クリスマスにはあの人が・・・  投稿者:サクラ


みなさんこんばんは。
わたしは、えいえん・・・じゃなくて、ゆめのくにからやってきたサンタさんです。
ねんに1回、よい子にしているひとたちに、プレゼントをあげるのがおしごとです。

え?『なにをプレゼントするの?』だって?
それは、ほんにんにゆめの中で何がほしいかきくんだよ。わかった?
それじゃぁ、おしごとおしごと。



〜七瀬留美の夢〜

「・・・あんた誰?」
「サンタさんだよ」
「・・・あたし夢でも見てんのかしら?知らない女の子が自分の事を『サンタさん』とか言ってるし」
「これはゆめなんだよ」
「・・・あのねぇ、私はそんなに暇じゃないの。からかうならよそへ行ってくれる?」
「プレゼントはなにがいい?」
「 (・・・人の話聞いてんのかしら?) はいはい。じゃねぇ、キムチラーメンくれる」
「そんなのでいいの?・・・ちょっとまってね」
「 (これであきらめて帰ってもらえるでしょ) 」
「はい、キムチラーメン・・・じゃぁねー」
「え?本物のサンタだったの?・・・ちょ、ちょっと待って。やっぱり私、『乙女の証』を頂戴!!ねぇ、ちょっとまてよぉぉぉぉぉぉ!!!」(泣叫)



〜里村茜の夢〜


「・・・内容はよく分かりました。つまり、貴方はサンタさんで、私の欲しい物をくれる・・・と」
「そうだよ」
「・・・・・・クリスマス特別用・蜂蜜練乳ワッフル・・・」
「それでいいの?」
「はい・・・今日買いに行ったら、売り切れていました」
「・・・なんこ?」
「そうですね。20個ほどあれば・・・」
「 (・・・あんなにあまいものを20こ?) ・・・はいどうぞ」
「ありがとうございます」
「ばいばい」



〜川名みさきの夢〜

「私の欲しい物か〜・・・じゃぁ、新記録目指して、カレー15皿」
「 (ぜったいたべきれないとおもうなぁ) ・・・はいどうぞ」
「うわ〜、ありがとね」
「さようなら」
「うん。バイバ〜イ・・・・・・ふぅ、ご馳走様。新記録達成だね」
「・・・」



〜上月澪の夢〜

『あのね、大きな大きなパフェがいいの』
「・・・はいどうぞ」
『ありがとうなの』



〜椎名繭の夢〜

「みゅ〜。・・・てりやきバーガー欲しい」
「それだけでいいの?」
「うん・・・でもジュース欲しい」
「ジュースつきのてりやきバーガーだね・・・はいどうぞ」
「わぁ♪」
「じゃぁね」
「うん♪」



〜長森瑞佳の夢〜

「私は浩平と一緒にいられるんなら、何にもいらないよ」
「じゃぁ、『しあわせ』をあげるね」
「うん、ありがとう」



はぁ〜。やっとしごとがをわったよ。
なんか、たべものが多かったなぁ・・・。

え?『たいせつなひとをわすれてないか?』だって?
それならだいじょうぶだよ。『あの人』が行っているはずだから。



〜折原浩平の夢〜

「・・・氷上、できればもう1回説明してくれないか?」
「だからね、僕は年に1回、悪い子達にお仕置きをあげる『サタン』で、決して氷上シュンじゃないんだよ」
「・・・それで、俺は悪い奴だと言いたいのか?」
「当たり前じゃないか。彼女を1年間も待たせていたんだからね」
「ぐぁ・・・」

「さぁ、悪い子にはお仕置きが必要だね」
「・・・・・・氷上、目がすわってるぞ。それになぜ服を脱ぐんだ?・・・」
「・・・そろそろ、僕の想いに答えてくれてもいいんじゃないかな?」

「いやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁ!!!」(絶叫)


「みなさんは『サンタ』のわたしと」
「『サタン』の僕の、どちらが来るのかな?」

「「それじゃぁみなさん、今夜の夢の中で」」


注) サンタはみずかのつもりです。

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みなさん、覚えていらっしゃるでしょうか?22回目の投稿のサクラです。
「アシスタントの葵で〜す」

「2ヶ月ぶりだね」
最近忙しくて、全然暇がなかったからねぇ。
「じゃぁこれは、リハビリSSみたいな物?」
そんなもんかな?


それじゃぁ、すべてのみなさんにありがとう。そして、

メリーーーーーーーークリスマスッ!!!