「ここで昔事故があったんだよ」
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「小さな女の子がその目から光をなくすような事故があったんだよ。
その女の子、今では高校3年なんだけどね」
「え?それって、」
「もっと詳しく聞きたい?」
「いや、誰かさんの古傷が痛みそうな気がするからやめておくよ、
聞きたいのは山々だけどな。」
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浩平君、優しいからなぁ、
「よく知らないけどね」
きっとそんなこと話しても余計な気を使わせるだけだね
「行こう」
多分、これで良いんだよね
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「ほんとに短かいお話だったね。」
「先輩、余計な気を使いすぎだぜ。」
「でも、浩平君、優しいから。」
会話になってない気もする
「別に知っておかなきゃいけない事って訳でもないけど、
でも、やっぱり知っておきたかったな。」
「うん、あの時はまだ言う勇気も無かったし、
いつ、どこで、なんで目が見えなくなったか、なんて、もう問題じゃなかったからね。」
「そう、だな。目が見えなくなった今、どう生きるかが問題だった、ってことか。」
「さすが浩平君だね、その通りだよ。」
「先輩の強さを知ったからな。」
「だから、単純なだけだよ。」
出番無かったけど、この辺でお別れ。
後書きなんか、大っ嫌いだ〜〜〜、
じゃなくて、溜めておいて単品(後書きだけ)で出そう
うわ、下のを見たらびっくり、文字ばっか、見にくい。ちょっと反省&後悔