☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ これまでのあらすじ 突然ながら、俺(折原浩平)達は遭難した。住井の口車に乗ってしまったのが 運のツキ、幸い(無人島ではあったが)陸にたどり着いたが、クルージングがサ バイバルに変わってしまった。はぐれた6人とも再会し、やたらと都合よく存在 した便利な住居に住む事にあいなった。 それなりに無人島生活にも慣れ、昨日の夜は宴会に。 だが!! しかし!! 宴会を途中退出した長森に酒のいきおいでキスされる、というハプニングが発 生!! 幸い(?)誰も気付いてないようだし、長森もさっぱり忘れてるよーだが…… これからどうしようか……? ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ >折原浩平を疑う里村茜 ……どうも最近(というより今朝から)、浩平の様子がおかしいです。 今朝話かけた時も、妙にビクッとした後、 「昨日の長森? い、いや、何もなかったぞ!! これ以上ないってくらいに全く何も全然ちっともさっぱりはっきりカケラも天 地神明に誓ってジッチャンの名にかけて、ついでに清水の舞台から飛び降りて青 森のねぶた祭に参加して、北一色が卓手楠賞とるくらいに有得ないぞ!!」<本 当にありえんね(^^)> 「……後半、わけがわかりません」 「と、ともかく俺は忙しいから……!! じゃ!!」 ……それで逃げてしまいました。 「…………………………………………………………………………………………」 ……気になります。 ……あやしいです。 ……調べる必要があります。 ……やはり、本人に聞くのが一番ですね。 その後で、ほかの人にも聞いてみましょう。 ☆茜ちゃんの証言ファイル☆ ☆case1.「長森瑞佳」 「え、浩平? ……そういえば、今朝はヘンだったよね。 いつもヘンって言えばそれまでだけど……。 なんか私の顔を見るなり逃げ出すし……。 え、昨日の夜? あは、ごめんね。 私、昨日の事全く覚えていないんだよ。 1杯目でかなり酔いがまわっちゃって……」 ☆case2.「深山雪見」 「折原君? 今朝は会ってないけど……? 昨日の夜? 酔い潰れちゃった瑞佳ちゃんを部屋まで送らせたけど? ……そういえば、あの後戻って来なかったわね。 折原君も酔い潰れちゃったんじゃない? ……私? 私はみさきの世話で手いっぱいだったから……」 ☆case3.「南明義」 「え、ぼ、僕に話ですか!? ど、どうぞ、汚い所ですが、かけてください!! え? 昨日の折原? さぁ……よくは……。 あ、それよりも眺めのいい場所を見つけたんで、今度2人で……。 ……って、あの、里村さーん…………んん(←ドップラー効果)…………」 <ちなみに最後らへんは涙声。そのうちホントの泣き声に> ☆case4.「柚木詩子」 「あ、茜!! ちょっとかくまってくれない? 今、住井君に追われてて……。 昨日の折原君? ゴメンね、酔っててあんまり覚えてないのよ。 え? 追われてる理由? ちょっと落書きしただけよ。 何を書いたのかって? もちろん、『象』よ」 ☆case5.「住井護」 「あ、里村、柚木見なかったか!? ……見てない? そうか……。 どこだー、柚木!! もう逃げられんぞ!! ……昨日の折原? 俺はよく知らないが……? 何、長森さんと一緒だった!? くそっ、折原ー、貴様もどこ行ったー!!」 ☆case6.「椎名繭」 「みゅー? ……こうへい? ……しらないもぅん……」 ☆case7.「上月澪」 『知らないの』 …………………………………………………………………………………………。 『本当なの』 ・ ・ ・ ……これらの証言からわかる事は…… 1.浩平は昨夜、何かやましい事があった。 2.長森さんは昨夜、浩平と一緒にいた。 3.昨夜の事を知る者は、浩平以外にいない。 4.「やましい事」には長森さんが関連している。 5.浩平は昨夜、宴会に戻って来なかった 6.長森さんは昨日の事を覚えていない。 7.住井君は昨夜、詩子に「象」を落書きされた。 ・ ・ ・ 「……『7』、削除……」 ……あやしすぎます……。 ……昨夜、2人にしてしまったのが失敗でした。 ……浩平に聞いてもマトモに答えるはずがありませんし……。 ……とりあえず、スパイが必要です。 候補1.「柚木詩子」 ……ダメです。絶対に面白がります。一番信用はおけるんですが……。 候補2.「住井護」 ……ダメです。長森さんが絡む以上、冷静ではありません。有能そうですが… …。 候補3.「上月澪」 ……ダメです。簡単に浩平に言いくるめられそうです。 候補4.「川名みさき」 ……ダメです。食べ物で買収されそうです。 候補5.…………………………………………………………………………………… 「……さ、里村さ〜ん……」 ……南君です。 ……困りました。はっきり言えば、今はジャマです。 ……でも、スパイにはうってつけかもしれません。 ……あまり頼りにはなりそうもないですけど。 「……南君。ちょっとお願いがあります」 「ええっ!?」 「……迷惑ですか?」 「い、いや、そんな!! 里村さんの頼みとあらば、この『漢』南、たとえ火の中水の中ですよ!!」 私は事情を説明しました。 「……は? 昨夜の折原? ……なんでそんな事を?」 ……私は適当に誤魔化す事にしました。 「……しっ! ……ブラックメンに盗聴されてる恐れがあります」 「ブ……ブラックメン……?」 「これは国防上、極めて重要な事なので、わかり次第私に報告してください」 「う……うんっ」 ……これで一応は大丈夫なハズです。 あとは結果待ち、ですね。 まぁ、ダメでもともと、ですから。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ >考える南明義 里村さんに頼み事をされた里村さんに頼み事をされた里村さんに頼み事をされた 里村さんに頼み事をされた里村さんに頼み事をされた里村さんに頼み事をされた 里村さんに頼み事をされた里村さんに頼み事をされた里村さんに頼み事をされた 里村さんに頼み事をされた里村さんに頼み事をされた……………………!!! 先程から僕の脳裏にはこの言葉しか浮かんでこない。 これはつまり、「里村さんは僕を頼りにしている」という事に他ならない!! 他の誰でもない、この僕を!! その証拠に、 「私には……南君しか頼れる人がいないんです!!」 って言ってたし。<南はかなり暴走中です。真に受けない様に> それで、成功した暁には…… (妄想中) 「……南君。ありがとうございます」 「いやいや。これくらい、里村さんのためなら大した事じゃないよ。 はっはっは」 夕日に輝く僕の白い歯。 <注:画面はハメコミ合成です。実際の商品とはやや異なる場合があります> 「では……報酬を」 「いや、いいんだよ、報酬なんて。 僕にとっては、キミの笑顔が最高の報酬さ」<←自己陶酔中> 「……でも、それでは私の気持ちがおさまりません ……ですから……」 「まぁ、キミがどうしてもというのなら……。 断わるのもかえって失礼だね」 「報酬は……私です……」 「ええっ!!?」 「受け取ってください……私を……」 「しかし……いけないよ里村さん。僕らは高校生なんだから!!」 「実は……ずっと前から愛してたんです。 ……もっとも、とてもそうは見えなかったでしょうけど……」 「ああ……とてもそうは見えなかった……」<←悲しい自覚> 「お願いします……受け取ってください!!」 「わかったよ……キミがそうまで言うのなら……」 「明義さん!!」<←暴走最高潮> 「飛び込んでおいで!! 僕の胸に!!」 <いつもより妄想長いなぁ……> ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ >南と同じ植物採集班の深山雪見 「ちょっと」 「ああ……マイ・スウィート・エンジェル……」 「もしもし?」 「オッケー、ハニー……」 「あのー」 「Come on!! Baby,let’s go……」<ついに英語> 「……………………………………………………………………ダメだわ、こりゃ」 ……さっきからどうも夢の世界の住人ね。 バシャール(宇宙存在)と会話でもしてるのかしら? いつの間にやらチャネラー(チャネリング(=宇宙人と交信)する人)になっ ちゃって……。 仕方がないから、喝を入れてあげましょう。 「演劇部秘奥義・天上天下真紅蓮崩拳!!」 <天上天下真紅蓮崩拳……演劇部々長のみに代々伝わる幻の秘拳。当然、一子相 伝。初代部長・浅沼雫嬢により創始され、今に受け継がれる。この拳のもっとも 恐るべき所は、部長の代により手数が増えていくという点にある。つまり、10 代目部長は、10通りの手数を持つことになるのだ……> <参考文献:民明書房刊「演劇部〜血と炎の抗争史〜」より抜粋> 鉄山●をたたき込み、龍●乱舞から竜巻●風脚でふっ飛ばし、バーン●ックル で焼き払い、●山昇龍破で空中に叩きだし、●天剣舞・六連で切り刻み、●どん 波をくらわせ、通背●で内部破壊し、無●波でダメージを与え、経●秘孔を突き 、首筋に地獄の●頭台を入れ、シャイニング●ィンガーをたたき込み、(中略) 最後にドラ●・スレイブで消し去った。 <どれが誰の技か全部わかった人へ――Oh,you’re Great!!> 「―― 完 ――」<終ってどーする> 「南君だし」<そだね><両者の合意により和平調停がなされた> 「…………な…………何を……?」 「そんなっ!? アレをくらって生きてるなんてっ!?」 「……こ……殺す気……だったん……ですか……? ……と……とりあえず……ファイティング・ポーズは……やめて……」 「冗談よ、もちろん」 「……や……やっぱし……川名せ……んぱいの……親友……」 ……私は南君の頭を思いっっっ切り踏みつけた。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ >数分後、復活した南明義 「……はっ……」 「あら、生き返った?」 「はい……走馬灯の様に思い出が甦りました……」 「あ、そう」 「…………川の向こうで死んだお爺ちゃんが呼んでました……」 「貴重な体験ね」 「…………」 ……どーせ僕が何言ったって聞いてやもらえないんだ……。 ……どーせ世界は結局は悪化して行くんだ。 陽子は崩壊し、熱は拡散し、離婚と犯罪は増加し、無実の和平主義者は牢獄に 入れられ、麻薬が蔓延し、環境は汚染され、貧困はなくならず、権力者は法の網 をくぐり抜け、朝食のパンはバターを塗った方が下になって落ち、菓子を持って 行った日に限って風紀検査があり、里村さんの写真を入れた定期入れは職員室に 張り出されるんだ……。<後半は体験談> ……永遠なんてなかったんだ……。 「……はあるよ……」 ……今、突然何か聴こえた様な……げ、幻聴だよな。そうに決まってる、うん うん。 ……は、ともかく、どうしようか? ……真正面から折原に聴く……僕がそんな事尋ねる必然性がないし……。 うーん……。 「悩んでるようね」 深山先輩が尋ねてきた。 「え? あ、はい」 「いい? 愛というものは、力で勝ち取る物なのよ」 「力で……」 「そう。男なら、まず行動で示してみなさい」 さすがに先輩、いい事言うなぁ……。 「演劇部口伝・第32章8節にもこうあるわ。 『孤独な笑みを夕日にさらして背中で泣いてる男の美学』と……。 男は行動で語らなくちゃね」 「……それ……どっかで聴いた気がするんですけど……」 「また、第21章4節にはこうあるわ。 『認めたくないものだな……自分の若さ故の過ちという物は……』と……」 「…………うち(の高校)の演劇部って一体……?」 「そのときは、 『そんな大人、修正してやる!!』と……聴いてる?」 「……え。……ええ、も、もちろん……」 ……またアレは食らいたくない。 そのとき、なんの前ぶれもなく名案が浮かんだ。 「これならうまく行くかもしれない……」 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 根性の9作目。あと3〜4回くらい……と思いたい……。できたら3回で済ま す予定。夏休み前には終らせんと……。 ああ……キャラが変わっていく……(T_T) ついに茜まで……最後の砦が瑞佳だけか……いつまで持つやら……(笑)。 茜ファンからコンピューターウィルスとかカミソリメールとか送られてきそー 。なんか、成行きでこーなっちゃったんですよ〜。許してお願い。 雪ちゃんの暴走ぶりが頼もしい今日この頃です あ、ちなみに初代部長・浅沼雫の名は、雪ちゃんの名前をちょこちょこっと変 えてみただけです。あまり深いイミはないです。 ★かんそー★(どっからだったっけ……? 今一つ自信が……) ★WTTSさん >「茜!茜!茜!(第22投稿)」 な……中島みゆき(笑)。 暗いワリにアツイ曲が多いですよね。でも元歌知らない……。 私はPart3が一番好きです。「約束は守ってねきっと戻ってきてくれます ね」って所が泣かせます。 ★はにゃまろさん >「雨がやんだら」 降りやまない雨の中、永遠に過ごす少年……すごいです。私には思いつきもし ません。 日記形式な所もいいですね。 >カレーパンとオニギリを分解してチャーハン >3点。 ……10点満点ならともかく、100点満点だったら……(笑)。 >いつか、雨がやんだら やんで欲しいような、やまれると困るような……(笑)。 ★から丸さん >「幻想猫の魔法第六話」 わ〜い、続きだぁ〜♪ >顎が痛い >段ボール一箱 >倍率 >完全デスマッチ >速さが命 ………………「仏でわっしょい」って一体……?知りたいよーな知らんほーが 幸せなよーな……(笑)。 >BGM:花火 「♪乗るかそるかしょ〜ぶ♪」 マスターが澪……ナイスキャスト(笑)。他の誰でもあの味はでないでしょう ね。 詩子が可愛い!! 最後の所なんかもーサイコーです。 ★Matsurugiさん >「おねめ〜わく ふたたび…」 >「おねめ〜わく ふたたび… 続き」 おおっ、こっちも続きだっ!! このSSのほのぼのとした感じが私はかなり好きです。 ななぴー&しいこってコンビはかなり面白いですね。私も今度……あれ?1回 やってた。なのにあんまり面白く……ううっ、考えんどこー。 ★雀バル雀さん >「翔べ!必殺うらごろし? 夏の2時間スペシャル第136話」 >『乙女岩石落し』 >『乙女人間風車』 >『乙女椰子の実割り』 なんかスッゴク見てみたい……けどその代償は「命」っぽい……(笑)。 あれ、136話ってことは、前回のとは前後編なのかな? >「苺しぇいく!」 ポニ子ちゃん、いろんなイミでピーンチ(笑)。 ナニが起こっても、温かい目で見守っていてあげよう(笑)。 ぬぅ、限界。時間がねぇ〜(T_T)。そろそろ行かんとマジで殺られる…… 。続きはまた次回にでも……。 ではでは〜。 P.S. ★シンさん、「かんにんえ」ってどんなのですか? ★SOMOさんへ メモ帳のタイトルは「我が愛と青春のメモリアル」です。 その日その日の感動を書き留めてあります。 ★変身動物ポン太さんへ >この異様な光景に気付けよ、通りかかった船 実は気付いたんですけど、アレ見て関わるのがイヤで逃げたんです(笑)。 >「O」で何をやったのかという事。何したんだろ? それは聴かないで(笑)。<思いつかなかったんだよぅ> >爆乳化に成功した理由 >・・・・最後から二つ目が決定的な理由では!?(笑) く……そ、そんなことは……。<ナゼわかった……!?> >「激突!!」最新作制作中です。 おお!? ヤル気マンマンっスね!? P雪ちゃんの出番に期待大!! ぐぁ、ヤバい! 時間が時間が〜!!