長森家の人々 投稿者: 雀バル雀
     1.

「いいかね!我が社のモットーは『誠心誠意』だよ!君のようないいかげんな態度では、信頼を得ることはできないもん!新人とはいえ許されないのだよ!」
「ぷっ…ふ、ふあい…(笑いを堪えている)」

「あら、佐藤君また叱られてる」
「でも長森課長の説教って逆効果よね、あの喋り方じゃあ。」
「ある意味拷問よ。笑わずに聞かなきゃなんないんだから」
「『君、何笑ってるんだよ?まじめに聞かないといけないもん!』な〜んてね」
「こら!、『だよもん』課長に聞かれたらどう…くくくっ…」

       2.

「ちょっと長森の奥さん!御宅の猫がウチの庭でウンコを…もう、ちゃんとしつけて下さい!」
「わあ!ごめんなさい。今度から気を付けるもん…」

          *                    

「も〜う、瑞佳が甘やかすからちっとも躾られないもん。違うもん…私のせいじゃないもん!」

       3.

「これは、長森のおじいさん。ご精がでますね」
「ほほほ…これは町内会長さん。こんにちはだもん」
「ジョギングですか?いやぁお元気ですなぁ」
「ほほほ…若い頃から牛乳を飲んでいたおかげだもん。」

       4.

「もしかして…長森さんかい?」
「…どちらさまだもん?」
「その喋り方!…間違いなく長森さんだね!アタシだよ、女学校時代に一緒のクラスだった…」
「ああ!はなちゃんかい!?いや〜なつかしいもん…同窓会以来だから二十年ぶりだよ…よく覚えていてくれたもん」
「忘れるものかい…あんたの喋り方、あの頃と変わってないよ…いや、昔よりも『だよもん』言うようになったわね?」
「そんなことないもん!『だよ』だってあんまり使わないんだよ」
「言ってる側から…ほれ」
「あっ!あはははは、おかしいもん…」
「あれあれ…ほほほ…」

        5.

「お前ってさぁ…昔はそんなに『だよもん』言わなかったよなァ」
「今だってそんなに使わないもん!」
「お前ん家、家族みんな『だよもん』言ってるし…もしかして成長していくにしたがって『だよもん』使用頻度が増える家系じゃないのか?」
「わあ、そんな変な家系じゃないもん!」
「案外本当に『だよもん星人』だったりして」
「う〜〜違うもん!違うもん!違うもん!」
「あはははは…」


浩平の笑い声が春空に響く…輝く季節はまだ始まったばかりだ。
     
      <おわり>

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あるてみす6 『怨恨』

(前回まで…雀バル復活!彼とポニ子の活躍により次第に優勢になっていくラグナログ。だが、おい詰められたFARGOは遂に禁断の作戦を…)

「……被験体 D-MON8、『解脱』に成功」
「そうか!…彼女こそ僕達の切り札だ」
「……わたしは…雀バル雀を許さない…」
「そう、目標は雀バル雀!……『フレイア』!出撃だ!」

「ふぅ〜…占領地で食うメシは旨いなぁ。な?ポニ子」
「『ポニ子』じゃないもん。…こんなところでのんびりしてていいの?今敵が攻めてきたら…」
「だいじょぶ、じょぶ」

ピー ピー

「あら?…定時連絡にはまだ早いのに。ハイ、こちらポニー。……え!?…ちょっと!もしもし?もしもし?」
「どうしたんだ?」
「それが…『本部は壊滅。君達だけでも逃げてくれ』って通信を最後に」
「はあ?」

「…こんなところに…いた!」

「え!?」
「お、お前は…な、長森瑞佳!?」

「…わたしは…雀バル雀を…許さない!!」

どごおおおおんん!!

「ぐはあ!」
「きゃああああ!!」
    *
(一方…壊滅したラグナログ本部にて…)
「生き残ったのはどうやら私達だけのようですね…。しかし、生きている限りチャンスはあります。みなさん、ポニ子さんが持ちかえったこの書類を急いで分析して下さい」
    
   『極秘資料…SS-FilesVol.3』(敬称略)      

>神野 雅弓 『〜みゅ〜 そして…〜』

みゅーみゅーうるさい!…というのは冗談です。(笑)
繭と長森って同レベルなんだな。浩平はみんなのおもちゃだし(笑)

>静村 幸 『夜想曲』2

住井君いいやつだな。…それはそうと前作の内容をほとんど忘れてしまいました(謝)
今度図書館で読みなおしてきます

>天王寺澪 『みゅっ♪』

オチも綺麗につきましたね。こういうネタは大好きです♪
繭もカワイイしね(笑)

>うとんた 『遭遇』

「仁義なき戦い!〜屋上死闘篇〜」といったところでしょうか(意味不明)
食べ物がからむと人間ってコワイ(笑)

後書きのほうが長い誰かさんよりはいいと思いますけど…(笑)

>高砂蓬介 『これも1つの<絆>のカタチ』

実はホモネタ好きなもんでかなり楽しく読めました。(大笑)
やっぱホモはいいねぇ…自分がやるのはイヤだけどね(笑)
でも、アレって●ン○がつくんだろうなぁ(下品でごめん)

>スライム 『ネクロマンサー』(前編)

最初GOMIMUSIさんかと思いました(汗)
いつもとは違ったシリアスファンタジー。後編も期待してますよ

>PELSONA   『Majiでキレる5秒前』

…………

ぱ、パーーマン!!(笑)

>狂税炉 『瑞佳とみずかと』

なかなか面白くなりそう。これは是非続けて欲しいなぁ
卑下なされてますが、テンポのいい文体で読みやすいですよ。みずかもカワイイし。
ぽかぽかしてていい雰囲気ですよ。ホント
…ちなみに私も理系の人間。これからも頑張りましょうね♪

>まてつや 『車の中でヌイてもらえ!』

わ、私は別にがっかりなんてしてないぞ!…ほ、ほんとにほんとだぞ!
タイトル見ても何も期待してなかったし、ましてや繭に(略)もらえるなんて邪推してなんかいないもん(笑)
・繭の誕生日SS…間に合わなかった…残念(泣)

>WTTS 『一方その頃…広瀬』

え〜と…いろいろ失礼しました。これからは改めますので(謝)

…この席順だと特に男女の別があるわけでもないみたいですね。
担任もいいかげんだから席順もいいかげんなのかしら?
しかし、この展開からどっやって『画鋲攻撃』までもつれこむのか興味あるなぁ

>ここにあるよ? 『ONE〜輝く季節へ〜』始まりその13

あう!後書きの『就職』という言葉に…(汗)
しかし私達の年代に限ってなぜこうも困難が続くのかしら(受験、就職、不況…)
あいかわらずみんな仲良しですね。永遠はまだまだ遠いみたいだ。

>パル 『石に思いを』
繭ちゃんお誕生日おめでとう!
私は間に合わなかった(誕生日記念SS)けど、パルさんがこんな面白いの書いてくれたんならいいか(笑)
この3人の組み合わせは初めて見ましたけどいいカンジ♪
みあちゃんがおいしい役どころですね。繭もけなげでカワイイ。

・二人で急いで追いかける。結局この日は三人で遊び歩いた。別れ際、繭が一言
 「今日は嬉しかったよ」
 と言ってくれたから、たまにはこんな日もいいかなと、素直に思えた。


このくだりが素敵でした。
ホント、たまにはこういうのも良いですよね♪

>ニュー偽善者R 『絵本を書こう』

感想書くな!と言われてもかいちゃいましょう(笑)
…というよりも短編は一応全部目を通しているんで。(『ONE猫』や『NEURO-ONE』や『浩平無用』などごめんなさいです<謝>途中からなんで感想書けませんでした。)

んで、感想。
…まあ、シュン君と詩子ちゃんはお約束ですね。
それにしても優勝なさったあの方達は本人だったんですか。てっきりそっくりさんだと…(笑)
葉子さん幾つだよ

>YOSHI 『がんばれ!南くん〜演劇篇〜」その3

「南くん、君は生き延びることができるか!?」といったカンジ(意味不明)
どんどん不幸になっていく南くん。がんばれよ(笑)
…そういや『演劇篇」ということは他にもあるのでしょうか?

>高砂蓬介 『彼女の扉を叩く者 第1話』

いい“入り方”だと思います。
『歩くことは出来ても目が見えない』みさき先輩と
『歩く事が出来なくても目は見える』荻野ちとせちゃんとの出会い。
体が不自由であるにもかかわらず外の世界へと踏み出せる勇気を持つ少女
世界を恐れて自分の自由になる世界にのみ引きこもる少女
人に頼ることの出来る者と出来ない者
自分の居場所を持つ者と持たざる者
…対照的ともいえるこの二人の邂逅がもたらすものは果たして…
続き、楽しみにしてますよ♪

>PELSONA 『最後の嘘』

1を選ぶなよ(爆笑)

>PELSONA 『DIVE TO BLUE』

あかねえもんの三つ編みは四次元なんですかい(笑)
冷徹な観察眼が素敵。
…あれはあんまりやりすぎるとクセになっちゃうよ。「虫!虫が私の体をー!!」とかのたまうようになったら末期症状だからね♪
シリーズ化、求む!!

>YOSHI 『永遠の過ごし方』

「次の週末には人類は滅亡だ」のあのゲームが元ネタですか?やってないので比べられないのが残念ですけどね。
…今回はプロローグみたいなものですかね。永遠は回避できるのでしょうか?(無理そう)
      
「解析終了!…これが結果です」
「なになに………こ、これがFARGOの『S計画』なの!?恐ろしい・…」

    *

「うう……な、長森…わ、私が何をしたと言うんだ?」
「いつもいつも、わたしを酷い目に遭わせて…絶対に許さないもん!!…死ねぇ」

「危ない、雀バルを助けなきゃ。…ポニー、フラッシュ!」

ピカッ

「キューティポニー参上!…雀バル、ここはあたしに任せて!あんたは敵の本拠地に乗り込んでちょうだい」
「な、なんだって!?」
「今ならFARGOの基地は手薄なはず。…早く、これが最後のチャンスなの!」
「分かった!…ポニ子、死ぬなよー!」
だっだっだっ
「逃げるなんて許さないよ!」
「おっと!…長森さん…あなたの相手はこのあたしよ」
「くっ!邪魔しないでよ、ポニ子!!」
「『ポニ子』じゃないもん!!」

どがあああああん!!!
      (続く)このSSはフィクションです

http://www.geocities.co.jp/Playtown-Dice/8321