校内ミスコンテスト(その4) 投稿者:
その日、学校は戦場と化した。
校長が掲示板に「校内で最強の女性に『ミスONE』の称号と賞金50万を与える」との掲示をしたためである。
ある者は名誉のため、またある者は金のため、次々と熾烈な戦いへと身を投じるのであった。

「・・・里村さんも戦うの?」
「はい。」
瑞佳と茜は校庭で対峙していた。
「長森さんは、なぜ戦うのですか?」
「えっ!わたしっ!?わ、わたしは別に優勝して浩平に自慢してもらおうとか、賞金で浩平においしいものを食べてもらおうとか、そ、そんなんじゃないんだよっ!」
なぜか動揺しまくりで話す瑞佳。
「誰もそんなこと言ってませんが。」
冷静にツッコむ茜。
「う゛・・・。」
「・・・始めましょうか。」

第四戦「瑞佳VS茜」

「えいっ!猫パンチだよっ!」
瑞佳の猫パンチが茜を襲う。
だが、茜の姿が消えたかと思うと、瑞佳の右側に現れた。
「なっ!」
「その程度ですか。」
茜には余裕が感じられる。
「里村さんって、意外に素早いんだね。でも・・・これからだもんっ!」
瑞佳は再び猫パンチを繰り出す。
しかし、やはり茜には当たらない。
そして、今度は瑞佳の背後に茜は現れた。
「・・・終わりです。」
茜が背後から瑞佳の首に手刀を叩き込む。
「!!」
だが、その瞬間、瑞佳の姿が薄れ、更に茜の背後に現れた。
「だてに毎朝、浩平と走ってないんだよ。」
茜が振り向くより速く、瑞佳の猫パンチが茜に迫る。
「うっ!」
しかし、うめき声をあげたのは瑞佳の方だった。
瑞佳が倒れつつ見たものは・・・二人の茜だった。
「・・・双子・・・だったの?」
「違います。」
茜の傍らに立つもう一人の茜。
それは、至る所にリベットが打ち込まれており、関節はジャバラ関節だった。
「く、区別がつかないよ・・・。」
ばたっ。
瑞佳は倒れた。

WINNER 茜!!

「秘密は次回です。」


−−−−− 感想 −−−−−

大福男「やっと、4強が揃ったな。」
 雫 「お前、まだいたのか・・・。」
大福男「まあ、他に出番もないし・・・。」
 雫 「出番は考えてある。」
大福男「ほ、本当かっ!?」
 雫 「『雪が終わる季節』の続編なんだが・・・。」
大福男「さっ、肩でもお揉みしましょう♪」
 雫 「だが、深山先輩のあだ名が『大福』で、お前の名前が『大福男』だと変なんでボツにした。」
大福男「・・・・・(怒)。」
 雫 「う、うおっ!!か、肩が痛いっ!力を抜けえぇぇっ!!」
大福男「だ・か・ら・名前を変更しろと言ってるだろうがぁーーーっ!!」
 雫 「そ、それだけは出来んっ!!」
大福男「なぜだあああぁぁっ!!(更に力が入る)」
 雫 「ぐはっ!!か、感想です・・・。」


−−−−− 感想 −−−−−

>WILYOUさん
まってましたあぁーーーっ!「チェンジ3」!!大笑いですっ!もう、最高っ!!

>藤井勇気さん
「こんな感じかも」「いただきます」ですかいっ!(笑)由依!次は晴香だっ!!
「これもまたひとつの日常2」くうっ!いいですっ!繭ーーーっ!!

>いけだものさん
今回はおいしいところで終わってますね。次回が楽しみです!!
住井の笑いは毎回欲しいです。くっくっくっ。(笑)

>メタルスライムさん
続かないんですか、これ?き、気になるっ!!

>まてつやさん
瑞佳の気持ちが出てますね。なるほど「瑞佳らしい」って思いました。いいですね。

>ブラック火消しの風さん
「黒い心の炎」素直じゃない浩平が浩平らしいです。
「涙を越えて」「うそっ!?その制服で戦ったことないのに」で吹き出してしまいました。(笑)

>偽善者Zさん
「永遠の園から」一口だけなら・・・。(^^;)
「永遠の園から2」同感です。でも、俺はマヨネーズ単品でも好きです。(笑)
「浩平犯科帳」おおっ!第一部終わりましたね。いや、しかし違和感ないですね。うまいです。そうですか、第二部は過去ですか。楽しみです。
そうそう、「アレ」はジャイ○ントロボです。「みさき」の所を「ロボ」と換えてお楽しみ下さい。(笑)

では、また〜♪