Moonな日々−3−(中編) 投稿者: スライム
声「A−13だな」
浩美「・・・はい」
声「では部屋の中央に立って」
言われた通りにオレは従う。
ELPOD・・・
ここまでは、全くMINMESと変わらない。
ぐうぅぅぅぅぅん・・・
機械が動き出す。
これもMINMESとの差異はない。
視界が暗転する・・・

真っ暗だった。
だが、オレはオレの姿が見えた。
闇に浮かぶ、自分の姿が明確に見て取れた。
あ・・・。
そしてオレは椅子に座っていた。
あ・・・誰だ?・・・オレ?
・・・そう、キミ。
・・・ボクはキミのことを最もよく知ってる者。
オレのことを最もよく知ってる・・・?
・・・そう。とてもよく知ってる。
・・・そしてキミの痛みも沢山知ってる。
オレの痛み・・・?
・・・キミの痛み。
・・・悲しみ。
・・・苦しみ。
・・・そして偽善。
・・・。
・・・キミがつねに忘れたい、そして忘れている痛みを背負っているボクたち。
・・・とても不公平だと思わないか?
不公平・・・?
・・・過去の自分への仕打ち。
・・・なぜそんなひどい仕打ちを・・・
わかった・・・
オレに過去を見せるつもりだろ?
・・・!?
精神の増強のために・・・
・・・その通り。
目の前のオレが老人に変わっていた。
・・・どうしてわかる?
その声には聞き覚えがある。適性検査のときの、あの声だ。
・・・。
ELPOD・・・つまりはDOPEL
もう一人のオレ、ドッペルゲンガーを擬似操作する機械。
・・・お見事。正解だ・・・
MINMES・・・おそらくドイツ語
英語ならMISERY,MINES,MINDのどれかに相当するはず・・・。
要は心の痛みを再現するもの。
・・・キミには驚いた。
・・・だが、ここでのことは記憶には残らない。
・・・再びここに来ない限り・・・。
・・・・・。
・・・。

浩美「・・・!?」
声「第一段階終了。お疲れさまでした」
浩美「・・・・・」
同じ。MINMESのときと。
オレはなにも覚えていない。
ただ何かが今までと違っていた。
『不可視の力』の片鱗(へんりん)が見えてきた・・・そんな感じがあった。

 Moonな日々−3−(後編)へつづく

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久しぶりの、スライムです。
澪『澪ですの』
疲れているので、感想行きまーす。
澪『一部ですいませんなの』

・藤井勇気さま
 リレーSSつづくのか不安ですが、これからも頑張りましょう!
 「わんとむ〜ん」郁未番長いい感じです。ちなみに由依の字違いますよ〜
 「こんな感じかも」は良かったです。
 ありがとうございました〜(メタルスライム談)

 藤井勇気さん新潟だったんですかっ!
 私はそのお隣の県なんですぅ。(どっち隣かはご想像にお任せします)

・偽善者Zさま
 う〜、新撰組ですか。これからの展開が非常に楽しみです。
 
 生のホットケーキですかぁ。
 私はホットケーキミックス(粉状)を、そのまま食べた(!?)ことありますけど・・・
 これは「ホト連」予備軍!?
 
 トマトの方ですが、私としてはドレッシング(青じそがベスト!)かけた方が好きです。
 澪『なのなの』
 
・まてつやさま
 全員分のSS、すごいですね〜。
 最近、はっぱさんのSSコーナーで良く見かけますね!
 頑張ってください。

もう、寝たい。
限界・・・。
感想書けなかったみなさん誠に申し訳ございません。
澪『あやまるの』
では、さようなら〜
澪『な〜の☆』