紅の羽  投稿者:から丸&からす


最終話「紅の羽」

 深い深い暗闇の中だった。
 いつ果てるともわからない闇の中に、たった一人で投げ出されている。
 そして心のどこかでは、すでに気づいているのだ。
 この闇が果てることはない、と。
 しかし絶望的な闇に包まれていても、
 救いようのない事実にさらされながらも、
 この足は前へと踏み出すのだ。
 自らの勇気にせきたてられながら、手探りで闇の中を進む。
 あてもなく、助けもなく、
 そう、あの致命的な一撃が加わるまで。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 それは浩平の目に見えていたわけではない。ただ、その映像は視覚を通り越して
浩平の頭の中に息づいていた。

 信じられないような絶望に涙も出ない。いや、その時はすでに涙を流す必要すらなかったのだ。心が警告する声が聞こえたような気がした。もう死ぬしかない。これ以上の苦痛には耐えられない。心が生き残るためには速やかな死が必要だと、訴えていた。
 止めるものはなかった。死は常に自分の側にあったのだ。自分が完全に失われてしまう前に、本能が呼び起こす緊急避難。神も、悪魔も、誰も咎められまい。それはまさしく、そうするしかなかったのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 いつ果てるとも知れない闇の中で、浩平は見た。
それは闇の虚ろに漂う少女の姿だった。
「ひかり?」
 少女は振り向かない。かつて強く意志を湛えていただろうその瞳はもはや何も映さず、ぼんやりと空を見つめていた。悲しみも希望も何もかも、彼女に関係がなかった。
 生きながらにして生の権利を放棄した者の末路だった。彼女は弁明するだろうが、そのどれもが空しい。泣き言を聞く者はいない。神でさえも。
「ひかり!」
 浩平は再度、強く呼びかける。狭間の世界に浮かぶ存在に、なぜ浩平はかくも必死になるのだろうか。それは本人にもわかっていない。
「ひかり!!」
 浩平は闇を伝って彼女の元まで行こうと試みたが、あまりにも濃い闇に阻まれてそれは叶わない。必死で闇をかき分けても、それは濃くなるばかりなのだ。
 浩平の呼びかけにもひかりは眉一つ動かさず、そのままさらに深い闇の中へと沈んでいきそうだった。
「手を伸ばせ!」

 悲しみに涙も出ない。
 それはすでに死んでいるということだった。
 だったらあの時に何ができたのか。

「闇をかき分けろ!」

 死ぬ以外になかったのは、それは、生きたかったからだ。

「俺の手を掴め!ひかり!」

 死ぬ以外に生き残る方法がなかったのだ。
 たとえそれが、さらに絶望的な死の始まりだったとしても。
 だから私は、今でも希望にすがっている。

「ひかり!!!」

 希望。

「ひかり・・・」

 それは・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「うおおおおおおおお!!!」
 浩平にかかっていた心電図やその他計器類は何も異常はなかった。浩平はなんの異常もなく眠っていたのだ。それがなんの脈絡もなく跳ね起きたものだから、計器の方が逆に気絶してしまいそうだった。
近くにいた医師も偶然側にいた親友の住井も、目の前の非現実的な光景に唖然としていた。なにせ起きあがるはずのないものが突如として起きあがったのだ。年輩の医師は唖然とするばかりで、浩平の突拍子もない行動にいつも付き合っているはずの住井でさえも、目の前の出来事が現実であるかどうか、理解するのにしばらく時間がかかった。
「う!?どこだここはなんだこれは!?」
 浩平は吊られている自分の腕を動かそうとしたが、吊っている機材がぎしぎしと動くだけだった。微かに冷静さを取り戻した浩平が自分の様を見やると、足も片方にギプスが巻いており、胸や首にもなにかしらの拘束具が付けられていた。
「住井!こりゃどーいうーことだ!?」
 近くにいた親友、わざわざ見舞いに来たのか律儀に付き添っている、に怒鳴りつけた。住井はまだ朦朧としながらも、どうにか浩平に応対した。
「お前、そーとーひどいケガを、したんだぞ。危うく死ぬところだったんだからな!」
 一気にまくし立てた親友の言葉すら途中で遮るように、浩平はさらに問いかけた。
「おい、今はいつだ?」
「あ?」
「あああ!!俺が倒れてからどのくらいたったんだ!?」
「あ、ああ・・・お前が倒れたのが昨日の夕方だから、今はその次の日の夜だな」
「夜!?」
「おう。お前は丸一日とちょっと眠ってたことになる」
「うおりゃあああああああ!!!」
 動けないように浩平を縛り付けていた胸の拘束具が音を立てて外れる。その時に胸に強い痛みを感じたのは、おそらく肋骨も何本か折っているからだろう。
「うおっ、信じられん!」
 満身創痍の浩平のどこにそんな力があるのだろうか。体を縛る拘束具をはね飛ばし、こともあろうに自力で起きあがったのだ。住井は止めることもできずに、立ちつくすことしかできなかった。
 しかし浩平の気合いも長くは続かない。体に走る現実的な痛みに意識が遠くなる。少し歩いただけで浩平はすぐその場に倒れ伏した。
「おい、動くなつってんのに・・・」
体に不釣り合いなほど大きいギプスを填めて歩こうとする浩平は、まるでできそこないのモビルスーツのようだった。住井は医師と共に浩平を押さえつけようとしたが、どこからくるのか浩平は化け物のような力をふるった。誰もかも振りきって、浩平は病室を出ると自力で歩き出した。
「くそ・・・これじゃ学校までもたん・・・」
 腕を吊っていた鉄器具を松葉杖の代わりにしながら、浩平は薬品の匂いがたちこめる病院の廊下を這うように歩いていった。住井や他の医者に追いつかれないように必死で急いでいるのだが、その速度は亀にも劣りそうなものだった。
「助け・・・だめだ。とにかく、外へ・・・」
 浩平は重い体を引きづってどうにか病院の外に出ると、列をなしているタクシーの群の一台に目をつけて近寄った。
「おりゃあ!!」
 バリィ!!と運転席側の窓ガラスに鉄器具をぶちこんで割り、眠っていた運転手を叩き起こした。そのまま器具を喉元に突きつけるような形で、浩平は目的地を告げるとタクシーに乗り込んだ。後ろからは住井と医師数名が追ってきている。
「早く出せ!」
 一目見れば浩平が重病人だとわかるのだが、体中包帯で目を血走らせている浩平の姿を不運な運転手は人間として認められなかった。それはどこからどう見ても病院から脱走してきた謎の生体生物だったのだ。
「急げよ!」
「は、はい」
 タクシーは素晴らしい加速で、発車するとすぐに病院前の道路を突っ切って市街地に出た。あっと言う間の出来事で、住井の罵声も遙か遠くだ。
 そのまましばらく走り続けたが、外の様子がなにやら普段と違うことに浩平はすぐに気がついた。不安定な運転で揺れる車内から見ると、外はクリスマスの飾り付けで一杯だった。こちらの騒動などなにも知らない恋人同士が肩を絡ませ、派手に彩られた街並みを歩いていく。浩平は、今日が聖夜だということをすっかり忘れていた。
「今日はクリスマスか・・・」
 なにがあったのかは知れないが、13年という年月を救いのない闇の中で過ごしてきた少女。ひかりがまだ図書室にいることを、浩平は強く願っていた。もしもこれ以上の闇に呑み込まれれば、ひかりは真の意味で地獄へ行かなければならなくなるだろう。
 だが今日は聖夜だ。奇跡には申し分のない日。神様が、全ての人を幸せにしてくれるはずだ。もしも神様が理不尽な存在でなければ、必ずひかりを救ってくれる。
 不信得者の浩平も、今ばかりは身も心も神に捧げ必死で祈り続けた。
「つきますよ、お客さん・・・」
「ああ、悪かったな」
 それまで必死にとばしていたタクシーが次第に速度を落としていく。のろのろと学校の裏門までたどり着くと、歩道に寄せる形で停止させた。慣性の法則で浩平の体が思わず前屈みになる、その衝撃でまた肋骨が痛んだ。
「料金は・・・」
「い、いや結構ですよ。メリークリスマス!」
「ああ、悪いな」
 運転手は気の利いた挨拶と共に再びハンドルに手をかけると、小動物のような勢いで車を反転させて去っていった。
 それまでの騒々しさが去り、浩平の回りには有無を言わさず静寂と夜のとばりがたれこめ始めた。ひかりに危機が迫っているせいか、学校全体が悲鳴を上げているように、どこか悲しげで、苦しげだった。
 浩平は激痛が走る足を引きずるように、裏門を通って学校の敷地へと入っていった。
「・・・寒い!」
 浩平はそこに足を踏み入れた途端、言いようのない寒気に身を震わせた。ただの寒気ではない。魂までも凍てつかせるような、恐ろしい冷気だった。
「急がないと・・・」
 浩平は鉄器具を杖にして止まらずに歩いた。
 この時間では昇降口は絶対に開いていない。だがこの状態で職員室を通るわけにもいかない。となればやはり、強引に通過するほかなかった。
「警備会社が飛んでくれば・・・それで終わりだ」
 図書室へと続く渡り廊下の扉。鍵は単純な構造なので、ガラスを割りさえすれば中に入れる。だがこの扉のガラスは特別に厚く作ってあるため、割っている最中に宿直の教師に見つかりでもすればそれでも終わりだった。
「神様、頼むぜ!」
 さっきからずっとお世話になっている鉄器具を再度振り上げる。ガラスに対して垂直に構えると、渾身の力を込めて打ち下ろした!
 バリ!
 バリ!
 バリ!
 打ち付ける度に浩平の体には堪えようのない痛みが走った。痛みの奔流に体が痺れ、うっかりすれば気を失ってしまいそうだった。浩平は唇を噛みしめて気を保たせながら、ガラスを打つ力だけは緩めなかった。
 バリ!
 バリィ!
 カシャアア!
 何度目かの一撃でついにガラスは砕け散った。浩平は右腕に填めたギプスで回りの破片を取り除くと、健在な左腕を伸ばして鍵をまさぐった。
 ガチャ・・・
「よし・・・」
 浩平は全体重をかけるようにして扉を横に開くと、再び鉄器具に寄りかかりながら、今度は図書室を目指した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 浩平は歩いた。それは僅かな距離のはずだったが、浩平には果てしない旅のように思えた。図書室へ続く廊下はこれまで何度となく通ってきたはずなのに、その時は違った。そこはこの世の領域ではなかったのだ。
 冷たく生気のない闇が浩平の体にまとわりついてくる。それは力では振りほどけない。浩平はただ正気を手放さないことに必死だった。少しでも取り乱せば、すぐにこのおぞましい闇に呑み込まれてしまうだろう。

 ひかりは、13年の間ずっと、この闇と戦い続けたのだろうか?
 足を踏み外せば闇に墜ちていく危険を、13年もの間、耐えてきたのだろうか?
 俺ならば、耐えられない。
 何が、彼女を支えたのだろうか?
 強い願いはなんだったのだろうか?
 
 片足は地獄に到達しているのだろうか。浩平の足下はすでに、闇に包まれて見えなかった。この足の下がどうなっているのか、恐ろしくて浩平は確認できなかった。
「はあ、はあ・・・」
 長い長い道のりだった。だが辿り着いた先も楽園ではない。浩平はさらに深い闇の中へと分け入らねばならなかった。
「来たぜ・・・」
 重々しい図書室の扉を、重々しい音を響かせながら開く。浩平は大きく息を吐くと、そのまま躊躇せずに図書室の中へと入っていった。
 暗くて中が見えないのだと、浩平は思った。反射的に電灯のスイッチに手を伸ばす。これまで訪れてきたなかで、スイッチの位置は完全に覚えて間違うはずがなかった。しかし、それはどこにも見つからない。
「・・・?」
 浩平は次の瞬間、恐ろしい事実に直面した。伸ばした腕が戻ってこないのだ。何か強力な力に押さえつけられているように、浩平の腕は伸ばしたまま、まったく動かなくなっていた。それに気づいた時はもう遅かった。浩平は自分の体重を感じることができず、立っているのか宙に浮いているのかわからなかった。目の前もまったく見えず、浩平の視界は闇に閉ざされていた。
「あああ・・・!!」
 それでも悲鳴は上げられない。悲鳴を上げたら最後、この闇に呑み込まれて二度とは戻ってこれないだろう。浩平はギリギリにまで追いつめられた精神力をさらに奮い立たせ、必死で闇に抗った。
「ひ・・・ひかり!!」
 浩平は愛する者の名を呼んだ。この闇の中心にいるはずの者の名だ。
「ひかり!!!」
 意志の力はそのまま、闇をかき分けるための力だった。浩平は自らを奮い立たせると、必死に闇をかき分け、中心を目指した。
「ひかり・・・」
 浩平は発見した。闇の中心で、膝を抱えて泣く少女の姿を見た。
 中心は異様に闇が濃い。それがひかりから発せられるのか、それともひかりに集まってきているのかわからなかったが、その闇は浩平の侵入を強く拒んだ。
「ひかり!!」
 浩平は手を伸ばす。泣いたまま、こちらを見ないひかりの元へ伸ばす。あまりにも深い闇の中へ浩平は手を伸ばした。
 冷たい感触を、確かに浩平は感じた。恐ろしい渦に触れた浩平の頭の中に、ひかりの意識が強烈に流れ込む。浩平の意識も、それを追うように自らの中に消えた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 遠くに感じるよ・・・。
 それまでずっと側にあったものなのに。
 次から次へ、私の元を去っていった。
 私の心は、使い捨てられてぼろぼろだ。

 私は、誰のために生きていたのだろう。
 強く生きていたかった。
 何度、死のうと考えたことか。
 それを振り払って生きてきたというのに。
 
 誰も私に見向きもしなかった。
 使い終わった物を見るように。
 私の元を離れていった。
 私の悲しみも、絶望も、みんなみんな何もかも、もう意味がなかった。

 できることは一つだった。

 
 部屋中に飛び散った赤い血の海。もちろんそれが見えたわけじゃない。でも血の飛び散る様は天国へ続く虹を架けた。うっすらと軽くなっていく感覚は天国へ昇る羽が生えたからだった。薄れる意識の果てには、楽園が見えていた。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「でも、楽園なんてなかった・・・」
「手を伸ばせ!」
「私、生きたかったんだ。生きたかったから・・・」
「届かないぞ!もっと手を伸ばせ!」
「生きたかったから、死んだんだ・・・」
「もう少し、もう少しだぞ・・・」
「もう一度、好きな人と・・・同じ光を・・・見たかった・・・」
「力を抜くな・・・」
「浩平!」
 浩平はひかりの手を強く握って引き寄せると、力の限り抱きしめた。確かな感触と体温が、互いを暖めた。闇を振り切るように、強く強く、抱き合っていた。
次第に闇が、潮をひくように二人の側から離れていった。
「浩平・・・」
「もう大丈夫だぞ、ひかり」
「うん・・・」
 誰もいない図書室の中で、二人は抱き合っていた。辺りには闇のきしむ音はもう聞こえない。厳かな虫の声が聞こえるだけだった。
 それから日が昇るまで、二人は寄り添い続けた。言葉は必要なかった。ただ、最も近くにいるお互いの存在をこれ以上なく感じていた。それだけで十分だった。
 二人はたちこめる闇を振り払い、この聖夜のもと、最も強く結ばれた。何人にも犯しがたい空間と時間。一晩の間、そこは二人の楽園だった。
 そして日が昇って、ふと目を覚ましたとき、浩平の側にもうひかりの姿はなかった。それは自分から去ったのではなく、この世のどこにもいなくなったのだということが浩平にもよくわかった。聖夜が明けたすぐの朝日、その向こうにひかりが飛んでいく様が、浩平には見えるような気がした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<エピローグ>

 自慢ではないが、その後の浩平の生活は怠惰を極めた。終業式の後に待っていた冬休みと正月を、みなしごの男達と共に酒池肉林のなかで過ごしていた。連日連夜の大騒ぎ、浩平が半ばやけくそであったことは、誰も気づかなかった。
冬休みが終わる頃には、大量の酒瓶と花札、麻雀その他の怪しげな玩具が軒を連ねた。
 デタラメな冬休みを過ごした浩平が、始業式の朝に起きあがれるはずがない。お節介焼きの幼なじみが、酒臭い浩平の砦に分け入ってきたことにも、当然気づかなかった。
「さっさと起きろー!!」
 昨晩も飲んでいたのだろうか。浩平はまだ酒の抜けきってない顔をしていた。
「うぃ・・・長森ぃ?」
 浩平の視界はまだぼやけていた。それでも強引に目を開いて布団を剥いだ張本人を見やった。他の誰でもない、幼なじみの長森瑞佳その人だった。
「なに、意外そうな顔してるんだよ」
 それは本当に意外だった。終業式前にあれだけ派手にケンカをして、しかもその後浩平は一言も謝っていないのだ。今度こそ本当に愛想を尽かされたものだと、浩平は思っていた。
「あれくらいで私は怒らないよ。浩平と違って大人だからね」
 幼なじみはそう言って、着替えと鞄を手渡してきた。それを無言のまま受け取ると、またしばらくベッドの上でぼーっとする。
「ほら!早く着替えなさいよ!」
「・・・お前がいたら着替えられないだろ」
「あ・・・ああ、そうだね」
 瑞佳が部屋を出て行きかけた。その時、振り返って浩平に向き直る。
「ねぇ、浩平」
「ん?」
「ひかりとは・・・どうなったの?」
「んー・・・さぁな」
「・・・・・・」
 瑞佳はきょとんとしたようにしばらく浩平を見つめていた。それでも後ろを向いて、もう一度思い立ったように振り返った。
「そんなことだろうと思った。なら本当にもう少しだけ、私が側にいてあげてもいいよ?」
「着替えるぞ・・・」
 瑞佳は部屋を駆け出していった。次第に足音が遠くなり、部屋には元の静けさが戻ってくる。
「ふあああああ・・・・・・いい天気だ」
 心地よい風が部屋の中に舞い込んだ。その風は遠く、ひかりのいるはずの場所から送られてきているのではないかと、浩平には思えた。
 風はそよそよと部屋を舞い終わると、机の上に置いてあった本の表紙を、微かに浮き上がらせた。それはひかりと出会った時の、あの本だった。

<紅の羽 終わり>
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 ぷひーーーーーーーーーーーーーー・・・・・。
終わった・・・終わった・・・終わった・・・。
ちょっと謎を残しましたが、残したままにします、はい。
 WTTSさん、ポン太さん、犬二号さん、感想ありがとうございました。

>WTTS氏、犬二号氏
 浩平のガラの悪さ・・・うぅむ。展開上はあれでいいんですが、まあちとやりすぎたかもしれません。精進します・・・。
 
 どうでしたでしょう最終話。うがー、私はもうぐったりです・・・。
 では、ここまで読んでくださった皆さんに深い感謝の意を捧げながら・・・お休みなさい。