お別れ 〜川名 みさき〜 投稿者: シン
参ったなぁ
みさき先輩、目が見えないのに
きっと、アイスが溶けるまで、俺の事を探すんだろうなぁ
先輩の事だから、アイスが溶けても捜し続けるかもしれない
くそ、口が動けば、声が出れば、
暫くの別れの事も伝えられるのに、
身体がまともに動けば、
側に、傍らに行って抱きしめられるのに、
でも、もう遅いんだな、
突然居なくなったら、どう思うかな、
ずっと傍に居るって、約束したのに、
でも、今は消えてしまうけどでも、
「必ず戻ってくるから、最後にはいつも、そばに居るから、
  今は、ごめんも、さよならも、待っていて欲しいとも言えないけど、
   必ず戻ってくるから、だから………」

「えっ?浩平君?何か言った?ちょっと待っててね、すぐ戻るから」

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はい、フォロー無し、後書き突入
「はぁ、この後本当に探したんだろうなぁ、みさき先輩。」
「うん、この時は凄く悲しかったよ。」
「ごめんな、みさき先輩、あ、ううん、それで許してもらおうとは思わないよ、
 この償いはいつか必ずする、だから、それまで保留にしておいてほしいんだ」
「もういいよ、それに、浩平君が帰ってきてくれただけで、充分うれしいんだよ」
「みさき先輩が許してくれても、俺自身が許せないんだ、
 向こうの世界に引き込まれかけてたせいで本当の卒業式も見に行けなかった、
 自分自身が、…どうしても許せないんだ。」
「うん、わかったよ、じゃあこの借りはいつか返してもらうよ。」
(そうだった、みさき先輩はいつでも俺の意思を尊重してくれる人だった)
「ありがとう、先輩。」
おぅい、ここ、後書きのスペースなんですけどぉ
『人の恋路の邪魔する奴は、馬に蹴られて死んじまえ、なの』
BAKOOOOON
あぁぁれぇぇぇぇ……キラーン
「浩平君、さっきから謝ったりお礼言ったりばっかり、
 それはもういいから普通の話をしようよ。それと、私はもう先輩じゃないよ」
「そうだな、じゃあ、どう呼ぼうか?」
「みさきちゃん、でいいよ、浩平ちゃん。」
「い、いや、だから…まあいいか、じゃあ、みさきちゃん…やっぱり変だぜ。」
「可愛くていいよ、浩平ちゃん。」
『そして2人はいつしか呼び捨てで呼び合うようになっていくのでした。
 とりあえず今回はこれでおしまい、なの』
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『フォローはちゃんと入ってるの。』
『シンは馬に蹴られて飛んでっちゃったの、あの2人は仲良くお散歩なの、
 だから私1人で寂しいの、でも後書きはちゃんと書くの。』
『シンは今みさき先輩のシナリオを(初)クリアしたばっかで、このSSも
 泣きながら書き上げたの。感情移入しながら読むと(前半は)泣けるの。
 後半は、はじめ1行と中4行に大変、終わり2行に少々見苦しいのがあったのを
 お詫びします、なの。』
いてててて、あ、復活(一応)です。
本当は前半のラストに先輩視点で続きを、と思ったんですけど、
浮かばない上に、浮かんだのが泣きそうなのだけだったんで省きました。
『ついでにゲーム本編でも書かれてるの。にしても今頃クリアは遅過ぎなの。』
いや、発売後1年と1日後に買ったから、まだお前(澪)と先輩と茜の丁度半分…
『ちなみに、99/6/12 9:58現在なの』

SSコーナーに出すに当たって、18日になったが、あれから長森しかクリアしてない
まあ、SS書いてたからなぁ
『と言い訳を入れつつ、お別れなの』
「それにしても、こんなに沢山読む人は大変だね」
ああ、どっかの誰かさん(笑)の要望でな、ほんとは小出しにしようかと思ってたんだが
まあ、どっちでも良かったってことだけどな。ではでは〜〜