンコレなんて知らんだった。(だったら書くなよな・・・俺)
うー・・・後で、弟に聞いてみよおっと。


>ひろやん様の『おかあさん』

お母さんとの会話ですか。えらく気に入ってしまいました。
何か、妙に繭が素直だなあ・・・って思ってたら、実のお母さんとの会話ですか。
辛い話じゃなくて良かったです(って、それでも俺は泣いてしまいそうになってました。学校で読まなくてよかった)。
ONE本編でも、繭の話は辛すぎて二周目ができませんでしたし。
そういや、華穂さんて?ひょっとして、ゲーム中の繭のお母さんのこと?名前あったんだ。


>はにゃまろ様の『三日月うさぎ』

童話風ですか。不思議の国のアリス・・・全然知りませんけど・・・ま、いいでしょう。きっと。
奇麗な文章ですね。そんで、何か悲しい感じがしました。
・・・あう、何言ってるんだ?俺は・・・すいません。


>みのり様の『成人の日 七瀬スペシャル』

七瀬が最後まで『七瀬らしく』て楽しかったです。こんな七瀬、たまらなく好きです。
しかし、俺はひねくれ者だもんで、無視された南が気になって仕方ありません。
何か、一部に洒落にならないネタがあった気がするんですけど・・・『最高ですか?』とか・・・
そういえば、月曜日が休みなのは『成人の日』だったからですねえ。
俺の住んでる所の成人式、誰も聞いてなくて市長が『もう成人式を止めるかも』とか言ったそうです。
真面目に聞かないとだめですよ。・・・って、俺は出席すらしてないっけ。



えっと・・・ここまで。時間が無いもんで読めてないのもあります・・・
テストがすぐなのに何やってるんでしょうか?俺・・・(それをある人は『勇者』と呼び、ある人は『愚者』と呼ぶ)
感想付けられなかった方すいませんです。また、見つけられたら読んでみたいと思ってます。
んでわ、さよなら。