星に願いを3 投稿者: 幸せのおとしご
山頂についた5人は星を見る場所を見つけて
用意をはじめるのだった。

瑞佳「ねー、ここにシートを敷いたらいいかな?」
浩平「おう、そうだないいんじゃないか?」
詩子「結構冷えるね〜」
茜「・・・厚着をしてきて良かったです」
七瀬「はっ、はっ、はっくしょん、ちくしょう」
浩平「おっ、七瀬、ますらおぶりを発揮した、いいくしゃみだしゃみだ」
七瀬「誰がますらおよっ」
瑞佳「ちくしょうはどうなのかと思うよ」
詩子「ちょっとおやじ入ってるよねー」
茜「・・・そうですか、七瀬さんはあっちの世界のオヤジだったんですね」
七瀬「なんで、ちくしょう一言でこんなにも言われなくちゃいけないの・・・
しくしく」

そんな話をしながら2枚シートを敷き終わり星を見る準備が整った。

浩平「よし、俺はこの場所を取った」
浩平はそういってシートに寝転んだ。
茜「・・・浩平、隣いいですか?」
茜は恥ずかしそうにそうたずねる。
浩平「おっ、おう」
そして浩平も照れくさそうに答えるのだった。

詩子「あかね〜、折原君どかして私と二人っきりで・・・」
茜「・・・嫌です」

詩子「しくしくしく」

浩平「あっ、茜〜」
茜「・・・嫌です。恥ずかしいから嫌です」
茜を抱きしめようとした浩平の思惑は崩れ去る
浩平「なんで、分かったんだ〜」
茜「・・・私、少女ですからそれぐらいは当然です」

わけのわからないことを言うの茜であった。

瑞佳「私達はこっちのシートを使おうよ」
七瀬「そうねっ、あ〜早く時間にならないかしら」
瑞佳「うん、そうだね〜」
七瀬「そしたらっ」
瑞佳「?」
七瀬「そうしたらっ、乙女るみるみの願いがかなうのよ〜」

・・・

しーん

4人の白い目が七瀬を見つめる。

七瀬「あっ、あの〜、みんな?」

ざっ

七瀬と目が合いそうになると4人は目をそらすように夜空を見上げるのだった。

浩平「七瀬と目を合わすなっ、うつるぞっ」
茜「はいっ」
即答する茜

七瀬「何がうつるのよっ」

すすっ

少しずつ離れていく瑞佳&詩子

七瀬「それにそこっ、なにしてるのよっ」
瑞佳「”七瀬病がうつったら困る”とかなんてぜんぜん思ってないもんっ」
詩子「そうよそうよ、たとえ七瀬さんが七瀬病でも私たちは友達だから」

七瀬「私は病原菌かぁっ!」


(つづく)

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そんなこんなで星に願いを3回目です。
この話、もう誰も覚えてないでしょう。自信があります(笑)

実はこの回で星を見るところまでいくはずが。
なぜかこんなことに(T_T)
今回と次回は一つの話だったのですが
合体できなかったもので、次もあんまり進展がないです。

すっと、おとしごの背中に七瀬が歩み寄る。
七瀬「わかってるわね」
ドスの聞いた声
おとしご「七瀬病がうつるっ」
七瀬「あんたまで言うかっ!」

ぼか、ぼこ、ごす、ごきゅ・・・
おとしご「ぎゃぁぁぁぁぁぁ」



おとしご「七瀬ファンのみなさんごめんなさい(げふっ)・・・」

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