If・・・・氷上シュン(1) 投稿者: サクラ
長森瑞佳編

「ほら、朝だよ。起きて」

ん?もう朝か。しかし今日の長森は、やけに優しい起こし方だな
いつもなら

「ほら朝だよッ!!起きてほしいもんッ!!」

とか言うのに(少しおかしいような気がするけど、気にしないでおこう)
まぁ、なんかいい事でもあったんだろう

「ん〜、あと3インチ寝させてくれ〜」
「噂通りだね」

噂?一体何の噂だ?長森もおかしな事を言う奴だ

チュッ

ん?何か唇に柔らかい物が
・・・・・・・まさか、キスッ!?

「うわっ長森、お、お前、いきなり・・・・・・」
「嬉しかったかい?僕の目覚めのキス」
「・・・・・なんで氷上がキスするッ!!って言うか、何でお前がここにいるッ!?」
「長森さんが風邪だからね」
「・・・・・そういう問題かッ!!!」

・・・・・・・俺のファーストキスを返せ(泣)


七瀬留美編

俺と長森は走っていた。いつも通り遅刻しそうなのだ

「浩平速いよ〜〜」
「お前が遅いんだ。遅刻するだろ、バカッ!!」
「あ!!浩平、前ッ!!」

角を曲がろうとした時、人にぶつかりそうになったので長森が叫んだが、

ドカーン!!!

地面に突っ伏した・・・・・俺が

「これじゃぁ、まるで僕が悪いみたいだね」
「当たり前だろッ!!俺は避けたのに、なぜ足をかける!?」
「いやぁ〜、なんとなくね」
「なんとなくで足をかけるなッ!!それになんで氷上がここにいる!!」
「いやだなぁ折原君、昨日の夜はあんなに激しかったのに」
「意味不明な事を言うなッ!!」
「・・・・浩平ってホ○だったんだ。ねぇ、どっちが“せめ”でどっちが“うけ”?」
「そりゃもちろん、僕がうけ・・・・・」
「やめてくれーーーーーーッ!!」

・・・・・瑞佳も何故そんな言葉を知っている!?


里村茜編

今日は雨、久しぶりに一人で登校するか

あれ?あの空き地でピンクの傘をさしてたたずんでいるのは、もしや

「よお、こんな所で何やってんだ?」
「誰?」
「クラスメートの折原だ」
「・・・・・折原・・・君?」
「そうだ、折原だ・・・・・・・・って、くん?」
「やぁ折原君、最近よく合うね」
「氷上!!・・・何故お前がここにいる。それに、その傘は何だぁぁぁ!!」
「可愛いピンクの傘だよ」

お前はそんな趣味があったのか

「僕はね、ここで待っているんだよ」

氷上が遠い目をしている。珍しく真剣な目だな

「・・・・・折原君が消えるのを」
「待つなッ!!!」

・・・・・俺は絶対にこの世界に踏みとどまってやる!!

パート1終了
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こんばんわ、7回目の投稿のサクラです
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・テストはいやだぁぁぁぁぁぁぁ
木曜からテストです。・・・はぁ(ため息)
とにかく、テストを克服して、暗殺計画の続きを載せるぞッ!!
それじゃっ!!

P.S.1 新人の方、はじめまして。あなた方と同じ新人のサクラです。
これからよろしくお願いします

P.S.2 雀バル雀さん、敵役でも悪役でも通りすがりでも、全然O.Kです
出させて頂くだけで光栄です

P.S.3 感想を送ったり、書いたりしてくれた皆さん。ありがとうございます

P.S.4 アシスタントでも雇おっかな(笑)