小曲集〜盟約のバラード〜  投稿者:狂税炉



♪第1楽章 「盟約」小説の表紙より♪

悲しいことがあったんだ。
楽しい日々がずっと続くと思っていたのに。
永遠なんて,なかったんだ…

ぼくが泣きながらそう言った時,女の子が言った。


「There is such a thing as forever...」


「????????????」


女の子は,悲しそうな目をして去っていった。
何だったんだろう?



 ♪ONE〜輝く季節へ〜 International edition 近日公開!!(嘘です@作者)




♪第2楽章 変わらぬ風景♪

 くるっ♪
 みさき先輩が,廊下の曲がり角で向きを変えた。

 ちょっと気になって,俺は先輩に聞いた。
「なぁ,先輩。先輩ってどうしてここが曲がり角だって分かるんだ?」
「え?ああ,歩数だよ,歩数。小さい時によく来てたからね。どこまで何歩なのかはちゃんと覚えてるんだ♪」

 え?

 先輩の歩幅って,小学生の頃から………同じ?



 ♪小股でちょこちょこ歩く先輩………めっちゃかわいいかも。




♪第3楽章 旅立ちの唄♪

「繭,卒業おめでとう。」
 俺は,やっと繭の元に帰ってこれた。
 しかも,この記念すべき日に!!

 そんな時,ふと俺の頭に疑問がわいた。
 繭が卒業したのは小学校なのだろうか,中学校なのだろうか?
 まさか,高校って事は無いだろう。

 実はこの学校,幼稚園から大学院まで揃っている,私立のお嬢様学校なのだ!?
 華穂さん,無理したな。それとも見栄か?よく入学出来たな。
 とにかく,俺は繭に聞いてみた。

「繭って,どこを卒業したんんだ?」

 繭は,自慢げに卒業証書を広げていった。
「○△大学の理工学部,電気情報システム学科だもぅん♪」


「…………………嘘…………だ………ろ…………」


「卒業論文は,『原子レベルの屈折率変化による光−光スイッチデバイスの考察』だもぅん♪」



 ♪繭が年上だったら楽しいなっと♪



♪第4楽章 無題♪

『上月 澪なの』

「おうっ零(ゼロ)か。かっこいい名前だな。」


SE:ポカッ



 ♪ごめんなさい…一度書いてみたかったんですぅ……



♪最終楽章 永遠の終わり♪

 あれから一体,どの位の時がたったろう。
 ぼくは,みずかとずっと遊んでいた。

 あっちの世界には,ぼくを大事にしてくれる人は誰もいなかった。
 だから,みずかがいてくれて,ぼくはうれしかったんだ。
 ずっとずっと,二人で遊んでいられる。

 だって,ここは永遠だから。


 あれから一体、どの位の時がたったろう。
 とつぜん,みずかが言った。

「ふたりであそぶの,あきちゃった。もうやめよっと♪」

 そのとたん,目の前が真っ暗になった。
 気がついたら,俺はもとの現実世界にいた。


 俺は思った。


 永遠なんて,無かったんだ…………




 ♪ひどいよ,みずかちゃん(泣)。

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狂税炉「やっぱ,単発ものは書いてて気持ちが楽だねぇ♪」
ちびか「ネタさえあれば,かくのにじかんいらないしね♪」
狂税炉「ネタが溜まるまでに時間かかるけどね。」
ちびか「そんじゃあ,かんそう,いってみよーかぁ♪」

狂税炉「いつも読んでくれる人,それから感想までくれる人,本当にありがとうございます。」

 以下,感想です。今回少なくてすいません。(ぺこり)
 9月30日(木)23時30分の由代月様から、10月7日(木)20時44分の変身動物ポン太様までです。
 HNは投稿が新しい順に、作品名は古い順に並べてあります。変な書き方ですいません(ぺこりぺこり)



> 変身動物ポン太 様 「何の秋?」
 >いつもながら自分の行動は不可解だと思う・・・・(汗)
 よく分かってますねぇ、折原君。そう、きみは不可解です!
 そうか。食欲の秋はみさき先輩が創ったのか(妙に納得です)
 しかも,「了承」したのが,秋だけに秋○さん!!
 
>           「感想SS”秋、何かが起こりそうな予感・・・?”」
 > 雪ちゃん「・・・でも結局投稿するんでしょ?」
 あいたたた…痛いところを突かれてしまった。
>僕らの生まれてくるずっとずっと前にはもう〜♪
 ♪ぼっくらは〜こぉの町がまだ〜ジャングルぅだったぁころからぁ♪
 歌詞あってるかな?いい曲ですよね。



> 北一色 様 「Holy Nightに口づけを」
 うおっ!!南SS!!しかも振られ後だ!!
 次回からの展開,楽しみにしてます。
>「どんな酒豪もイッパツで前後不覚カクテル」
>「借りたら元の場所に返しましょう」
 おやじぃぃ!!かっこいいぞぉぉぉぉぉ!!(自爆)

>       「Holy Nightに口づけを 第2話」
 詩子さん,あんたって人は……本っ当にマイペース♪
 でも,沢口のくせに詩子さんとイヴを過ごすなんて!!(←南です)
 許さん!!許さんぞおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
 タイトルもいや〜んな感じだし…まさか…
 沢口のくせにっ!!(←南だって)
 え?誰でも知ってる元ネタ?……『ONE』ですか?(火暴)

>       「Holy Nightに口づけを 第3話」
 フッフッフッ……効かん!効かんのだよ!!
 詩子さんにそんな「リーサルウェポン」なぞ効くものかぁ!
 あ、でも酔ってる。やっぱりうらやましいぞ!!沢口め!!(←南だもん)
 かなり続き、気になります。沢口(←シクシク)はどうなってしまうんだろうか……



> Percomboy 様 「悔恨への帰還 5」
 う〜ん……つらい……
 わたしの事を忘れられないようにしてあげるね、ってのが余計につらいです。
 忘れてしまうほど悲しい出来事だったんですね。
 こういう時、人って便利だけど悲しいって思います。
 この後、浩平がどんな風に生きていくんでしょうか。気になります。



> いちのせみやこ 様 「あ・ば・ず・れ」
 いいのか?それでいいのか、七瀬よ!?
 せっかく乙女なのにっ!!
 七瀬が自分で書いてる姿が、妙にかわいかったりします♪



> 高砂蓬介 様 「茜色の姉妹 第四章 『間奏 〜intermezzo〜』」
 伏線伏線っと,………あの人のあの台詞とか,紅様(何故か『様』付け♪)の態度とか…かな?
 あの,意地悪そうな所がたまらないですっ!!まぁ,茜にはツライでしょうが。
 ところで,「〜intermezzo〜」って何語なんですか?
 独語か仏語でしょうか。どうも語学は弱いもんで。
>       「想い、貴女だけに…  第一話」
 ぐはぁっ……
 狂税炉,吐血。

 ………………………

 ハッ,取り乱してしまった。しかし……これは……
 この娘は……卑怯だ……
 ショートヘアだと?年下だと?メイド服だとぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
 ああ,香苗様……(妄想モード中)
 次回,待ってます……バタッ



> 加龍魔 様 「リバイバルSS劇場 『鏡・前編』('94)」
 リバイバルって事は,以前に書いた作品の再発表って事でしょうか?
 でもそうだとしたら,5年前なんだから元はONEキャラじゃ無いですよね。
 このまま,お約束な展開になるのかな。それとも……
 後編も待ってます♪



> はにゃまろ 様 「ピーターパン 第5話 ピーターパン、海へ行く(後編)」
 だんだんシリアス色が強くなってきましたが,相変わらずのほのぼのとした雰囲気,大好きです。
 ピーターパンがだんだん,不安になってきているようね。
 夢を見ている方が幸せなのか,それとも夢を見たままの方が幸せなのか。
 ゲーム本編では,待っている人がいてくれる現実世界を選ぶけれど,ピーターパンにはそんな人もいない。そうなると,一体どうするのが彼にとって一番なのか?
 これからの展開,楽しみです。
 どんなに長くなっても,遅くなっても(笑)構いません。



> 壱弥栖 様 「感想〜まだまだ叫ぶ少年達〜」
 浩平×住井ギャグ(え?この書き方マズイですか?),お疲れ様です(笑)。
 しかし…浩平よ,「不浩平」ってギャグは失格なのか?
 音が同じなだけでダメなのか?
 今からでも遅くは無い。さぁ,二人で手を取り合って歩き出すんだ!!
 君たちコンビは,誰も分つ事の出来ない絆で結ばれ……

 SE:ゴツン!!ドスッ!!バタッ!!



>Trombone 様 「その瞳にうつるもの〜その瞳にうつる空〜」
 おめでとう,先輩。…と言いたいところですが……
 その後にあったのは,もっとつらい現実。
 実際、涙が出るのって悲しい時じゃなくて,その事を思い出した時なんですよね。



> 矢田 洋 様 「とらいあんぐるONE」
 >『上月澪というりっぱでかっちょいい名前があるの』
 確かにかっちょいいかも知れない。いや!間違いなく<かっちょいい>!!
 残念ながら元ネタが分かりませんが,澪がかわいいのでマル!!



> 神凪 了 様 「アルテミス 第四十五話「ファーストムーブ」」
 茜、大丈夫でしょうか?もうこれ以上いじめないで、って気持ちでいっぱいです。
 もう,四十五話…まとめたら本になるかなぁ……なんてのは置いといてっと。
 虫ってどんな事考えてるんだろうなぁ…(何故かこの点に引かれました)
 >あとがきより
 >みさき「・・・・てへっ☆」
 ぐはあぁぁぁぁぁっ!!反則だぁぁぁぁ!!



> パル 様 「未来からの贈りもの」
 すずの我が儘は,最後だったから,今しか無かったからなんでしょうか。
 それとも,ふたりを近づけることができたから,いなくなってしまったのでしょうか。
 すず歌,やって無いんで何とも言えませんが……
 贈りものってタイトルからすると,後者でしょうか。



> ひろやん 様 「君の声が聞こえなくなるまで」
 なんか、すごくよかったです。みゅうの気持ちがまっすぐで。
 「ふたりはずっと平行線。」のくだり,綺麗でした。
 本当は同じような境遇のふたり。気持ちが重なった時が,ふたりが離れる時。
 せめて願うは,繭が立派な大人になりますように。



> 由代月 様 「佐織 vol.8」
 連載,お疲れ様でした。正直言ってこのSSで,佐織に対する見方が随分変わりました。
 以前は瑞佳の友達って言う程度の存在でしかなかったのですが,現在ではもう………ぶっ…(鼻血)
 ちょっとつんとした感じで,でも優しくて。いい娘だなぁ……
 >「帰ってこないつもり?」
 やっぱり、この一言が効きました。ここでこの台詞が言えることが佐織の強さな気がします。
 この娘もいい娘ですね。
 次回作,楽しみにしてます♪



狂税炉「ふぅっ…なんか、久々に感想書いた気がする……」
ちびか「ずっと、さぼってるんだもん。」
狂税炉「ぐさぁっ!!うぐぅ……もう立ち直れないかも……」
ちびか「たちなおんなくていいよ♪いてもいなくても、かわんないから♪」

……えぐえぐ……

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