おっぱい姫 1話 投稿者: 雀バル雀
どこかの宇宙のどこかの星のどこかの大陸のどこかの国…


平和で、豊かで、なによりも争いのない素晴らしい世界…


その国の名は…『おっぱい王国』


この国の住人はみんなおっぱいぽよんぽよん


おっぱいの大きさこそが、この国では人間の価値を決めるのです!


…え?「おっぱいごときで人間の器が計れるもんか!」ですって?…ちっ、ちっ、ちっ


『たかがおっぱい…されどおっぱい!』なのです。


だっておっぱいの大きな人間に悪い人はいません


………とにかくそうなの!ちゃちゃ入れないでよ〜


だいたい、我々の「お金」だとか「容姿」だとか「家柄」とかだって、たいして威張れるほど立派な基準ですか?


神様は人類全てに平等におっぱいを与えたもうたのです。…いわばおっぱいの大きさは神様がお決めになったもの…


ですから、この国では一番おおきなおっぱいをした人間こそが一番偉いのですよ…文句は言わせません!


さて、『おっぱい王国』ですから、この国を統べるのは当然おっぱいの女王様です


前の女王様はとても豊満な女性で、国民の尊敬を一身に集めておりました


しかし、女王は惜しまれながらも乳癌でこの世を去り(笑)一人娘の姫が跡を継ぐことになりました…


国中が新しい女王様の話題で持ちきりです。


「今度の女王様は、さぞや立派なおっぱいでしょうねぇ…だって、お母様のおっぱいはあんなに立派でしたもの」


…実は誰一人として姫の姿を見た者はいなかったのですが…それだけに無責任な噂はどんどん広まってゆきます


「B90はくだらないだろう?」
「メロンみたいにおっきいんだって」


…慌てたのは大臣達でした…だって、実は姫様は…


『いやなの!パットなんてヤなの』

「姫!ワガママを申されてはなりません。これも女王となるための試練ですよ」


…姫様は実はつるつるの洗濯板…


なんと国一番のぺったん子だったのです!(笑)



…さあて、おっぱい姫はどうなっちゃうんでしょうねぇ?…次回をお楽しみに〜♪


<つづく>

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『タクSSコーナー』

多くの戦士たちが己の文才を賭けて闘う、そこはいわばSS作家の聖地。
熱き想いを胸に秘め、今日も漢達は書きつづける


そう…命、続く限り!(笑)


これは、その闘いを克明に綴った記録である。


『さっか道』


第一話・『闇を描く男』


〈府中…雀バルのアパート〉


「ちくしょーっ!ネタが浮かばねーっ!スランプだぁー」

「あんたがネタが浮かばないのは毎度のことでしょ?今さらスランプもクソもなかろうに…」

「ううっ…こうなったら…」


ゴソゴソ


「……?これ…リーフ図書館の過去ログじゃないの!…ま、まさか…」

「なるべく古いネタで…なーに、バレなきゃいいんだ…って!わあああ!!」


ばきぃぃぃ!


「盗作なんて最低よっ!見損なったわ!!」

「だ、だってよぉ…ポニ子。このままじゃ私は…」

「ポニ子じゃないもんっ!『長森EDで窓から外を眺めている青髪のポニーテール少女』って、何回言わせたら分るのよっ!」


コンコン…ガチャ!


「ちわー!雀さんいるー?」

「やっ、神凪ちゃんじゃないかー。相変わらず神凪ってるねぇ(意味不明)」
「コラーッ!勝手に人のウチに入ってくるなぁーっ!…たく…」

「まあ、堅い事言わさんなって。…ほれ、お土産のエロ本」


ドサドサ


「ををっ!いつもすまないねぇ…ぐへへ」

「雀さん、それは言わない約束だぜ…へへへ」


「……だから男ってさ」


「をうをう、この娘みさき先輩にクリソツだぁ。どーれ、トイレでエナジー補給、と」

「おっと、フィーバーする前にオイラの話を聞いておくれ」

「んだよぉ、早く用件言って帰ってよ。私はみさきちゃん(仮名)と『空想で“よかったよ”』をしたいんだ」


「…さいて〜」


「なぁ〜に、時間はとらせないよ。…実はSSについてなんだけど、雀さんは俺のSSどう思う?」

「ん?…外道SS」

「外道じゃねぇっ!俺のSSは“ダーク”なんだっ!」

「…たいして変わらないんじゃ…」

「大違いだっ!…いいか、俺のSSは世間じゃ外道だ鬼畜だ皆殺しだR指定だと、そりゃもう酷い言われようだけどなぁ…」


「事実だしー」
「そうそう」


「ちゃうわいっ!…俺のSSには、そう!『愛』が込められてるんだ!」


「『愛』?…そういや●×△シーンも多いしなぁ」
「あたしも酷い目に遭ったんだろうなぁ…●ルテミス」


「フッ…だが果たしてそれだけだったか?アルテ●スを読んで涙ぐんでたのは誰だったかな?」


「あ、あれは…巳間兄妹があまりにも可哀相だったから…」

「…確かに…あたしも何度か泣きそうになったよ」


「分っただろう?俺のSSの真価が」


「…はあ…」
「…まあ…たしかに…」


「そうかぁ!やっぱり雀さんは分ってくれると思ってたんだよ。うんうん。…よーし、自信が沸いてきたぞー。帰って続きを書かなきゃ。…じゃね!」


ドタドタドタ…


「…神凪さん、結局…」
「なにしに来たのかしら…」


(帰り道)

「ナイナイナイ、おっぱいがない〜♪うぃ〜、雀さんも俺のSSを認めたかぁ〜。ダークSSで天下を獲る日も近いぜぇ〜…ん?」


ドタドタドタ


「待ちやがれ」
「…神凪了…だな?」
 

「なんだぁ?俺様のサインが欲しいのか?どれどれ?…有名作家も辛いなぁ。うへへ」


「…ボクのだよもんをよくもっ!」
「茜ちゃんがーっ!この外道ーー!!」


ぐさぁ!


「うぎゃああああああああ!!…な、なんじゃこりゃああ!!」


「やったか?」
「ずらかれー!」


どたどたどた…


「うっ…うぐううう…」


(翌日)

>PELSONAさん 『王様ゲームとは』

ぎゃふん(笑)

>どんぐりさん 『今を奏でるピアノ 3話』

随分展開が早いナーと思ってたら…
これはまだ序盤なのかな?(^^;
闘え美奈子先輩!ちびみずかの魔の手から浩平を救い出せ(笑)

>GOMIMUSIさん 『D.S chaptuar2 act5』

これで1/3ですか(^^;
「そんなに長くはならないでしょう」って言ってませんでしたっけ?(笑)
とにかく長期連載頑張ってください!打倒ONE猫(笑)

>シンさん 『いん・じ・えたーなるわーるど』4話

「ちびみずか実は悪人説」を裏付ける貴重な文献だぁ(笑)
え?「そんなこと言うやつは誰だ?」って?…そりゃあ…

>Maturugiさん 『おねめ〜わく・たびたび』

あのがっこの夏服ってどんなんでしょうねぇ?●ノンのほうも気になるぞ(笑)
私も有意義な夏休みを過ごすよう努力しましょう(^^)
まずはSS書きまくる〜(結局これかいな)

>PELSONAさん 『彼女は太宰が好き』

太宰の人間失格ってさ、ホントにミジメな人生送ってきた人間には涙で読めないぞ(笑)
…さて、感想
「彼はこれでもSS作家のつもりみたいです」
「身のほど知らずもいいとこです。『愚か』とは彼のために作られた言葉なのでしょうか」

「ポニ子ー!何書いてるんだ?」
「ん?手記…あんたのこと少しね」

お粗末(笑)

>『森の南クン』

あるう日っ♪ 森の中っ♪ 雀バルに♪ 出会ったっ♪
花咲っくっもーりーの道っ♪ 雀バルに出ーあーあったっ♪

「…死ぬ程嫌だもぅん」


>まねき猫さん 『雨月物語〜浅芽ヶ宿〜3話』

うう、茜ちゃんけなげ。
次回、嵐の不幸の予感が(笑)

>から丸さん 『人魚姫』

ミットランド…まさか●ルセルク?(笑)
今回は新境地ですね。なんか読んでて楽しいです
特にバケモノ扱いされる人魚姫が(笑)
続き、楽しみにしてます(^^)

>変身動物ポン太さん 『感想SS』〈おねことわざ〉

丁寧な感想、まことに感謝です(^^)
読んでいただけただけでも嬉しいのに。こちらこそ感謝です

詩子注意報が結構ツボでした♪
こういうネタっていいな

>『う・わ・ぎ』2話

愛がれば大丈夫〜♪(笑)
澪ちゃんに迫られるなんて幸せですねぇ。ついに彼女の本性が(笑)

『ライトニングスピード』…●グナロクですか?(笑)

>WTTSさん 『一方その頃…広瀬』(仮投稿)

いろいろ大変みたいですねぇ

発情期…しばらく「?」…で「!」で「ケラケラ(笑)」でした(^^)

葛藤するマキマキ、ちょっとカワイイ(^^)

>から丸さん 『人魚姫』2話

あとがき壊れてていい感じですよ〜(笑)
それはともかく感想を

さて王子にはお姫さんが付き物ですねぇ(大笑)。負けるな人魚姫。世界の殻を破るんだぁ!
前半の雪ちゃんもぶっ壊れてイイカンジ。
悲劇と喜劇は紙一重。さーて、次回はどちらに転ぶかな?(^^)

>どんぐりさん 『今を奏でるピアノ』4話

自分が一番わからない…
う〜ん、確かに。

さて、ONEといえばやはりコレですよね〜
消える消える浩平。さあ、どうなる?(笑)


>本間ゆーじさん 『必殺(?)節穴eye!』

なんか気にいりました(笑)
「ぱーちぃ」がナイス!
これ、シリーズ化いけそうですね?

>PELSONAさん 『ダイオキシン発生の罠』

あるある〜(笑)
ポテチとかプリンのフタもねぇ
●りん帝国の地球侵略作戦やね(笑)

>Matsurugiさん 『おねめ〜わく たびたび…続き』

ラジオ体操の思いで…
初日ではんこ盗んで全部押したんだよね。…もちバレた。
「お前が回出席できるわけねーだろ!」だって(大笑)

次回は夏祭りですか…風雅でいいっすね。
イイな、季節もの


「…うう、みんななんでこんなに面白いSSが書けるんだよぉ?…うう、私のよりつまらんSSなんて一個も…」


どたどたどたどた…がちゃ!


「ジ、雀バルーッ!た、大変よぉ!」

「引退勧告か?…フっ…もうとっくに覚悟はできてるよ…あはは…」

「そんな事じゃないわよぉ!神凪さんが!かみなぎさんが……うっうう…」

「な?…ど、どうしたんだ!?神凪さんがどうしたー!?」

  ・
  ・

ピッピッピッ…(心電図の音)


「…………ううっ…うぐぅうう」


「神凪さんっ!死んじゃだめだーっ!…今キミが死んだら、誰が『誰も知らない世界の片隅で…』を完結させるといううんだぁ!?」
「しっかりしてーっ」


「…うっ…ううっ……お…おれは…外道…じゃなくてダー…………」


ピッピッ…ピーーッ


「ご臨終です…」


「…う、嘘だろ?…な、ポニ子?嘘だよな…」

「…雀バル………」

「嘘だろっ?…だってまだ『誰も知らない世界の片隅で…』が終わってないじゃないかっ?な?そうだろ?」

「…………」

「嘘だろ?…嘘…ううううう…うををををを!!!!」(大笑)


(数日後)

「……グスン……」

「ほらっ、いつまで泣きべそかいてるのよ。いいかげん立直ってSS書きなさいよーっ」

「…ポニ子…嫌だよもう。がんばって書いても神凪さんみたいに…うっうう」

「…雀バル…」


バシンッ!


「痛ぇ!…な、なにするんだよっ!」

「雀バルの弱虫!なによっ!あんた神凪さんの気持ち、ちっとも理解ってないじゃない!…これ、読んでみなさいよ」

「…?これは…」

「神凪さんのSSのあとがき…最後のほうよ」

「…え?こ、これは!?」


『神凪了…死亡』


「…神凪さんは自分が死ぬことを予期してたのよ。…だから、きっとあんたになにかを伝えたかったんだよ」

「…………」


(「ちゃうわいっ!…俺のSSには、そう!『愛』が込められてるんだ!」)


「…そうか!『愛』なんだね。だからエロ本を…そうか、愛だっんだ…」

「ううっ…神凪さんは命を賭してもあんたに…うっ…ううう…」

「クッ…うをををを!」


ガラッ(窓を開ける音)


「神凪さーーーーーーん!!」


きらり☆


夜空に一際煌く星…それは『SS星』

…そこには勇敢な戦士の魂が眠るという


だが!SS作家に休息などない!
行け!雀バル雀!立ち止まるな!


さっか道…それは果てしなく長く、険しい…

  (第1話 完!)

*注意…このSSはフィクションです。登場人物およびその他諸々、実際とは全く一致しないのであしからず…
なお、このSSは神凪了さんにご協力&許可をいただきました。この場を借りて感謝を。

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えっと、これがあとがきSS第三弾『さっか道』です(笑)。
「こんな扱いを受けても、決して怒らない」という心の広い方のみ参加募集します(大笑)
なお、次回はひささんがゲストの予定。(ひささん、お嫌と仰るのでしたらご連絡を。すぐ取りやめますので)

http://www.geocities.co.jp/Playtown-Dice/8321